スクラム開発チームと業務委託エンジニアの相性が最悪だと思っている|s_semiya
プロバスケチームのように密なチームワークで最高のパフォーマンスを出すチームでいきなり一人抜けると、パフォーマンスがガタガタになる。
界隈の今ホットな話題はチームトポロジーで扱うような「頻繁なアーキテクチャの変更」に対してメンバーを機動的に配置できないならどうすんだよ、という話です。
人事権です。進退権と言い換えてもいいかもしれません。 直接雇用エンジニアはメンバーをチームに残すか、あるいは退場させるかはその会社が決めます。
業務委託エンジニアは会社が決められません。
するとどうなる?
高いパフォーマンスを出しているスクラム開発チームがあったとします。
うちメンバーの1人は業務委託契約です。
(エンジニア個人と契約しているのか、SESで派遣されているのかはここでは考慮しません)
そうこうしているうちに契約更新の時期が来ました。
「単価20%アップを要求します。」
まあそうなりますよね。
(実際には単価10万円アップ3回とか10万円アップ+15万円アップとかのコンボだったりします)
機能するスクラム開発チームはメンバーを育てる
前述のプロバスケチームと同じです。
最高のパフォーマンスを生み出すために、チームはメンバーを育てます。
「安易に交換可能な部品」が何人いても高いパフォーマンスを生み出せるチームにならないからです。
またチームが向き合うプロダクトは1つ1つが共通化できない複雑な問題を抱えているため製造業的な「共通規格」「普遍的なスキル」というアプローチも不可能です。
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