2022年6月下旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/06/20 ~ 06/30
流行
1位:Dance
2位:Visual
3位:Vocal
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
VoDa審査員:6000000(グレ7)
Vi審査員:7500000(グレ7)
審査員が毎ターン注目度UPのステータス効果を付与する
注目度10%UP(2T)
所感
今期は、4.12Anniversaryキャンペーンの第3弾として、トレーニング超成功、感謝祭でのはづきさん出現率UP、フェスでの獲得マニーUP、リサイクルショップでのマニー無料が開催されました。リサイクルショップのマニー無料キャンペーンは、毎回書いていますがアイテム生成が行いやすいタイミングなので有効に活用しておきたいところです。
また、特別開催のガシャとして、ストレイライトピックアップステップアップガシャが開催されました。有償6000石で30連、最後の1枚のみストレイの限定SSRが確定となるガシャです。ストレイは優秀な限定サポートカードが多かったり、センター性能の高いpSSRが多いので、グレフェスをやる上では非常に強いカードが揃っているのが魅力的ですね。もちろんコミュも良いものが揃っているので、かなり引き得なガシャでした。 今期開催のイベントは「フェスツアーズ」と、イルミネの復刻シナリオ「くもりガラスの銀曜日」でした。フェスツアーズの方は今回から道中のレベルUPマスでアドバンテージの解放ができるようになり、リタイアをしなくても途中である程度の強化を行うことができるようになりました。有効に使うためには少しポイントのやりくりを考える必要がありそうですが、待望の改善だったこともあって攻略しやすくなったと思います。 今期併催のガシャは、「期間限定 勘違いjewelry 智代子・千雪スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/b9519f4cb4eba49046689abfd44883ad
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/8108117c53d662b269a92fe1dedaf88e
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi3.5倍アピール
追加効果:興味0.35倍(2T) + 興味2倍(3T)
リンク:Vi3倍アピール(興味無視)
4凸:Vi5倍アピール
追加効果:興味0.35倍(2T) + 興味2倍(3T)
リンク:Vi3倍アピール(興味無視)
「【プリティ・スイート】園田智代子」に似たスキル構成で、興味UPとDOWNが同時に付与される追加効果を持ちます。「プリティ・スイート」との違いは、あちらが興味0.5倍(3T) + 興味2倍(5T)で、3ターン目まで1倍、4~5ターン目は2倍という効果でしたが、今回は2ターン目まで0.7倍、3ターン目に2倍という興味操作になります。 前半に興味DOWNが強くかかるため、少々の遅延効果が見込める上に、興味2倍が発動するタイミングも「プリティ・スイート」よりも近く、使い勝手の良さが向上した印象があります。その代わり、興味2倍の継続ターン数が1ターンのみになっていますが、昨今の環境で2倍が2ターン続いたとして有効に使えるパターンはちょっと考えにくいので、こちらのスキルの方が使いやすいでしょう。
ただし、前半ターンに興味反転がつくと遅延効果が逆転して興味UPとなってしまうので、反転が入っている審査員に打つのは状況をよく考えた方が良いかと思います。
リンクは興味無視の追撃となっています。興味無視がない場合、追加効果の興味0.7倍で邪魔されてしまうので、倍率通りの火力が出せるという意味で必要な条件付けですね。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vi60%UP + 注目度30%UP 2T以前 30% 1
40(2凸金) Vi75%UP + 思い出ゲージ20%UP 履歴に智代子がある場合 30% 2
50(4凸金) Vi150%UP 注目度UP3個以上付与時 50% 2
1凸パッシブは早期ターン発動のそこそこ良い倍率です。どのユニットでも使える無難な感じですね。
2凸パッシブは思い出ゲージUPがついてきます。履歴に智代子がある場合に発動するため、智代子のスキルを使用する必要があります。今回の智代子のライブスキルは遅延効果が付いているため、思い出アピールの2手前に放つ必要があり、思い出アピールの1手前に発動すると考えると、Vi放クラ編成ではそれなりに使えるパッシブではないかと思います。履歴条件は他ユニットの出張枠としては使い勝手が悪いので、出張性能で見ると少し微妙ですね。 4凸パッシブは注目度UP3個付与条件のVi150%UPと強力です。注目度UP3個は条件としてかなり難しいですが、「【チルドレンモード!】小宮果穂」のライブスキルなどを使用してなんとか個数を稼ぐことで、発動させることもできるかと思います。思い出アピールでも注目度が必要なので、上手く個数を稼ぐパターンを模索する感じになりそうですね。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vi +50
30 Vi +50
