タスク管理はしても、しなくても、対象にタスク管理性を見いだせることに変わりはない
rashita.icon仮にその人が「タスク管理できるようになりなさい」と自分よりも上の立場の人に言われた場合は、どうするのが良いのでしょうか。いや、この聞き方は違うな。
仮にその人が上司から「タスク管理できるようになりなさい」って言われたんだよ〜、と玄武さんに言ってきたら、どう答えますか、というのが聞きたい質問に近いですかね。
というもの、上の話は「結局、他人の人生について言えることはない」という話であって、タスク管理とは何か、を探究する手がかりにはなりにくいのではないか、と思ったからです。
逆に言えば、そういうシチュエーションをあえて考えてみると、タスク管理とは何かが少し明らかになるのではないかと思った次第です。
玄武.icon
「タスク管理できるようになりなさい」が何に対しての判断なのか、「タスク管理ができていない」が具体的にどんな事象を指しているのかを知りたいです。
そのために客観と主観を確かめたいです。
客観とはありていにいえば現実
ブラックな環境にいて、押し付けられているだけなのか、それとも本人のタスク管理不足なのかといった判断
主観とはありていにいえば自分の頭の中
言われた本人が自分もタスク管理をしたほうがいいと思っているのか、本人はタスク管理をしたほうがいいとは思っていないのか。
客観に「タスク管理をしたほうがいい・しなくてもいい」と主観に「タスク管理をしたい・しなくてもいい」の四事象に分けます。
https://gyazo.com/85f8d55d465cfb1e6553e52d8d533447
第一領域
客観
タスク管理をしたほうがいい
主観
タスク管理をしたい
客観的にも主観的にもタスク管理をしたほうがいい
これは、もうどんどんタスク管理をしていき、タスク管理の手法について考えましょう。
第二領域
客観
タスク管理をしたほうがいい
主観
タスク管理をしなくてもいい
周りからみるとタスク管理をしたほうがいいのになあと思うのに、本人はタスク管理をしなくてもいいと思っている。
これは、玄武.iconならタスク管理をやらなくていいんじゃないかなあと思います。
ただ、「タスク管理ができていない」が具体的にどんな事象を指しているのか聞いて、例えば段取りが悪いようなときに、リマインダー(アプリ)の使い方をアドバイスしてあげたりといった間接的にタスク管理に意識を向けたら?と言う思います。
第三領域
客観
タスク管理しなくてもいい
主観
タスク管理したほうがいい
周りからみるとタスク管理をしなくてもいいのになあと思うのに、本人はタスク管理をしたほうがいいと思っている。
いわば、趣味のようなものでしょうか。この場合も、第一領域と同じでどんどんタスク管理をしていき、タスク管理の手法について考えましょう。
第四領域
客観
タスク管理しなくてもいい
主観
タスク管理しなくてもいい
周りからみるとタスク管理をしなくてもいいのになあと思うし、本人はタスク管理をしなくてもいいと思っている。
これも第二領域と同じで玄武.iconならタスク管理をやらなくていいんじゃないかなあと思います。
タスク管理
楽しく生きるという土台の上にあるタスク管理
〃 ないタスク管理
つまり
楽しく生きて「いる」のならば、タスク管理をしても、しなくてもいい。
楽しく生きて「いない」のならば、楽しくいきるための技術に目を向けてもいいのではないか。
上記であるとしても、客観として対象にはタスク管理性があることにかわりはない。
以上が、すべてのことはタスク管理であるという仮説と両立します。
質問に対する答え
タスク管理はしても、しなくても、対象にタスク管理性があるを見いだせることに変わりはなく、楽しく生きて「いない」(楽しめていない)のならば、楽しくいきるための技術(の一つとしてタスク管理)に目を向けてもいいのではないかというのが玄武.iconの答えになります。 ぷーあるちゃ.iconタスク管理性の性が意味するところは、対象にもともと含まれている性質という意味合いで良いでしょうか。
玄武.icon対象に含まれる性質にタスク管理性を見出すといったものの見方・考え方の一つだと玄武.iconは考えています。
そうですね、『タスク管理はしても、しなくても、対象にタスク管理性があることに変わりはない』というよりも、『タスク管理はしても、しなくても、対象にタスク管理性を見いだせることに変わりはない』が正確かもしれません。