PL9_仕事場の分散
前文
このぱたんは、職住を接近配置し、それぞれが独自性をもつ高度に分化したサブカルチャーの出現を促すことにより、
PL8_モザイク状のサブカルチャー
の段階的進化を促す。
問題
家庭と仕事の人為的な分離は、精神生活に耐えがたい亀裂をもたらす。
解決策
地域性、近隣計画、税の優遇策、その他あらゆる有効な手段を用いて、都市全域に仕事場を分散すること。周囲に家庭生活のない仕事場の大規模集中を禁ずること。また、周囲に仕事場のない家庭生活の大規模集中も禁ずること。
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分散化した仕事そのものは、多様な形体をとれる。サブカルチャーのあいだに、1エーカー(0.4ha)以上の面積を要する産業がある場合は、工業地帯という形になろうーーー
PL13_サブカルチャーの境界
、
PL42_工業の帯
。
またそれは、近隣内に分散した仕事コミュニティの場合もあるーーー
PL15_近隣の境界
、
PL41_仕事コミュニティ
。
さらに、住宅にはさまれた独立の作業場という形体でもよいーーー
PL157_家庭ワークショップ
。
それぞれの仕事場の規模は、人間集団の性格と自主的な運営プロセスによってのみ制限を受ける。それについては、
PL80_自主管理の作業場とオフィス
で詳しく論じる・・・