2022年6月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード6にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/05/31 ~ 06/10
流行
1位:Visual
2位:Dance
3位:Vocal
審査員影響力:158(グレ6)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
VoVi審査員:489000(グレ6)
Da審査員:612000(グレ6)
審査員がアイドル全員にリアクションを行う
所感
前回のシャニマス生配信で発表された、サービス開始から4.12周年、4年1ヶ月2週間が経過したことをお祝いする、「4.12Anniversaryキャンペーン」が開催されました。初見で「何なんだそれは」と普通に思いましたが、まあいろいろとキャンペーンもありましたし有り難く頂戴しましたね。 4.12Anniversaryキャンペーンでは、トレーニング超成功、ファン感謝祭でのはづきさん出現率UP、信頼度UP、リサイクルショップマニー無料キャンペーンが開催されました。この中でも特に、リサイクル無料については開催頻度もそこまで多くなく、恩恵も大きいのでありがたかったですね。
ショップでは去年のノクチルの衣装付きパッケージが再販されていたり、PS両方のはづきさんを含んだ9400有償石の育成ブーストパッケージが販売されました。トワコレの影響でPはづきさんの価値はかなり下がっているような印象がありますが、Sはづきさんは相変わらず足りないので、課金する余裕のある方は買いですね。 ガシャ関連では、4.12キャンペーンの一環として、無料10連が開催された他、かなり古い限定カードが1枚確定で出現する有償10連限定の283メモリーガシャ、運試しのSSR5倍ガシャ、2020~2021年に実装された限定カードが出現するステップアップガシャなどが開催されました。期間の途中からは、過去のウェディング衣装のカード3枚をピックアップした「ジューンブライドピックアップガシャ」が開催されたり、7日~8日の4.12周年当日のみ、48時間限定の合計15連ガシャも開催されました。
今期開催されたイベントは、ノクチルのシナリオイベント「天檻」が開催されました。シナリオタイトルがノクチルの最初のイベント「天塵」を意識していたり、あらすじで既にノクチルの成長が感じられるところとかも文脈を感じられて非常に良かったですね。型に嵌めたプロデュースをしたくないけど問題は起こしてほしくないという二律背反に似た感情を抱くシャニPの苦悩なんかも描写されていたりと、実にシャニマスらしいお話だったと思います。 今期併催のガシャは、「期間限定 体温くらいのゆうやけだった 透・咲耶スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/e43fd925aad657b26ce289a625cb0116
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/0a1a34af404350ae6882437de7b0e8f7
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da2倍アピール + 全体Da1.5倍アピール
追加効果:5ターンの間ダメージ時Da30%UP(3T)(4回)
リンク(円香):注目度100%UP(3T) + メンタルダメージ50%CUT(3T)
4凸:Da3倍アピール + 全体Da2倍アピール
追加効果:5ターンの間ダメージ時Da60%UP(3T)(4回)
リンク(小糸・雛菜):注目度1000%UP(3T) + メンタルダメージ75%CUT(3T)
「【ギブ・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂」のライブスキルと同様、単体アピール + 全体アピールの複合スキルとなっています。スキルを使用する対象に指定した審査員に対し、無凸スキルは3.5倍、4凸スキルは5倍と限定pSSRの通常性能と同等の火力を持っていますが、その上で無凸1.5倍、4凸2倍の全体火力を他審査員にばらまくことができます。微力ではあるものの、アピール稼ぎの足しにできますね。 その上で強力なのが、追加効果のダメージ時バフ付与の能力です。Daノクチルではこれまでの回避コンセプトと異なり、被弾してバフを増やしていく方針を取っています。4凸スキルでは合計4回被弾することでDaUPを240%まで付与することができ、かなりの火力補助になります。被弾することが重要となるので、主に放クラとは注目度の取り合いになることが考えられます。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da60%UP + 注目度30%UP 2T以前 30% 1
