等長写像
距離函数を保つ距離空間上の写像
定義
任意の距離空間$ (X,d_X),(Y,d_Y)にて、以下を満たす写像$ f:X\to Yを等長写像という
$ \forall x_1,x_2\in X:d_Y(f(x_1),f(x_2))=d_X(x_1,x_2)
norm線型空間なら$ \forall x_1,x_2\in X:\Vert f(x_1)-f(x_2)\rVert_Y=\lVert x_1-x_2\rVert_Xとも書ける
加えて、$ fが線型写像なら
$ \forall x_1,x_2\in X:\Vert f(x_1)-f(x_2)\rVert_Y=\lVert x_1-x_2\rVert_X
$ \iff\forall x_1,x_2\in X:\Vert f(x_1-x_2)\rVert_Y=\lVert x_1-x_2\rVert_X
$ \iff\forall x\in X:\lVert f(x)\rVert_Y=\lVert x\rVert_X
が成立する
https://ja.wikipedia.org/wiki/等長写像
上述の通り、等長写像はユークリッド空間の図形の間の合同をもたらすが、さらに一般に、リーマン多様体の間の等長写像(各点の微分が等長写像になるというように定義される。詳しい方の加筆を求む!)はその構造をすべて保存する。このような等長写像は運動と呼ばれ、運動の全体はある群をなす。
wikipediaで感嘆符が使われてるの珍しいtakker.icon
『ヒルベルト空間と量子力学 改訂増補版 (共立講座 21世紀の数学 16)』 p.67
#等長変換
#等長作用素
#等距離作用素
#2025-06-17 11:47:44
#2023-10-31 09:01:53