カルチャーのエミュレータ
カルチャーフィットがある人というのはカルチャーのエミュレータを持っている人
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1: カルチャーフィットというとAさんのカルチャーCAとBさんのカルチャーCBがニアリーイコール(≒)というイメージがある
ここで暗黙に「1人の人と1つのカルチャーが対応する」とい考えてしまいがち
2: しかし実際には各個人はいくつものカルチャー(考え方)のエミュレータを持っている
もちろん原始的な1つのエミュレータ(本人の考え方)しか持ってない人もいる
組織XのカルチャーCXがある
Aさんの「カルチャーCXのエミュレータ」CAXがCXとニアリーイコールであり、Bさんの「カルチャーCXのエミュレータ」CBXがCXとニアリーイコールであることによって間接的につながっている
AさんとBさんが直接つながっているのではない
3: この構造によって組織の人数が多くなった時にN人とN人が$ N^2の他社理解をする必要性が下がる
N人それぞれがCXのエミュレータを持てばいい
これを「カルチャーの理解」と言ったりする
考え方の内面化とも言える
これによって「組織内カルチャーの統一は組織内市場の取引コストを下げる」が起きる
あくまでエミュレータであるので個人の考え方と一致している必要はない
一人の人がいくつものエミュレータを持っても良い
このエミュレータを作ることが「カルチャーフィットさせる」なのではないか
from 思考の結節点2025-09-30
カルチャーフィットではなくカルチャーのエミュレータ