羅針盤をつくる
👉️メンテナンスの5C
👉タスク管理概論
性能が高ければ「流される」だけで生きていける(泳いでいける)が、低性能は泳げない。流されない生き方をしなければならず、そのための羅針盤が必要である
流される生き方は、低性能には難しい
流される生き方とは、社会・組織・その場やその人が求めることに応え続ける生き方のこと
流され続けるとは応え続けることと同義であり、それができるなら認められ成功していく
流され続けるには演技と性能が必要だが、低性能は性能が低いので厳しい
応えきれないか、応え続けるのが大変で、どこかで折れる
折れる例:
この会社では毎日朝型のリズムで定時間(8時間)が必須だが、燃費が悪くて保たない。1日5時間程度なら可能である。相談もしたが、会社の文化やルールとして想定されておらず許容されないし、無能やわがままの烙印さえおされてしまった。遠回しに通院や転職を勧められている
生きていく上で親しいパートナーが単数以上、友人が複数以上いることが望ましいが、その入手やメンテナンスにはかなりの人付き合いを必要とする。人付き合いは高度な情報処理であり、また超朝型生活の自分とはリズムも合わず場に参加しづらくて、無理やり合わせていたがもう耐えれれない。開き直って人付き合いを捨てたが、もちろんパートナーや友人は得られない。多数の人や機関に相談したが、人付き合いの営みは不可欠であり、あなたが折れるべきでは、の一点張りであり詰んでいる
会社も業界も極めて競争的な文化であり、996(午前9時から午後9時を週6日)が当たり前に要求されている。この水準で働かなければまともに評価もされず、冷遇も行われるため、事実上選択肢がない
中国の「996問題」であるが、わかりやすい例なので取り上げた
996は、高性能でなければ耐えられないだろう。低性能はもちろん、並の性能でも耐えられまい
実際に寝そべり族やネズミ人間などスローライフを志向するライフスタイルも出てきている
低性能は、たとえるなら965(午前9時から午後5時を週5日)も耐えられない
しかし965がキツイと言っても相手にされないだろう
これは、996をキツイと言っている人が相手にされないのと同じである
ただ低性能は性能が低いがゆえに、耐えられるラインも低いだけである
流されない生き方
流されない生き方とは、流される生き方に抗うこと
比喩的には「水流」と「障害物」がある
流される生き方: 律儀に泳ぐ。全部対処する。
流されない生き方: サボる。より楽な水流に移る。
流される生き方には性能が必要であり、低性能では難しいので、流されない生き方を覚えないとつらい
低性能と、流されない生き方
Ans: 流されない生き方は、Lv2の低評価を目指す
評価は4段階ある:
4: 高評価(想定を上回る)
3: 中評価(許容ライン)
2: 低評価(許容以下だが容認はできる) ★ここを目指す
1: 追放(容認もできない → 追放の対象)
まず高評価は無理だと考えて良い
現代はチームの時代であり、天才があっても流れに反発してたら相手にされない
そもそも天才がつくった「流れに反発したもの」は、凡人には理解できない
次に中評価もおそらく難しい
しばしば中評価は「水流に問題なく従えていること」が前提となっている
しかし低性能は、水流に従って泳ぎ続けられるだけの性能がない
場所次第。自分の性能で泳ぎ続けられるのであれば、もちろん適応すればよい
もちろん追放されるのは好ましくない
ブラック企業など問題のある場所なら良いが、低性能は新しい場所を開拓していけるほどの性能もないため、普通は今のその場所を大切にするべきである → 偶然戦略
となると、残りは低評価しかない
1: 水流を泳ぐ負担を人並以下にする
2: かつ、障害物の処理も、自分の性能でまかなえる程度にする
1と2の両方であっても容認してもらう
もちろん人並以上に障害物を処理できるなら、それでもいい
運が良ければ中評価に至れるかもしれない
低評価の例: 万年平社員(昇進しない)
年功序列的な組織において、過半数以上が自動的に昇進するはずなのに、それでもしないというニュアンス
流されないための羅針盤
流されない生き方というと、以下を思い浮かべがちである
泳ぎ方。スキルや道具、そのトレーニング
障害物をいかに捌くか・割けるかというタスク管理や社交術 etc
これらはこのサイトでは扱わないsta.icon
代わりに、どう泳ぐか・どう捌くか・どう避けるかを判断するための「自分の軸」づくりを解説する
この自分の軸を羅針盤と呼ぼう
羅針盤のつくりかた
1: 自分と向き合う時間をつくる
📝余裕
2: 自分と向き合う
📝内省
3: 羅針盤を定義する
4: 羅針盤に従った行動をする