コンセプチュアル・スキル
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概念化能力
A 幅広く見て総合的に(個々をまとめて一つにする的に)判断する
B 論理や体系を組み立てる
Aまで(概念化するところまで)なのか、Bまで(知的生産する=他者がわかるところまで整える)なのか ggr
ハーバード大学のロバート・カッツが提唱した概念化能力のことを指す。一般的には、幅広い視野で物事を総合的に判断したり、物事の本質を捉えて論理や体系を組み立てる能力をいう。
「コンセプチュアル・スキル」とは、物事を多角的な視点で総合的に判断し、知識や情報などを体系的に組み合わせて概念化することで、物事の本質をつかむ能力のこと。「概念化能力」とも呼ばれます。米国の経営学者であるロバート・カッツ氏が提唱した「カッツ・モデル」のうちの一つで、企業のマネジャーに求められるスキルとして、「テクニカル・スキル(業務遂行能力)」「ヒューマン・スキル(対人関係能力)」「コンセプチュアル・スキル」の三つを挙げています
ただカッツは、そこでコンセプチュアル・スキルがどういったものかについてはあまり細かく述べていません。
この記事筆者は直観を推している
ほんとうに独自なものを生み出すには、ロジックを超えて、直観という飛躍が必要になります。その直観の世界のひらめきはコンセプチュアル思考が得意とする分野です
「わかる」ではない
「わかる」とは「分かる/解る」と書くように、物事を分解していって何か真理に当たることです。これはロジカル思考が担当する分野です。これに対し、コンセプチュアル思考は「起こす」思考です。
正解無きところにたたき台をつくる
正解値のない問いに、「概念を起こす」「意味を起こす」「観(=ものごとの見方・とらえ方)を起こす」。
この人は「起こす」と読んでいる
しっくり来るsta.icon*2
構成要素を挙げている
ロジカルシンキング(論理的思考) 物事を理論的に整理したり説明したりする能力
ラテラルシンキング(水平思考) 既成概念にとらわれることなく、自由に発想できる能力
クリティカルシンキング(批判的思考) 物事を分析的に捉え、思考する能力
多面的視野 課題に対して複数のアプローチを行える能力
柔軟性 トラブルに対しても臨機応変に対応できる能力
受容性 自分とは異なる価値観を受け入れられる能力
知的好奇心 未知のものに対して興味を示し、自ら取り入れることができる能力
探究心 物事に対して深い興味を示し、問題の深部まで潜り込める能力
応用力 ひとつの知識・技術を他の問題にも適用できる能力
洞察力 物事の本質を正しく見極める能力
直感力 物事を感覚的に捉え、瞬時に反応する能力
チャレンジ精神 困難な課題や未経験分野においても、果敢に挑戦し、行動を起こせる能力
俯瞰力 物事の全体像を正確に把握する能力
先見性 まだわからないことに対して、早い段階から結果を予測できる能力
先天的な要素(地頭の良さ)だというてる
しっくり来ないsta.icon
広すぎる
概念化に必要な行動をおこすモチベーションにまで手を出している(好奇心とかまさにそう)
構成要素、こっちで一言で載ってたわ
なんかの本で取り上げられてんのかな?sta.icon
SMBCコンサルティングは、「コンセプチュアルスキルは、物事を理論化・体系化できる能力、すなわち『概念化』できる能力である」と定義している。例えば、ある専門分野における知識や技術そのものを「テクニカルスキル」とするならば、そのテクニカルスキルを分かりやすく説明したり、図表やグラフを使ってまとめたりできる能力が「コンセプチュアルスキル」だと説明している。
これもしっくり来るsta.icon
ただし玄人向けというよりは素人向け
既に深くわかっている現場の精鋭や第一人者ではなく、そうではない大多数の素人に提出するブツをつくる
提出先は経営者だったりマネージャーだったりチームだったりするわけだが
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本質捕捉と本質表現の2つ
本質捕捉
本質を捉える
特に概念をつくる・組み合わせることでアプローチする
新しい概念をつくることが多い
万人に伝わる必要はないが、ある程度他者に伝わる表現になっている必要がある
(自分で薄っすら気づく程度なら割と多くの人が出来ていることが多い)
本質表現
捉えた本質を第三者にわかりやすく表現する
「論理や体系に組み上げる」と言われる部分はここ
よりカジュアルにはたとえとかネーミングもここ
例
/sta/当事者助言者モデルは、1先進的な組織の人間ならば薄々感づいているであろうものを、2ラルー(ティール本の著者)が捉え、それを3俺がさらに工夫して表現したもの 捕捉は色んな人がしているが、本格的にしたのはラルーで、表現したのは俺
/sta/トピック指向もそうかな。体験できるようにしたのがmasuakishoraku.iconで、それを参考に俺が捉えた (もしかしたら捕捉もしていたかもしれないが、少なくともpublicな情報として俺は見たことがない。shokai.iconやmasui.iconのスクボにもなかったはずsta.icon)
なお、学術的検証は含まない
たとえば心理的安全性はGoogleが論文にまとめ上げるレベルで整えたが、これは本質表現のみならず学術的に検証しているところも含んでいる
この段階は「本質洗練」と呼ぶことにする
ともあれ、これで揃った
Q&A
Q: ソフトウェアをつくることは当てはまる?
本質表現した上でつくったのなら当てはまる
表現までせずにつくった場合は当てはまらない
この場合、コンセプチュアルスキルとは別のスキルを用いて形にした、と言えるだろう