改憲の基礎知識
玉木氏と同じ番組に出演した維新の吉村洋文副代表(大阪府知事)は、憲法審査会などで憲法改正論議の促進を目指す考えで一致した。 吉村氏は「国民民主の皆さんとは非常に価値観が近いところがある。個々の政策や、法案などを実現するために協力していくのが非常に重要だ」と強調した
与党自民党は改憲に意欲的であり、改憲の話題は2020年以降もで続けるはず 2020/08/28の安倍首相辞任会見の質疑でも、党として決めたことなので退陣後もすすめていくと発言している
議論の土台になる知識をまとめていく
自民党の改憲案はここから読める
郷土愛をもて、国を守る気概をもて
憲法改正をやりやすくする
家族は互いに助け合わなければならない
いまの時代の流れの実態とは逆行している
改憲といっても自民党以外にも色々な意見がある
意図
憲法には「変えたら国が滅んだも同然」な部分と、「むしろ弾力的に変えたいけど憲法ゆえいじれない」部分が渾然一体となっている。後者の部分を法律に移したい
各党の案が違う
2007年の国民投票法下では全面改正はできない
せいぜい3-5項目ごとに国民投票が必要
内閣は、憲法改正原案を提出できない
与野党による改憲論議はまったく深まっておらず、それどころか、改憲を主張している自民党ですら、今年(2018年)3月の党大会で改憲4項目の条文案を明確に示すにはいたらなかった。
伊藤 4項目に関する個別の議論をする前に、まず、前提として理解しておかなければならないのは、自民党が2012年に発表した「自民党憲法改正草案」は現在も取り下げられてはいないということです。つまり、自民党から提案される改憲案というのは、あくまでも、あの「自民党憲法改正草案」の発想や考え方を基にしながら、「現実的な改憲のやりやすさ」を考慮して出てきたものであって、その理念や方向性はまったく変わっていません。
ですから、私たちはこうして個別に示された改憲案の意味についても、2012年の「自民党憲法改正草案」を貫く理念や方向性の中で理解する必要がある。これが、すべての議論の出発点であり大前提なんですね。
2012年に発表された「自民党憲法改正草案」の特徴とは何なのかということですが、これは一言で言えば「今の憲法の基本原理のすべてを後退させる」という方向性です。「個人主義」よりも「国家主義」が優先され、「天賦人権論」や「平和主義」など、現行憲法を支える基本理念がすべての面で後退しています。 また、それ以前の問題として「憲法は国家権力を拘束するもの」だという立憲主義の本質を理解していない人たちが、あの憲法改正草案を作っていることが大きな問題です。安倍首相自身の過去の発言から見える改憲案は、「憲法とは国の理想やあるべき姿を示すものだ」という立憲主義とは、明らかに異なる憲法観に基づいた改憲案だと言っていいでしょう。 改憲したい自民党の啓蒙漫画では
GHQが8日で作った!が強調されている
歴史