副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
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source:
herenciageneticayenfermedad: Corticotropin-Releasing Hormone (CRH)
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン - Wikipedia
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
(ふくじんひしつしげき—ほうしゅつ—、
corticotropin-releasing hormone
,
CRH
)とは、
視床下部
から分泌される
ペプチドホルモン
の一つ。略称は
CRF
(-factor) とされることもある。
視床下部
の底部にある
正中隆起
の
血管網
に放出され、
下垂体門脈
を通って
下垂体前葉
に到達し、
副腎皮質刺激ホルモン
(
ACTH
) の分泌を促進させる。
下垂体
が
視床下部
によって調節されている可能性は、1950年代に
Geoffrey W. Harris
によって提唱されていた。
視床下部
から分離され、培養状態に置かれた
前葉細胞
は
副腎皮質刺激能
が低下するが、これは視床下部抽出物により回復する。
ロジェ・ギルマン
は、
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
の抽出の前に、最初この因子の抽出を試みたが、1955年から7年もかけて数十万頭にも及ぶ家畜の脳を用いても果たせなかった。1981年になって
Wylie W. Vale
らが
ヒツジ
の
視床下部
から単離して構造を決定した。
ヒト
および
ラット
の
CRH
は
アミノ酸配列
が同じで、いずれも41アミノ酸残基から成り、
C末端
は
アミド構造
であることが知られている。