電子書籍を4年以上使った感想
初稿:2017/11/13
2021/11/05
4年経過したが、課題は全く変わっていない。つまり進化していない。
一方で普及は確実にしている
ハードウェア
なので国内プラットフォームを応援したい気持ちがあるけど小説はkindleで買ってしまう
画面が小さいので漫画は読みづらい
7インチでも小さい。読めるけど
2017年に7インチ版のKindle Oasisが出た。それ以後Oasisは7インチ
青年コミック(アフタヌーンコミックスとかのサイズ)が見開きでほぼ実寸で読める
😁電子書籍のいいところ
可搬性が高い:どこでも読めるし
省スペース:部屋に本を置かなくて良い
😰電子書籍のだめなところ
漫画は解像度がだいぶ劣るので絵がめちゃくちゃすきという場合はおすすめしない
実際の本との比較画像
https://gyazo.com/cd00e4ce858d57a54cc5e62ae2a842f5
https://gyazo.com/1407a9402270fe6d4804e44e2f2d5e7e
線の一本一本をよく見ると、電子版は潰れてしまっているので、全体としてボケた印象になる。デバイスの限界ではなくて元データが原因に見える(2016年1月3日)
原稿がデジタルの作家さんの本でも、電子書籍より印刷の方が綺麗(2016年1月3日)
https://gyazo.com/4c63438b77fd63790ad25de9dd110a12
つぐもも7巻、電子版はBookwalkerを利用。デバイスはiPad pro
354週間前
電子書籍向けにちゃんと編集をしようとする試みもされているらしい
2020/2/11現在、この問題は解消されていない
高解像度のハードウェアの普及と需要の高まりの両輪が必要
印刷技術はすごい
高画質版を別売りで売り出すことがある
https://gyazo.com/ad03671d758327131c4c5ef82b0fd20b
トーンをラスタライズした原稿をプラットフォーム向けに縮小したりしているのだと思う基素.icon
成年コミックは書籍より修正が強め
Amazonは強めというより強すぎて読めないレベル
TODO:サンプルを追加する
DLSiteとFANZAを使っているが、時事刻々規制が変わる
ちなみに時事刻々状況が変わるのは、紙の出版でも同じである。刑法175条を改正するまでこのイタチごっこは続く 技術書のソースコードはかなり読みづらい
リフロー型はインデントが壊滅
PDFをiPadで読むのが個人的には現状ベスト
本がいきなり読めなくなる可能性がある
電子書籍はプラットフォームの都合で、買った本が後から読めなくなることがある
なんらかの規制でいきなり取り扱わなくなって読めなくなるパターン
ロリ系規制とか有害図書になって取り扱いがなくなる、とか
取り扱いがなくなっても購入者は読めることもある
他にも読めなくなる理由は様々ある
プラットフォームが潰れるパターン
そもそもクレジットカードの決済会社の都合で内容を消して提供されているパターンもある
ページめくりがもたつく
いくらでも積読できるのに、買った本が死蔵されてしまう ふとしたときにぱらっとめくるという体験が起こり得ない
能動的に読む気がないと読まない
物理の本だとふとした瞬間にめくって読み耽ることがある
こういう脇道が体験を特徴づけているかもしれない
しかしこの体験は電子書籍に望むものではないか
無茶
物理的に存在しないので買ったことすら忘れてしまうので、本という資産が生きる可能性がなくなる
表紙だけ眺めるという機会がない
対抗手段
2019/07/24現在、紙であることに強い思い入れがない場合全て、電子書籍で買うようになっている
例外
紙の方が取り回しが良い場合
画集(解像度が追いついておらず、小さな文字が見えない場合があるため)