羅針盤に従った行動をする
羅針盤をつくっても、それを人生に反映できなければ意味がない。
つまりは行動が必要である。
行動の戦略は2つある
1: 応用派
2: 設置派
応用派
羅針盤を必要に府じて随時思い出して、その場の振る舞いを修正すること
例: 「仕事ではイエスマンくらいがちょうどいい」
すぐ何でも断りがちな自分への戒めとして掲げた羅針盤だとする
実際に行動に繋げるためには、次仕事が降ってきたときにこれを思い出して、すぐ断ろうとするのをグッとこらえていったん受け入れてみよう、といったことが必要である
これは意外と難しい
適切なタイミングで羅針盤を思い出し、現状況に当てはめ、かつ(たいていはすぐに)言動に反映しなければならない
「あ、最近羅針盤つくったんです、これに当てはめて考えたいので5分待ってください」は通用しない
構造としては、短い時間で数学の応用問題を解くようなものである
基本的な公式を覚えていたらできるというものではない
覚えたそれらの想起や、(今向き合っている問題への)当てはめが必要
できる場合は自然とできるが、できない場合は何度もやってもできない
おそらく低性能は応用は苦手である
荒療治として、指導であれば「できるまで叩き込んでもらう」ことが可能
できなかった場合に先輩や上司からすぐ叱られる等
これはフィードバックが迅速だといえる
通常、仕事やスポーツなどでは、初心者のうちはこの形態が取られるが、個人的な羅針盤ではできない
設置派
振り返りのタイミングでタスク化する。
すでに述べたとおり、羅針盤の定義 → 日々の行動 → 振り返り、のサイクルが基本となる
振り返りの部分で日々の行動と羅針盤を比較し、じゃあ次は何しようかを考える
ここで重要なのは、考えるだけでは意味がなくて、具体的な行動に繋げなければならないということ
そして行動に繋げるとは、タスクとして反映することである
たとえば:
今現在抱えているタスクを減らす
今抱えていないが、必要なタスクを増やす
タスクAとタスクBは 9 : 1 でやっていたが、Bが重要そうなので来週から 4 : 6 にする etc
詳細
低性能は応用派と設置派のどちらが良いか
Ans: もちろん両方使えばいいが、おそらく設置派に頼りがちだと思う。
逆を言うと、応用派だけで上手くいかない場合は、低性能かもしれない
つまり応用だけでは立ち行かないので、代わりの行動方法が必要 → 設置派