PayPay
ブランド戦略
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マーケティング
システム
PayPayが不正利用率を公開 クレカの500分の1
「PayPay」の不正利用発生率を発表。不正利用発生率は0.001%と低く、クレジットカードの500分の1以下であるとした。
デザインとUXの進化がもたらす金融プロダクトの未来──PayPayカード
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PayPayカードのCXO室はデザインと技術を融合し、プロダクト開発とユーザー体験の向上を推進している https://gyazo.com/5d82e1a94b00f43ed8c55c54fee1c574
PayPayカードのCXO室では、UI・UXデザイナーとデザインエンジニアが協力し、多岐にわたる領域でプロジェクトを推進。専門性を活かしたチーム編成のWGにより、デザインと技術の両面からユーザー体験の向上を目指す
アプリやサービスを使ううえで、言葉は重要な要素だ。特に金融サービスでは専門用語が多く、ユーザーにとって分かりにくいことがある。この課題を解決することが、UXライティングチームの主な活動内容だ。目的は、誰にとってもシンプルで親しみやすい表現を作り、サービス全体のトーンを統一すること。そのために、ライティングの基本ルールを策定し、サービス名称の統一やブランドのトーンを明確にした。 「基本の人格と場面に応じたトーンで文言設計することで、ユーザーがより自然に操作できるようになります」(江藤さん)
具体的には文言の一貫性を保つため、「ボイス&トーン」を定めた。例えば、初心者向けの画面では丁寧で優しい表現を、プロモーションの場面では感情豊かでカジュアルな表現を使う。これにより、サービス全体の人格が統一される。
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インターフェースの操作性や視認性は、ユーザーがそのアプリやサイトを継続的に利用するかどうかを左右する。金融サービスでは、専門用語の難解さや文言の統一性の欠如が、ユーザーの理解を妨げる要因となり得る。そこで、誰にでも分かりやすい表現を用い、シンプルかつ親しみやすいデザインにすることが求められる。さらに、エラーメッセージや説明文が適切に設計されているかどうかも、ユーザー体験を決定づける重要な要素となる。
こうした課題を解決するためには、デザイン・ライティング・エンジニアリングが一体となった開発が求められる。PayPayカードのデザイン組織では、その基盤としてFigmaを活用し、プロダクト開発全体を支えている。
以上を踏まえてプロダクトマネジメントに重要な要素を3つあげると、1つ目は 「デザインとライティングを統合的に考える」 ことだ。視認性の高いUI設計と適切なテキスト表現を組み合わせることで、ユーザーが迷わず操作できる環境を作り出す。例えば、UIの配置を最適化しつつ、金融特有の専門用語には補足説明を加えることで、ユーザーの理解を促進できる。
次に 「ユーザー目線のフィードバックを行う」 ことだ。UIやテキストが実際のユーザーにとってどのように機能しているのかを検証し、改善を重ねていく。A/Bテストを活用し、操作のしやすさや情報の伝わり方を常にチェックすることが必要となる。 そして最後に 「データ活用による改善サイクルを回す」 ことである。ユーザーの行動データやアンケート結果を分析し、UIの調整やライティングのブラッシュアップを行うことで、プロダクト全体の体験を向上させる。この継続的な改善の積み重ねが、直感的で使いやすい金融サービスを実現し、ユーザーの信頼を獲得する鍵となる。