加群準同型
加群
の
準同型
定義
$ M,N
を環
$ R
上の
加群
とする
写像
$ f:M\to N
が、
$ R
上の
準同型
であるとは、
$ f
がアーベル群としての準同型であり、
つまり
$ f(x+y)=f(x)+f(y)
$ x,y\in M
$ a\in R, x\in M
に対し、
$ f(ax)=af(x)
が成り立つことを言う
加群の準同型
$ f
が、
全単射
なら
加群の同型
である
Hom_R(M, N)
例
恒等写像
$ f:M\to M
零写像0
包含写像
$ i: N\to M;x\mapsto x
$ N
は
$ M
の部分加群
標準的射影
$ p: M\to M/N; x\mapsto x+N
$ N
は
$ M
の部分加群
参考
『代数学 2 環と体とガロア理論』
p.99