2022年6月中旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/06/10 ~ 06/20
流行
1位:Vocal
2位:Dance
3位:Visual
審査員影響力:231(グレ7)
ルール変更
審査員が満足するのに必要な興味値の調整
興味値:5000000(グレ7)
流行1位の審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
Vo審査員:6000000(グレ7)
所感
今期は、前回配信された生放送にて告知されていた、グレードフェスの大規模アップデートが行われました。 今回のグレフェスアップデートで一番大きい変更は、何と言っても「ライブスキル入れ替え機能」ですね。指定のユニットが正しく編成されている場合に、5人ユニットは2回、それ以外は最大1回までライブスキルをランダム変更することができます。これによって、手札事故を起こしたときにある程度リカバリーができるようになりました。戦略の幅が広がったため、状況に応じて上手く使っていきたいところですね。 ライブ画面の表示についても改修が入っています。ライブスキル選択時に、パッシブスキルやバフの状況から予測されるアピール値が表示されるようになりました。この予測値は、現在の状況からの予測だけなので、例えばアルストやアンティーカが持っているメンタルの上下でアピール倍率が変動するスキルを使用する場合に、リラックスやメランコリーによるメンタル変動が考慮されなかったり、対戦相手が所持している「人気者」や「物静か」などのアビリティも予測の範囲外であることには注意が必要ですね。 また、審査員に付与されている興味操作による倍率表示も追加されていました。これまで、多種多様な興味操作スキルが実装されてきましたが、もう現在の状況がどうなっているかパッと見で分からなくなっていたので、これも嬉しいアップデートでした。余談ですが、kinzokuseitarai.iconはこれまで興味反転の計算を現在の興味操作倍率の逆数だと思い込んでいたので、ここ半年ほどの所感で「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」のライブスキルの1~2ターン目の効果を「興味0.67倍」だと思っていました。正しくは「0.5倍」でしたね。普通にゲーム内の興味反転のヘルプに書いていたので完全に自分の落ち度ですし、雰囲気でグレフェスやってるのがバレてるんですが、過去の所感で間違っているところは時間があったら直していこうと思います。誰か有識者の方が指摘してくれるとありがたかったんですが、まあこの記事読んでないですよね。 表示系ではもう一つ、ポーズ画面からライブ終了をすることができるようになりました。ブラウザ版ではブラウザバックして終了させることができていましたが、アプリ版では簡単にはできなかったので、アプリ版向けのアップデートですね。(kinzokuseitarai.iconはグレフェスでほぼリタイアしないので使わない機能ですが) 対戦相手ボーナスによる得点評価に関わる部分として、フェスアイドルポイントの調整が行われました。これによって、編成の評価値が変わった……らしいのですが、あまり変わったように見えませんでした。どうも4値にかけられた1000上限が撤廃されて、事実上無制限に評価が上がるようになったという検証結果を見かけましたが、自分の方でも検証してみたいです(今期イベントでWING周回していたので何もできてません)。
最後に、下位グレードのライバルの人数を減らし、グレ1では2人、グレ2では3人、グレ3では4人の対戦相手が出現するようになったみたいです。kinzokuseitarai.iconはグレフェス開始時にグレ3にいったことがあるだけなのでほぼ関係がないですが、初心者の方により良いプレイ体験をしてほしいという運営の意図はよくわかりますね。実際WINGでもシーズン1のオーディションとかは対戦相手少ないですし。 上記のグレフェスアップデートを記念した特別ミッションも開催されました。全達成でジュエル500個がもらえましたし、第2弾として次期も同じようなミッションがひかえているので、是非ともやっておきたいところです。 また、グレフェスアップデート記念パッケージとして、有償石5000個でPS両方のはづきさんが1枚ずつ購入できるパッケージが販売されました。単価を考えるとかなり安いので、出せる方は買った方が良いものだと思います。 そして、グレフェスアップデート記念スタンプガシャも開催されました。こちらは、有償石でのみ引けるガシャで、100連までに限定確定SSRガシャチケットを4枚含んだ闇鍋ガシャです。kinzokuseitarai.iconは限定カードの所持数もかなり多いので、ガシャチケットがスタンプ報酬だとちょっと二の足を踏む内容だと思ったため引いてないですが、基本的に所持枚数が少ない人にとっては引き得なガシャだったと思います。開催期間はまだあるので、限定カードの所持数が少ない場合は引いてみても良いかと思っています。 キャンペーン系統では、4.12周年Anniversaryキャンペーンが継続中です。トレーニング超成功と感謝祭でのはづきさん出現率UPはわりといつも通りですが、今期重要だったのはExスキルドロップ率UPのキャンペーンでした。