40(2凸金) Da85%UP DaUPが3個以上付与されている場合 30% 2
50(4凸金) Da150%UP 3T以降履歴に透がある場合 30% 2
注目度UPのついた1凸パッシブは条件も緩く思い出アピールにもかからないので、被弾バフを稼ぐための準備用のパッシブとして活用できます。
2凸パッシブは今回の透のライブスキルを使用した上で3回以上被弾すると条件を満たすことができるので、当カードを運用する上ではそこまで難しい条件ではなさそうですね。
4凸パッシブは透のライブスキルを使用した履歴が必要となるため、今回の透をセンター運用する場合は発動が厳しくなります。現状のDaノクチルではセンター性能として一番良いのが今回の透であるため、現時点では少々使いづらいパッシブにはなっていますが、今後の実装カードにてセンターが入れ替われば幾分は発動させやすくなるものだと思います。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Da +50
30 Da +50
50(2凸) Da +50
50(3凸) Da +150
50(4凸) Da +100
合計でDa +400の解放数となっています。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Da最大3倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
リンク:Da2.5倍アピール
高注目度依存の前段追撃と、固定倍率のリンク追撃にて、最大合計5.5倍の追撃倍率を持っています。正直、4人リンクはもう少し火力を持ってきても良いとは思うんですが、ノクチルは付与できるバフの倍率が他ユニットよりも高くなる傾向にあるので、そのバフ倍率分で押し切れ、ということでしょうか。 3人ユニットが軒並み6.5倍の思い出追撃を持ってきている現状、最低限それに追従する火力が与えられてもおかしくはないと思いますし、今後の実装カード、特に限定pSSRとしての実装が期待できそうな小糸あたりがこれ以上のセンター性能を引っ提げて来てくれるのを待ちたいところですね。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/17ef75041a36141a7f036944b8964bbc
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/9a59525403816ee8f8df11dab7b62c02
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 アピール
GRAD Vi
LP 歌唱力 + 表現力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ボーカルマスタリーVo上限 (Lv.8)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.3)
ユニットマスタリーSP (Lv.10)
ボーカルマスタリー体力 (Lv.6)
マスタリー上限がLv.8と高く、マスタリー体力も回復範囲に入るレベルの高さを持っており、これだけで単純に優秀です。SP供給がユニマスのみとなるのでアンティーカとのシナジーに期待するしかありませんが、STEP編ではそこまでマスタリーSPが重要とならないので、1枠くらいは不発でも許容範囲だったりします(あれば便利なのは間違いないですが)。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo50%UP 3T以前 20% 2
40(2凸金) Vo120%UP 最大メンタル3000以上4T以降 30% 2
1凸パッシブは早期ターンのみの中倍率で使い勝手がよく、どのユニットでも採用価値があります。
このカードは2凸パッシブが最も魅力的で、「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」の2凸パッシブのDa版という、非常に強力な性能を持ちます。現行のVo特化サポートのパッシブとしては最高倍率となるため、ほぼ全ユニットのVo特化編成が強化された形になりますね。Vo特化はメンタル低めの背水編成を組むことが少ないですし。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 Vo +25
30 Vo +25
30(1凸) Me +50
40 Vo +25
50(3凸) Vo +100
50(4凸) Vo +50
