MVVがよくわからない
from MVV
そもそもなんでこの3つなのかもわからないし、それぞれの定義もよくわからない
誰がいい出したのか?なんでこんなにあるあるになってるのか
Peter Ferdinand Druckerか?
どこの解説を読むのが、最も一般的な説明になっているのか
企業の思想の根幹となる概念(モデル)に対する、命名、みたいな感じなのだろうかmrsekut.icon
「MVVがよくわからない」という懐疑を感じるのって、
「企業の思想となる部分を1フレーズで表すの限界があるだろ」という点だったりする
実際には、その思想の元となっている人とコミュニケーションを繰り返すことでようやく共有されるものなのではないか、と思っているから
しかし、それはそうなんだけど、じゃあ「コミュニケーションしなきゃ伝わらない」で終わらせるのもヨクナイという気もする
議論がぶつかった時や、新しい人材を入れるときに、「コミュニケーションしなきゃ伝わらない」のふわふわ概念のみでは話を進めることが困難になる
したがって、それらに対するラベル、名前、フレーズといったものがあると利便性が上がる、と考えると納得感が増してくるmrsekut.icon
要は、企業の思想について、できるだけ短い時間でメンタルモデルを共有することをしたいわけだ
というのはわかったmrsekut.icon
一方で、本当にそのフレーズを策定することが、真の解決策になってるのか?というのは継続的に考える必要があるmrsekut.icon
例えば、フレーズではなく「会社の思想を表した図」を作ることが良い、という結論が導かれても何らおかしくはないはず
ただ、フレーズにできたから良かったね、という話でもない
そのフレーズが意味のあるものであることを共有する必要がある
「これは大事」と言っても大事さは真に伝わらないの問題が再来する
仮にビジョンを、現存の社員全員で「〇〇な世界を作る」と決めたとして、
その後に入社した人に対して、これがビジョンなんだよ、と伝えたときに、そうなんだ、としかならない
常に書いて、常に更新するというのが大事そう
メンバーの入れ替わりがあった時や、
そうでなくてもメンバーが成長したときに、
度々、そういった目標的なものを継続的に改善するのが良さそう
なんか時間を決めてブレストをして「MVV決めるぞ!」という姿勢では上手くまとまらない気もする、知らんけど
しかし、「これは大事」と言っても大事さは真に伝わらないの問題があるのに、MVVを採用の指標にするのはいかがなものだろうか
MVVが本当に採用の指標になるのであれば、
そのフレーズがあるならば、社員全員に完全に共有されている、となって無いとおかしい?
0 or 100ではないからそんなことはないかmrsekut.icon
100点満点中、MVVがなければ0点、あれば5点となるなら、あるだけマシとも言えるか(?)
まあ、「完全に共有されること」自体が正しいわけではないかmrsekut.icon
寧ろ、解釈の余地がいくつかあるぐらいの抽象度の高いフレーズにすべきか
メンバー同士の解釈の不一致を議論し続けることで、更に洗練することができる、可能性がある
法解釈みたいな(適当に言ってる)
完全に共有されていたとして、全ての細かい意思決定の答えが見えるわけでもないんだし
「完全に共有すること」を目的とするのが筋が悪そう
能動性を社内に広めるには、こういう指針があるとたしかに便利そうか
各々がその指針をもとに能動的に動く
意見がぶつかったときとかにちゃんとこれに立ち返れるか?
じゃあ、ミッションに基づいて判断しよう、みたいに言えるか
幻影旅団が「意見がぶつかったらコインだね」「そうだね」ってなる感じ
他の会社のやつを見てみても「ほんまか?」という気持ちになる
CARTAの「本質思考」とかデジタル庁の「常に目的を問い」とか
いや掲げてなくても大事やろ、わざわざそれ言うの、みたいに気持ちにもなりつつ、
言うのは簡単だけど、どこまでの深みを持って体現してるの、という疑問も浮かぶ
そういうのが想起されるだけでも価値があるのかもしれないが
(また、その審議を評価できない外から見て野次を飛ばすのも意味なさげではあるmrsekut.icon)
定性的な目標は人によって目指す到達点が異なる問題もある
これはもっと根源的な問題
「本質的に思考することは良いことだ」とAさんとBさんが言ってるときに、
「どの程度まで思考するべきか」の基準が全然異なりうる
仮に、AさんとBさんを比較して、Bさんのほうが優れているとしたときに、
Aさん自身は、Bさんと相対化する以外に、自分の深みのなさを如何にしてきづけるだろうか
相対化しないと問題に気付けない
https://note.com/kiwiwi/n/n5594e07d7695