リスクプレミアム
不快の価格
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長期投資は、年数を重ねることによってアクティブリターンの変動を打ち消し、リスクプレミアムを得る 関連
リスクプレミアムはリスクを取らない人が払う
競争原理の成果を十分に利用するためには、強力な社会的保険が(例えばベーシックインカムが)必要であり、その供給主体は国であるべきであって、個々の企業に社員への福祉を求めることは、政策的には明らかな「割り当てミス」だ。
四者のバランスは変化しうる。
例えば、かつての日本では【債権者】(主に銀行)が強くて利益を吸い上げ、【資本家】に利益が回りにくい時期があったし、
【労働者タイプB】は本格的には登場しておらず、このポジションに就くには起業して【資本家】のポジションと同時に手に入れるしかなかった。そして、起業が簡単ではなかった。
現在は、相対的に【資本家】が【債権者】に対して有利になりつつあるが、上場企業経営者の報酬は景気にほぼ関係なく毎年上がり続けていて、【労働者タイプB】が育ちつつある。
当面の、働き方にあっては、【労働者タイプB】的なポジションを取ることが、しばらくの間は圧倒的に有利だろう。自分で起業する、起業の初期に加わる、ストックオプションの条件がいい成長企業(1990年代のマイクロソフトのような会社)に転職するなどが、具体的な手段だ。こうした場合に大事なのは、契約書を他人よりもよく読むことと、「ブラック・ボックス」を少なくとも敵に回さないことだ。知ることは強みであり、知らないことは弱みになる。