合計でVo +225とMe +50を持っています。上述のスキルパネル構成から、左側1列が全て上限パネルとなっているのも使いやすい配置ですね。Me上限もSP30で50解放とコスパも良い感じです。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vo2.5倍アピール(興味無視)
追加効果:興味0.7倍(1T)
4凸:Vo3.5倍アピール(興味無視)
追加効果:興味0.5倍(1T)
興味無視札に興味DOWNと、咲耶の特徴が出ているスキルとなっています。4凸ライブスキルの興味DOWNは1ターンのみとはいえ、倍率は「【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶」と同等で、「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」のライブスキルによる興味1.5倍 + 反転効果の遅延倍率(興味0.67倍)よりも強力です。そのかわり、興味0.5倍の反転は2倍となってしまうので、反転がかかっている審査員に打つ場合は、状況をよく見て打つようにしましょう。 また、興味無視のアピールは昨今の大吉環境でPL狙いをする際の決め札としても使えます。個人的にかなり汎用性の高い札だと思っているので、Vo特化編成の脇差にはこれと大吉札を積むのが安牌だと思っていますね。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/bd5c1b4180a9d7866cfbaa714bdf071b
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 アピール
GRAD Vo
LP 歌唱力 + 表現力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ビジュアルマスタリーVi (Lv.10)
施設マスタリー (Lv.3)
トラブルガード (Lv.2)
体力サポート (Lv.2)
ビジュアルマスタリー体力 (Lv.3)
イベント産のサポートカードにはだいたい特化レッスンの特化マスタリーが搭載されていますが、STEP編シナリオの実装によってその価値を大きく上げています。また、体力サポートとマスタリー体力の2面での体力補助がそこそこ強く、STEP編育成にて力を発揮する施設マスタリーも搭載されているなど、かなり破格の強さを持ったカードとなっています。 円香のVi特化サポートではさすがに限定sSSRの「【雨情】樋口円香」が強力ですが、未所持の方に関してはそこらへんの恒常sSSRを差し置いて採用価値のあるカードとなっています。 2凸パッシブスキルは、Vi35%UP(リアクション回避率UPが付与されている場合, 30%, 1回) です。
後述のライブスキルで発動条件は満たせるとはいえ、これのために準備札が1枚必要なわりに倍率もそこまで高いわけではないので、見た目以上に使い勝手は悪く感じるかと思います。Viノクチルなら採用価値はあるかなー、と思うくらいでしょうか。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
50(3凸) Vi +50
50 Vi +30
イベント産sSSRの通常上限として、合計Vi +80が解放できます。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
4凸:Vi2.8倍アピール
追加効果:リアクション回避率10%UP(4T) + 注目度10%UP(4T)
リアクション回避率UPと注目度UPが同時に付与されるスキルとなります。Viノクチルではそこそこ使えそうですが、回避と注目度のどちらもかなり小さい上がり幅なので上手く機能する倍率でもないのが微妙なところですね。パッシブ発動条件を満たす札として見る方が良いかもしれません。「【チルドレンモード!】小宮果穂」のパッシブも発動できますし。 グレフェス
今期はグレ6でまったりプレイでした。
今期ルールは新規実装の透の接待ルールとして、確定被弾のDa有利ルールとなりました。アルストを主に使用するkinzokuseitarai.iconとしては確定被弾ルールは結構キツいですが、STEP育成を詰めたことである程度楽になってきました。 今期作った編成はこんな感じです。
https://gyazo.com/c9fb0fc1047a0ba16a1c1cff02d15e5f
センターの甜花は継続してGRAD産のものを使用していますが、それ以外のメンバーは全てSTEP産に置き換えました。 脇差枠の甘奈・果穂はGRAD4種アビリティとSTEPアビリティを取得し、メイン火力の底上げを図ります。