50(2凸) Vi +50
50(3凸) Vi +150
50(4凸) ViMe +100
Vi +400 と Me +100 の上限を持ちます。最近の限定pSSRの上限と同様です。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:注目度200%DOWN(3T)
リンク:Vi8倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
「【ギブ・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂」のVi版性能です。追加効果が実質的なデバフである代わりに、リンク追撃がVi8倍と単体属性での最大火力を持っています。最大倍率の追撃を行うためには注目度が400%以上必要なので、パッシブやステータス効果で注目度をなんとかして稼ぐ必要があります。 現状のカードプールだと、パッシブスキルで注目度を稼げるサポートカードがそれほど多くないため、最大火力に持っていくのは少し難しいように思います。
(kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/72910b9f1c2ca645f6a4bb912f375dea
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/10aefa544403a9bd5ba2222e686dccb0
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 トーク
GRAD Vo
LP 集中力 + 団結力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ダンスマスタリーSP (Lv.15)
施設マスタリー (Lv.10)
おやすみブースト (Lv.1)
ユニットマスタリーDa上限 (Lv.4)
ダンスマスタリー体力 (Lv.6)
高レベルのダンスマスタリーSPとダンスマスタリー体力に加え、前例のないくらいレベルの高い施設マスタリーを備えたDa特化STEP育成で非常に重宝する性能を持っています。Daアルストの育成で必須級なのは言うまでもないですが、育成面での強力さを考えると他ユニットでも組み込みたい強さになっています。 Da特化の千雪の限定サポートはこれまで「【永遠のCarol】桑山千雪」と「【ウォーム・スノウ】桑山千雪」がありましたが、前者の「永遠のCarol」は初期限定ということもあって使い所が全くないレベルに使いづらい性能だったのに対し、「ウォーム・スノウ」は一時期までDaアルストでの必須級サポートでした。さすがにカード性能が向上してきた最近だと外れるケースも考えられるようになってきましたが、アルストの育成では貴重なユニットマスタリーSP持ちということでDa特化以外でも使われることがあったほどです。 今回の「そらカラフル」はその性能を大きく超えてきた形になり、現状のDa特化サポート、特にSTEP育成では最も使いたいカードとして実装されました。
何気にアルストの限定サポートでは初めてマスタリー体力を持ったカードになります。それがアルストPにとってはめちゃくちゃありがたいですね。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da50%UP + メンタル5%回復 3T以前 20% 2
40(2凸金) Da100%UP 回復回数2回以上 25% 2
1凸パッシブは「【デビルたちの夜会☆】大崎甘奈」のDa版性能となる、早期発動の回復付き中倍率パッシブです。後述の回復回数稼ぎにも使えるので、積極的に取りたいパッシブですね。 2凸パッシブは、回復回数を条件にとった高倍率パッシブスキルとなります。アルストのサポートでは初めての100%UPで、条件としても1ターン目に1凸パッシブが2つ発動すれば2ターン目には発動可能となるくらい緩いので、両方のパッシブをセットとして考えて取得すると効率が良いように思えます。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 Da +25
30 Da +25
30(1凸) Me +50
40 Da +25
50(3凸) Da +100
50(4凸) Da +50
Da +225、Me +50 と、最近の限定サポートと同様の上限数を持ちます。何気にアルストの限定サポートでMe上限を持っているカードも初めてですね。めちゃくちゃ欲しかったんですよMe上限。 ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:全体Da1.5倍アピール
追加効果:メンタル2%回復 + 思い出ゲージ5%UP
4凸:全体Da2.5倍アピール
追加効果:メンタル5%回復 + 思い出ゲージ15%UP
サポートの全体アピールは「ウォーム・スノウ」と同様ですが、4凸ライブスキルの倍率が2.5倍に上がっているのと、回復に超過時思い出ゲージ変換が付かなくなり、普通に思い出ゲージUPが付いています。どう見ても「ウォーム・スノウ」の上位互換ですね。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/69828a3d3223e8d18c44eb0295c444e2