育成強化期間イベントと併催でWING歌姫周回がはかどる期間中だったのもあって、このキャンペーンはマジでありがたいものですね。周回が非常に有意義に感じられました。(まあ、今回は虹Exのドロップは無かったんですけども)
特別ログインボーナスも開催されています。ジュエル多めなのと、最終日は限定入り10連ガシャチケットになっており、かなり大盤振る舞いな感じのログボなので、忘れずに取っておきたいですね。
もう一つ、4.12Anniversary記念ステップアップガシャも開催されました。合計6500有償石で30連、PSはづきさん付きな上に最後が限定pSSR確定枠という、こちらもお得なガシャだったので、引ける人は引いたほうが良いものでしたね。(kinzokuseitarai.iconは4凸済pSSRが出たので高級虹ピでした)
今期イベントは「育成強化週間」でした。
今回からミッションクリアで育成ptが得られ、ポイントと報酬を交換する他イベと同様の形式に変更されました。報酬の取捨選択ができるという意味ではこちらの方が都合が良いですからね。アイドルピースやソーダなどの報酬も追加されていて、ミッションをやる意味合いも大きくなったように思います。
また、一番大きなところでは、強化週間イベントで発生するWINGの特別オーディション4種に、STEPで継承可能なノウハウが追加されていることですね。シーズン1, 2の「街角の朝ごはん」「エレぇベスト」は通常時の特別オーディションと同等のVoDaViいずれかのUPノウハウですが、シーズン3「めざせアイドルNo.1」はSP+20、シーズン4「今夜は帰りたくない!」は親愛度+3という、他に代えがたい性能を持っていたので、これのために周回が必須となったイベントとなりました。そのため、今期イベント期間中はkinzokuseitarai.iconもほとんどWINGしか周回していません。
今期併催のガシャは、「~ある休日、少女は両手に幸せを掲げ~ 甘奈・円香ガシャ」でした。
https://gyazo.com/c48d51da64e008c2b83e9c602992b2d4
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/ca7d408746d520b10a9142d581d0bf41
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vo2倍アピール + Vo最大2倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
追加効果:Vo25%UP(3T)
リンク:Vo1.5倍アピール
3凸:Vi2.5倍アピール + Vi最大2.5倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
追加効果:Vi50%UP(3T)
リンク:Vi1.5倍アピール
両スキルとも固定倍率と渾身のハイブリッドタイプのライブスキルです。無凸スキルはVoの最大合計4倍、3凸スキルはViの最大合計5倍アピールです。最大倍率で見れば無凸スキルが少し強めで、Voアルストの甘奈の枠として十分に使用に耐えうる性能を持っています。また、両者とも追加効果に属性一致のバフ付与もあり、バフ付与を条件とするパッシブ発動条件を満たす上でも有用性があります。 また、リンクアピールを含めると、無凸はVo最大5.5倍、3凸はVi最大6.5倍のアピール倍率になります。主にパーフェクトライブ狙いのときに最後の審査員を落とす際、これだけの倍率があれば安定してアピールすることができると思います。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoVi35%UP 2T以前 30% 1
40(2凸金) VoVi65%UP + メンタル5%回復 履歴に甘奈がある場合 20% 2
50(2凸) Vo40%UP 3T以降 20% 2
1凸パッシブはそこまで強くないですが、2ターンまでしか発動しないため、他にパッシブが無いようであれば取っておいても良いものになっています。最近の限定sSSRの1凸パッシブの性能を加味すると取らないほうがいい場合が多いとは思います。
