PL48_あいだの家
前文
大部分の住宅は住居近隣内、それも近隣の住宅クラスター内にあるーPL14_見分けやすい近隣、PL37_住宅クラスター。
さらに本書のパタンによれば、これらの住居地域を公共地や仕事コミュニティのある境界によって分離せねばならないーPL13_サブカルチャーの境界、PL15_近隣の境界、PL41_仕事コミュニティ。
だが、このような仕事コミュニティや境界や買物街路にも、人の住む家が必要である。
問題
町の居住部分と非居住部分をあまり画然と分離すると、非居住部分がたちまちスラム化するであろう。
解決策
店舗、小工場、学校、公益施設、大学などの網目―都市内のこのような地区は、昼間は人が集まるが「非居住的」な傾向があるーのあいだに家を建てること。
住宅が他の機能と混在し、全体として人の「住み込んだ」状態が保てれば、連続住宅でも、下に店を入れた「段状」住宅でも、あるいは独立住宅でもかまわない。
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公共地区に位置していても、住宅には十分くつろげるような個人領域を設けるよう心がけることーPL79_自分だけの住まい。
同一区域にいくつかの家がある場合は、一固まりにするか、つなげることーPL37_住宅クラスター、PL38_連続住宅。
PL48_あいだの家