有酸素運動
長時間継続する中から低強度の運動
ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳
これらの運動は、運動中に筋を収縮させるためのエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」を、体内の糖(引用者注:グリコーゲン)や脂肪が酸素とともに作り出すことから、有酸素運動と呼ばれます 長時間運動を続けるためには大量の酸素が必要となりますが、心拍数は上限が決まっているため、より多くの酸素を血流にのせて送り出すためには心拍出量を多くする必要があります。 心拍出量の増大のためには、心筋(心臓のまわりの筋)の筋力向上が必要となり、それは有酸素運動(持久力)トレーニングで高めることができます 持久力とは、長時間運動を続けること
生活習慣病を予防するために効果的な有酸素運動は、「中等度の有酸素運動を少なくとも週5日、または高強度の有酸素運動を少なくとも週3日、あるいは中等度と高強度の有酸素運動を組み合わせた週3~5日の運動が推奨される」をされています1)。 1. ACSM(アメリカスポーツ医学会).運動処方の指針 運動負荷試験と運動プログラム 原著第8版.南江堂.
中等度、高強度の基準は?
出典は?
ランニングでも痩せるという説
医博
専門:運動生理学
著者が47年にわたって研究し、運動生理学の観点からその効果を科学的に実証してきたメソッドなのだそうです。
では論文があるはず
内臓脂肪の減少と運動量との関係を調べた研究(大河原一憲ら/2007年)によると、内臓脂肪の減少を期待するためには、少なくとも一週間に10MET's以上、できれば30メッツ以上の運動を目指す必要がある 一週間に30メッツの運動を目標とするなら、6メッツ強度の運動を週にトータル5時間以上行う必要があるということ。なお、5メッツの運動を週に6時間以上でも、7.5メッツの運動を週に4時間以上でもOK
大まかに考えて一日トータルで1時間以上の運動時間を確保することを著者は勧めています
一般的に時速7㎞以上で走ることをジョギング、時速10㎞以上で走ることをランニングといい、どちらも高強度運動。 6km/hあたりから走りになる
ただし、よりゆっくり走るスロージョギングは、中等度強度運動ということに。歩く速さのスロージョギングの運動強度は、4〜6程度だといいます。
よほど急ぎ足で歩かない限り、歩くときのエネルギー消費量は歩行距離に依存し、体重1kgあたり1㎞につきおよそ0.5kcal
ランニングの場合のエネルギー消費量は、スピードにまったく関係なく体重1kgあたり1㎞につきおよそ1kcal
ランニングは歩行よりエネルギー効率が高い
歩く速さでのジョグはランニングと同じ効果がある?(ライフハッカーの記事はその辺りの論理が抜けている)
https://www.youtube.com/watch?v=ubG1pJOt4DE
運動量が増えると安静時代謝が減る(消費カロリー一定)
有酸素運動の時間よりも強度の方が脂肪燃焼に重要?
エアロバイクを全力で8秒、12秒ゆっくり 1セッション最大60回
最大20分、週3回まで
https://www.youtube.com/watch?v=LAm1wUOtSFA