2凸金パッシブは回復付きでそこそこの倍率を持っており、有用性はそれなりに高いものと思います。条件がスキル使用履歴に甘奈がある場合となっているため、甘奈のスキルを使用する必要がありますが、センター採用しない場合であればスキル使用も必然性が増すので、取っておいて良いパッシブだと思います。
パネル奥の2凸白パッシブは他に強力なパッシブを持っているなど大抵の場合は要らないと思います。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vo +50
40(コミュ) Vo +50
50(2凸) Vo +50
40(3凸) VoVi +100
50(4凸) Vi +150
これまでの恒常pSSR同様、3凸まででVo +250, 4凸でVi +250の上限解放が可能です。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vi60%UP(5T)
リンク:Vi4倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
すなわち、Viアルストの現状のカードプールからしてもセンター採用が考えられるカードとなりますね。ただし、Vi特化の限定pSSR「【お散歩サンライト】大崎甘奈」を押しやって採用価値があるかどうかについては検討の必要があるかと思います。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/4a5f330d3635173197500af0ad0fc76d
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/0aab1c7b0e3e6f7abd45b9f5486338f1
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ボーカル
GRAD Vo
LP 安定感 + 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ダンスマスタリーDa (Lv.15)
施設マスタリー (Lv.6)
トラブルガード (Lv.2)
ダンスマスタリー体力 (Lv.7)
テンションマスタリーSP (Lv.10)
非常に高いレベルのダンスマスタリーDa・体力と施設マスタリーを持っており、STEP育成においては組み込んでおくと非常に強力な立ち回りをしてくれるスキルとなっています。Da特化の恒常sSSRの中でも群を抜いて強い性能を誇りますね。
テンションマスタリーSPは、最近の限定sSSRに搭載されている「テンションマスタリーSP+」ではなく、確率で発動する無印のスキルなので、発動したらラッキーという気持ちで考えるべきものでしょう。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Da15%UP 円香がライブに参加している場合 5% 1
40(1凸) Da30%UP 3T以前 20% 1
40 Da20%UP 観客3以上 20% 1
40(2凸金) Da60%UP + 注目度50%UP 円香がライブに参加している場合 30% 2
50 Da30%UP 4T以前 10% 2
50(コミュ) Da30%UP 2T以降 20% 2
2凸パッシブは注目度UPも付いています。Daノクチルはタゲ取りで被弾することが重要となるので、使い勝手の良いものになっていると思います。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Da +25
50(3凸) Da +100
恒常sSSRの通常性能の通り、Daの合計125解放です。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
4凸:Da3.8倍アピール
追加効果:注目度100%UP(2T) + メンタルダメージ50%CUT(2T)
追加効果の注目度UPは100%と、かなり高い上昇値となっています。Daノクチルの火力補助やタゲ取り以外にも、Da放クラでの注目度確保にも使えますが、継続ターン数が2ターンと短いのが注意点ですね。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/cfa549c902a7c57a6e1cb2c46203a731
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 トーク
GRAD Me
LP 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.4)