Le枠の樹里はラジオ収録を意識的に踏みつつメンタルを盛る方針で育成し、脇差アビリティに加えてLeader適正とオールラウンダーの取得も狙います。ただこの樹里はLeader適正○が取れていないので、もう少し詰められそうです。
Vo担当の千雪は、ステータス優先で育成しましたが、まだノウハウブックに載っているステータスUP系がVoに寄せられていないのでそこまで高い数値ではないです。しかし、スタートダッシュとアピールUP(思い出低)が欠けたとはいえVocal適正とオールラウンダーは4種全て取れているので、かなり良い仕上がりにはなりましたね。
編成全体としてはメンタルが7000を超えており、グレ7の通常ルール時に3被弾してもメンタル90%以上をキープできるのがアルスト編成としての強みです。これができるようになっただけでSTEP育成は強いんですよね~。まあ、「打たれ強い」もSTEP産4人が積んでいるので、実際そこまでメンタル必要なかったりはするのですが、一応ね。 そして今期は、ノウハウ周回において非常に重要なものを獲得できました。
https://gyazo.com/14a7c686cdce4ac97e9875fed4785bb4
「LP大成功(SP)++」です。
出現率の低いノウハウらしく、人によっては300周以上かかるという話も伺っていたので、正直それくらいの周回数は覚悟していて、まったりLP楽曲ノウハウを集めながら掘るつもりではいたのですが、異様なまでに早く出てくれたので全然楽曲ノウハウが集まりませんでした。
こいつのドロップのおかげで、STEPでのSP供給量がめちゃくちゃ増えたので、育成の質が純粋に上がったのが大きいです。
あとはGRADで上限系のアビリティがいくつか残っているのと、WINGオーディションノウハウ、思い出Lv.5で出現する「思い出(ノウハウ)++」、そして「感謝祭クリア」の親愛度+10が欲しいですね。
結果
https://gyazo.com/d540238fe71bda352d7558f69c895fb9
https://gyazo.com/904fc43900a90780538739eb844ac5cf
https://gyazo.com/8f5a04989348ab8b37e9ed4c4e026a75
STEP編成に切り替えてから勝率がめちゃめちゃ上がりました。更新前のスコアも無リンクフェスマですし、グレ6での安定性が段違いですね。
https://gyazo.com/9efc213d9a41f5e69713b4138ba06368
昇格ラインは118kと、今のグレ6の環境であれば、うまくいけば2がっちり完全掌握でも昇格できる水準となっています。PL以上なら確定ですね。
グレフェスTOP100
1位: 200,067pt
100位: 186,379pt
編成詳細は以下リンク
今期グレ7の1位の方は20万点を超えてきましたね。kinzokuseitarai.iconの自己ベスト205190ptは超えられていなくて安心しましたが、昨今の高評価値環境を考えると時間の問題のような気もします。
ランキング内で唯一となるコンセプトの編成では、11位(あずらいPさん)のViストレイ(愛依)、30位(うめさん)のViアルスト(千雪)、59位(韋駄天さん)のViノクチル(雛菜)、84位(しどさきさん)のVoノクチル(円香)が入っています。 ノクチル編成は確定被弾によって回避時バフの発動が安定しやすい環境だったのもあって、何名か入ってきた感じですね。とはいえ強すぎるVi特化の面々やVoアルスト、お手軽なマイバレ編成などに押されて有利ルール下でも厳しかったのかと思われます。 現行の4ターン締め環境、ノクチルはリンク思い出までに通るスキルの使用順はかなりシビアなので使い勝手は非常に悪そうに思うのですが、それを抑えてのランクインということで非常に素晴らしい成果だと思います。 96位のいづみさんの編成については、ご本人が編成解説の記事を書いてくださっているのを見かけましたので、紹介します。
余談
今期の所感で、kinzokuseitarai.iconのグレフェス所感記事も2周年を迎えました。
個人用の備忘録として始めた記事執筆なので、他の方に読まれることをあまり想定していない書き方をしているんですが、毎期読んでくださっている方がいましたら感謝しています。本当にありがとうございます。
所感記事を書き始めた理由などは去年の記事(2021年6月上旬期グレードフェス所感)で書いているので割愛しますが、今後も自分が飽きたり続けられなくなったりするまでは自分のペースで書いていこうと思っています。いままで同様、グレ7残留にもそこまで固執しないようにしていくつもりです。 まとめ
グレ6に落ちてしまったものの、STEP用ノウハウも出揃ってきて、育成もだいぶ楽しくなってきました。
来期はグレ7に戻って、育成した編成がどの程度通用するか試してみるつもりです。また、育成強化期間イベントの周回も頑張りたいですね。