重回帰分析
説明変数が複数ある場合の回帰式を求める手法.
例として,説明変数が3つある場合に
$ y = \beta_0 + \beta_1x_1 + \beta_2x_2 + \beta_3x_3
のように回帰式を設定し,偏回帰係数を求める.
標準偏回帰係数
重回帰式における変数重要度を示す指標の一つ.
各説明変数を平均0,分散1に標準化してから回帰係数を求めて得られる値.
t値
一般に影響度はt値で考察する.
絶対値が大きいほど影響が強いことを意味する.
絶対値が2より小さいとあんまり意味がないという目安がある.
p値
説明変数の係数の有意確率を表す.
一般に5%未満なら,その説明変数は目的変数に対して関係性があると判断できる.
多重共線性に注意する.
R2: 重決定係数
重回帰分析の精度を表す指標.
説明変数が増えるとR2も大きくなるが,見かけ上大きくなるだけなので注意する.