拳で深めるコミュニケーション
from 2019/02
拳で深めるコミュニケーション
コンテンツを詰めた麻袋を武器に河川敷で殴り合ってるイメージ(もちろん無言で)。 http://machikoma.tumblr.com/post/3346353430
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誰でもできるようになることで、多様性は増すか? /hysysk/参入障壁
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拳で深めるコミュニケーション
ひとが書いたものに書き加える行為は怖い についてのアンサーソング的な
かつて snj14 サンと話した内容です
以下、拳で深めるコミュニケーション - copy and destroy より
この対話には二つの軸があります
まずは、「場」の話
github的な場に正規表現とXPathの妖精(a.k.a drry)はうまれない。wedata(招待なし)やCodeRepos程度のフィルタリング(yappoさんにメール送る手間をかけれるか、どうか)だと妖精が生まれる。 https://twitter.com/snj14/status/11587195539
混沌の中からしか何かは生れないのか? github じゃなくて wedata や CodeRepos にある何かかなのか https://twitter.com/taizooo/status/11594622477
混沌からしか生まれない、っていうか、なんだろう、「どこまで性善説を前提に作れるか」みたいなところ? https://twitter.com/snj14/status/11595454608
「悪いことをされるリスク」と「それを防止するために失う自由さが生む色んな利点」のトレードオフ、とか、そんな感じ? https://twitter.com/snj14/status/11595615172
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/snj14/status/11587195539 これ、github対wedata,codereposで登録する面倒臭さがgithubの方が少し大きくて、その僅かな差が妖精にとって大きいのでは?という話です。なんでそういう話をしていたのかを言うと妖精に消さr https://twitter.com/snj14/status/11706001332
書き換えたり、書き換えられたりすることが許容される「場」についての条件の話(かな?)
この「場」についての話は、2019年の今の視点からであれば、違う理解がなされていると思う
母数の拡大であったり、分断化の話だったり
Scrapboxにおけるプロジェクトとはなんなのか
次にコミュニケーションの話
あー書き換えられる痛みとかそういうヤツか。たしかに drry に XPath ヤラれる痛みw https://twitter.com/taizooo/status/11594727515
オレ気がついてる事があって、書き換えられることに対する違和感とかよりも、じつは書き換えることに対する、なんていうか意識的なバリヤーが高いというかパワーが必要というか、一般的にはそういう感じみたい。人の土俵にドカドカ土足であがっていくのは怖いみたいな感じ? https://twitter.com/taizooo/status/11596792624
批評するのとは違うのね。批評みたいなのは自分のシマから出ないで、長距離砲でバンバンやるみたいなモンでしょ。あれは https://twitter.com/taizooo/status/11596986322
もっと懐に入っていって拳でガツっとやるみたいな感じなんじゃないかな。とっても痛いの。 https://twitter.com/taizooo/status/11597013075
あー、たぶん、痛いのって、殴る側もそうだし、殴られる側もそう。ただ、殴られる側が「ここなら10の力で殴ってもいいよ」っていう心構えをして、その心構え具合を読み取れる(そういう文化を知ってる)人が10以下の力で殴る(技術的なバックボーン必要)とお互い痛くない、ような気がする。 https://twitter.com/snj14/status/11597559960
1でも痛いから殴るな!(コピー・書き換え禁止!)って言ってるのに殴っちゃったり、5にして!お願い!って言ってるのに6で殴っちゃったりすると嫌な思いをする、のかなぁ https://twitter.com/snj14/status/11597709371
元々は、おたがいノーガードで敬意を持って10以上の力で殴りあう。というのがインターネットの流儀なんだろうな。たぶん(適当) https://twitter.com/taizooo/status/11613082716
拳で深めるコミュニケーション https://twitter.com/taizooo/status/11613092020
そういう文化への理解と、技術的なバックボーンか https://twitter.com/taizooo/status/11613230682
書き換えられる側の痛みだけではなくて、書きかえる側の痛みの話と、その痛みを前提としたコミュニケーションの形の話(かな?)
背景について書きます
インターネットで一番最初に覚えたのが XPath でした。AutoPagerize で次のページを繋ぎたかったから
wedata の前は infogami でそれがもう死にかけていたので誰かに頼むか jottit に textarea を切ってオレオレ SITEINFO を書くしかありませんでした
で wedata が出来てから勝手流で XPath を書き込み始めました
でも全然理解出来ていなくてコピー&ペーストと書き換えでやっていたので大きな事故を何回も起こしました
というくらいヤンチャだったわけです
で、そんな様子を見るに見かねたのか snj14 や os0x が手取り足取り XPath の真理を教えてくれたわけです
おそらく2008年くらいのことです
で、そんな流れのなかでのやりとりです(2010年)
2019年のからの視点
Wiki 的なものが持っている課題というのは2009年あたりから全然変わっていないのをみるにつけ、テクノロジーやシステムは発達しているけども、人間というのは変わらない、固定的だな、と思う
感情による部分が大きいのだろう
人間は感情の生き物である
ひとまず、以上です
コンテンツを詰めた麻袋を武器に河川敷で殴り合ってるイメージ
レベルを上げて手を動かして作ったもので殴れ
妖精的な活動は GitHub でも出来るんじゃないかなあと思っていて、例えば xuwei_k さんとか
xuwei_k さんは日本の Scala プログラマで、広範なプロジェクトに pull request を送った結果、"Scala ninja" とか "awesome functional programming robot" とか冗談半分にコミュニティから呼ばれています。これなんかはちょっと drry 性のある話だと思う。
@xuwei_k is literally a Scala ninja. He's always watching from the shadowy corner, ready to pounce with an incredibly helpful contribution.
https://xuwei-k.hatenablog.com/entry/20170531/1496180871
OH doesn't even have a commit from @xuwei_k yet, so not a serious Scala project
https://xuwei-k.hatenablog.com/entry/20170126/1485421936
@xuwei-k are you an awesome functional programming robot sent to us from the future? or are you a human?
https://xuwei-k.hatenablog.com/entry/20150919/1442669746
その他ランダムに思い出した話
Wikipedia は誰が書いているのか? http://www.aaronsw.com/weblog/whowriteswikipedia
When you put it all together, the story become clear: an outsider makes one edit to add a chunk of information, then insiders make several edits tweaking and reformatting it. In addition, insiders rack up thousands of edits doing things like changing the name of a category across the entire site — the kind of thing only insiders deeply care about. As a result, insiders account for the vast majority of the edits. But it’s the outsiders who provide nearly all of the content.
初心者は大事に
http://archive.linux.or.jp/readme.html#tako
それどころか, 知識や経験が無いために「タコ」が起こす誤操作や誤入力を利用した プログラムのバグ出しやそれに基づく改良, また「タコ」の自助努力の成果としてフリー公開された各種解説/入門文書, そしてこれを読んでもわからなかった「タコ」からの助力による記述の改善, こういった「タコ」たちによる努力は, 現在の(日本国内の) Linux の層を形作っている大事な要素でもあります.
実際に日本のLinuxコミュニティが優しいコミュニティだったかというと、うーん、どうなんだろう?