完全性定理
意味論と構文論の架け橋
公理と推論規則によって、得られる論理式は全てトートロジーであり、これは世界の全てのトートロジーを漏れなく得られる
定理
$ \vDash\varphi\Leftrightarrow\vdash\varphi
色々渋い点があるので捕捉mrsekut.icon
「完全性」自体は本来は$ \vDash\varphi\Rightarrow\vdash\varphiの方向のみのことだが、
健全でなくて完全であるのは無意味なので、
なんで #??
両方向($ \Leftrightarrow)のことを言って初めて完全だと定義している
それと、上のは空集合に対して、$ \{\}\vDash\varphi\Leftrightarrow\{\}\vdash\varphiが成り立つことを主張している
これを$ \Gammaに対しての主張にするとさらに厳しい条件になる
これを強い完全性定理と名前を分けて呼んでる
$ \vDash\varphi\Leftarrow\vdash\varphiのことを健全性定理と呼ぶ
歴史
最初に発見したのはKurt Gödelだが、後にLeon Henkinがもうちょいわかりやすいのを提示した
みたいな話があった気がするmrsekut.icon
完全性定理の証明のためのいくつかのアプローチ
完全性定理の証明の仕方はいくつかある
ヘンキンの定理を経由した完全性定理の証明
直接的に証明するもの
ref 『学んでみよう!記号論理』.iconpp.144-152
これと『情報理論のための数理論理学』.icon p.44は同じ?
$ X^\ast_1,\cdots,X^\ast_n\vdash \varphi^\ast
記号の意味はあとで書くmrsekut.icon
証明も後で確認
補題を使って証明
論理式$ \varphi(X_1,\cdots,X_n)がトートロジーならば、証明可能である