ビジュアルマスタリーVi (Lv.5)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.2)
トラブルガード (Lv.2)
イベントsSRの通常性能として、ビジュアルマスタリーViとトラブルガードが搭載されています。基本的に一番下のスキルは体力サポートかトラブルガードですが、体力サポートの方が有用性が高くはたらく場合が多いので、相対的にトラブルガードは評価としては弱めに感じます。
2凸パッシブスキルは、Vi30%UP(3T以降, 30%, 1回) です。
3ターン以降のパッシブ発動条件は緩いですが、思い出アピールを打つターンに絡んでくるので、これよりも強力なパッシブを持っている場合は避けたほうが良いものになっています。
解放できるステータス上限は、Vi +50 です。
イベントsSRの通常上限ですね。
4凸ライブスキルは、Vi2.5倍アピール + Vi20%UP(4T) です。
オーソドックスなバフ付与の追加効果を持つアピールです。
グレフェス
今期のグレフェスは通常ルールでしたが、STEP編成による火力向上の影響を加味してか、審査員興味値に調整が入りました。 本来であれば、評価値調整に応じて対戦相手ボーナスにも調整が入る予定だったそうですが、不具合により旧来の計算方法で算出されてしまっているようでした。ここ最近のSTEP編成の増加で評価値が向上しているので、全体的にかなり点数が伸びています。次期以降ここにどのような調整が入るのか楽しみですね。
グレ7の環境としては継続してVi極が強力かつ多数マッチングする状況が続き、Voアルストとのマッチもそこそこ、たまにDa極が混ざる感じです。評価値が高くなったことによって、メンタルを削っている背水主体のDa特化編成もマッチングに現れることがあり、3ターンでメンタル落ちする編成ともたまに遭遇することがありますね。 今期のkinzokuseitarai.iconは、前期から使用しているVoアルスト編成で潜っていました。STEP実装以降、Vo特化編成の強化を最優先として続けてきているので、まだ他の編成が作れていないんですよね。Daアルスト、Viアルストが作れたら、次はコラボフェスやフェスツアーズ用の編成なんかも作りたいと思っているので、やりたいことが多すぎますね。無限にできるコンテンツじゃん……! 結果
https://gyazo.com/97594e947d83c3f37306a472e8d82b9b
https://gyazo.com/8216eebaa79ee080b9be7587ef315a18
https://gyazo.com/13d0ba2c8008981ed95754949a29ec40
これまでの環境ではなかなか見ることができなかった点数が出ています。
https://gyazo.com/1b546d2132f0eb0c3e01d010f7107513
他の方々も軒並み点数が高くなっているので、この点数でもTOP100に入れなくなっていますね。また、残留ラインも186k後半と非常に高く、かつての感謝祭全盛期を思い出します。
グレフェスTOP100
1位: 203,340pt
100位: 191,887pt
編成詳細は以下リンク
今期は編成評価値の計算方法が変わったこともあって、対戦相手ボーナスの調整が効かなかったとはいえかなり高い点数が出やすくなっていました。そのため、TOP10の方々が軒並み200k超えとなっています。一応、kinzokuseitarai.iconの自己ベスト205190ptは抜かれませんでしたが、次期の対戦相手ボーナスの調整であっけなく抜かれています。この話は次期所感で。
複数ランクインしている同一コンセプトの編成は以下の通りです。
Vo特化編成
Da特化編成
Da放クラ(果穂・智代子・凛世・夏葉)(マイバレ含む) 混合マイバレ編成
Vi特化編成
スキル入れ替え機能の追加で、NE編成やマイバレ編成でもユニットを揃える方が効果的となる場面が増えました。Daアンティーカとして計上している編成も、Da担当に「【NOT≠EQUAL】三峰結華」を採用しており、環境的にNE前提の立ち回りを余儀なくされているのではないかと推察しています。 緻密なメンタル管理が必要ない分マイバレ編成の方が自由度が高く、実質的にNE編成が減っている状態ですね。この辺の環境変遷は、今回からのアップデートの効果が現れていると見ています。
まとめ
グレ7もフェスマ環境が激化していて残留も非常に難しくなっているように思います。アップデートでいろいろと改善も行われたので快適さは増した感じはしますが、対戦相手の強さ自体はどうにもならないくらいに強力なので、地道に育成を進めてチャンスメイクをものにできる編成を作っていくしかないですね。