勉強の効率を上げるメタ知識
Scrapboxを使って掘ると時間との戦いになる
深掘りには向いているが、時間が限られている試験勉強では深掘りが仇となる
大量の暗記が必要な試験では記憶のメカニズムを意識しておくことは有用 Q. コンピュータが正確に記憶して、AIが膨大な記憶から適切に抜き出す時代になぜこんなことをしなければならないのか。
A. そこに試験があるから。
習慣化をすれば勉強の負荷が下がるが、習慣化自体が難しい課題がある 教育の現場では「有用だ」とわかっている手法が取り入れられていない
そもそも教育心理学のテキストに取り上げられているのは記憶術ぐらい
学習法の限界を説明している教科書がない
10種類のテクニックに関する700+の論文のレビュー
実用性の高い2つの方法
自分で自分にクイズを出す
学生はテストを嫌がるが、テストは学習と記憶を助けることが裏付けられている
雑学を覚える時には保持期間の10-20%の時パフォーマンスがピークになる
1週間記憶したいなら12-24時間で復習
5年記憶するなら6-12ヵ月で復習
自分で勉強に取り入れるためには、時間を区切った勉強と間隔反復ツールの組み合わせをすると自動的に達成できそうだ基素.icon まだ知見が十分溜まっていないが、有用かもしれない方法
Elaborative Interrogation なぜなぜ分析は主題についてよく知っている時(事前知識がある時)増大する ただし、事実のリスト以上に複雑な場合には役に立たないかも
学んだことを自分に説明する
自分が知っていることとどう関係するか問う
結果が多岐に渡り、ほとんどの研究は数分での効果を測定している
実用的かがはっきりしない
インタリーブ
トピックを混ぜる手法
例:1つの形状の堆積を計算するより、複数の形状を混ぜて計算する方が良い
おそらく、似たようなものを学ぶ時に違いに注目できるのが効果を産んでいる
結果がまちまち
外国語の語彙学習に関する2つの研究では効果がなかった
研究が少なく否定的な結果もある