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da最大3.5倍アピール(メンタルが少ないほど効果UP)
追加効果:なし
リンク:Da150%UP(4T)
4凸:Vo最大5倍アピール(メンタルが少ないほど効果UP)
追加効果:なし
リンク:Vo150%UP(4T)
低メンタル依存の背水スキルです。この手のスキルは思ったように火力を出すことが難しいので、あまり強い札ではありません。珍しく他の追加効果もないですし、アンティーカは5人ユニットなのでリンクもなかなか活かせないと思います。 2凸パッシブスキルは、Vo40%UP(4T以降, 20%, 2回) です。
思い出アピールのターンにかかるパッシブです。他の高火力パッシブがある場合は避けるべきですが、ないなら取ってもいいくらいの倍率のパッシブですね。
解放できるステータス上限は、VoDa +50 です。
イベント産pSRの通常の解放数です。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Da2倍アピール
リンク:Vo3倍アピール
前段追撃、リンク追撃ともに固定倍率のアピールです。火力を出す上では追撃があるだけ強いですが、前段とリンクで属性が異なるため、数値ほどの火力が出ないことには注意が必要です。前段追撃があるのでWING周回性能としてはそれなりに良い性能ではあります。
グレフェス
今期のグレフェスは、Vi審査員のみ興味値の多いVi有利ルール、かつ審査員が注目度UPを付与する放クラ有利ルールでした。 字面通り見ればVi放クラの接待ルールになるわけなんですが、現状のVi放クラはそこまでカードプールが豊富なわけではなく、サポート札の選択肢も有用なものが少ないので非常に難しい立ち位置のカードとなっています。正直なところ、ユニット推しでなければVi特化はイルミネかシーズの編成を使ったほうが良いまでありますからね。 審査員が注目度UPを付与するルールということで、今回のPUの智代子に搭載されている4凸パッシブの発動条件「注目度UPが3個以上付与されている場合」の他、「【チルドレンモード!】小宮果穂」の虹パッシブの発動条件なども簡単に満たすことができるため、注目度軸で構成された編成が非常に動きやすい環境だったかと思います。 ただ、注目度の上昇量が10%UPに抑えられているため、「注目度が高いほど効果UP」の条件をもつライブスキルや思い出アピールの火力の足しにするには少々心もとない数値だったので、放クラ編成の思い出アピールなどではパッシブスキルや注目度UP付与のスキルなどで注目度の底上げをしないと火力には繋がらない状況ではありました。立ち回り自体が大きく変わるような環境ではなかったと思われます。 しかし、今期はそれ以上に強力な環境変化が発生していました。前期の編成評価値の算出方法の変更で同時に変わるはずだった、対戦相手ボーナスの調整がようやく有効化されました。
その結果、グレ7の残留点が200kを超える高得点環境が生まれてしまいました。普通にフェスマスターを出すだけで20万前後の点数が出るようになり、これまで以上に数値の幅が出るようになった気がします。 そのため、これまで2年半くらい全ユーザー中5番目に高い自己ベストだった205190ptが、今回の調整で数十人単位で抜かれることとなりました。感謝祭時代の長期戦環境のときに出したスコアだったのですが、これからはこの得点超えを目標にしばらくやっていけそうですね。
結果
https://gyazo.com/97d79e592356b3e24471c33fcfdf0223
https://gyazo.com/7f469fcc731b4de80e88dfde11768573
https://gyazo.com/44c505666245288a1de57617dda5dbc6
対戦相手ボーナスの恩恵でこれまで以上に高い点数は取れたものの、2年半前の自己ベストは更新できませんでした。これはまた機会もあると思うのでじっくり狙っていきますね。
https://gyazo.com/c119edd93ad7fe33277f1d5d009d8278
残留ラインも今までにない20万点超えというインフレっぽい環境に。まあ、これは対戦相手ボーナスの調整によるものが大きいですし、どちらかというとルール変更によるものと思ったほうが良いですね。
グレフェスTOP100
1位: 214,112pt
100位: 204,403pt
編成詳細は以下リンク
TOP100の得点が20.4万、最高点が21万超えでこれまでにない高得点環境となりました。先述の通り、全体的に獲得できる点数が多くなっているため、前期からプラス2万点くらいの環境変化があったと考えて差し支えないでしょう。
複数ランクインしている同一コンセプトの編成は以下の通りです。
Vo特化編成
Da特化編成
Da放クラ(果穂・智代子・凛世・夏葉)(マイバレ編成を含む) Vi特化編成
注目度UP付与ルールだったということで、アンティーカからすると実質的にデバフがかけられる環境だったのもあってランクインされている方がいなかった感じですかね。同様の理由でNE編成も今期は上位に見られませんでした。 まとめ
今期のアップデートで唐突に高得点化したことについては驚きましたが、陳腐化した自己ベストを超えるべく、新たな小目標もできて俄然楽しくなってきました。
次期はシナリオイベントにあわせて限定ガシャが開催される期になります。連続残留目指して頑張りたいですね。