配列の確定
一定量のコンテンッで区切り、コンテンツを読み進める順番を確定させることが、書籍の読書体験のために必要。これを有限化と配列の確定という。 書籍は、1つの大きな意味の塊を伝えるために、構成という配列を作ります。部品を固定し、自由度を下げます。そうすることで、意味が立ち上がるからです。 ---context
nishio: 「執筆は一次元化である」という文脈で「一次元化」って言葉を使うの、自分としては倉下さんが使ってたのを真似したつもりでいたのだけど、いざScrapboxを「一次元」で検索しても全然ヒットしないから「あれれ?」となってる >書籍は、1つの大きな意味の塊を伝えるために、構成という配列を作ります。部品を固定し、自由度を下げます。そうすることで、意味が立ち上がるからです。
>もちろん、Scrapbox上でも「書籍」は作れます。一定量のコンテンッで区切り、それぞれのコンテンツを読み進める順番を確定させれば、読書体験としては書籍と変わりません。ポイントはメディアの形式ではなく、有限化と配列の確定の有無です。
nishio: 「配列の確定」はまさにと言う感じですね!ありがとうございます! shokai: 俺はGyazzに出会ってしまったせいで論文とか普通の文章・書籍の情報構造がオワコンにしか見えなくなったので、今Scrapbox楽しんでる人もしばらくするとそうなるかもしれないですね shokai: なるべく情報量を減らさない様に気を使いながら直線的な構造にならして、しかも人から反応が得にくいフォーマットに変形させるという作業に価値が見いだせなくなるという事です shokai: しかもそれをTeXでやるというのをまじめにやってる人達を見てこいつら正気かと masui: いまや文書を書いてるときの著書の網目のような意識をそのまま読者に伝えられるフォーマットが存在するのだからそのまま「出版」する必要は皆無やね。シリアライズして紙の束に印刷するなんてオワコンすぎる。それを真似してる「電子書籍」も同様で完全に思考停止してる。 nishio.iconこれは「書籍の読書体験は古臭いもの(オワコン)なので、それを生み出すための作業は必要ない」という立場の意見
これはアーリーアダプター向けに発信するかマジョリティ向けに発信するかのスタンスの違いだと思う see:キャズム理論 関連