2022年4月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/04/01 ~ 04/11
流行
1位:Visual
2位:Dance
3位:Vocal
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Vo審査員:5100000(グレ7)
DaVi審査員:3740000(グレ7)
審査員が毎ターンDanceDOWNのステータス効果を付与する
Da30%DOWN(3T)
所感
4周年を迎える月に入ったことで、4th Anniversaryキャンペーンが本格的に始まりました。
いつものトレーニング超成功や感謝祭でのはづきさん出現率UPや、プロデュースを終えた際の信頼度獲得量が上がるなどのキャンペーンが始まっているほか、運営から「コミュを読め」という強烈な圧お達しのように「アルバムの鍵 283個」が配布されました。(多すぎ!)
また、各種アイテムがもらえる特別ミッションも開催中です。こちらのミッションは、後半に4周年衣装である「セレスティアルカラーズ」の衣装交換チケットがもらえるので、ひとつずつこなしていきたいですね。
4周年記念パッケージとして、sSSRはづきさんを含む9400円のグレフェス応援パッケージ、恒常セレチケパッケージ、そして限定sSSRセレチケパッケージなどが販売されています。特に限定セレチケは年一回しか販売されない貴重なチケットなので、課金するつもりのある方は必ず購入しておきましょう。
ピックアップガシャ以外での開催ガシャでは、1日1回10連無料ガシャPlusや、有償限定SSR5倍ガシャ、復刻コスチュームガシャ、100連でサポートの最大特訓はづきさんが獲得できる限定復刻サポートアイドルスタンプガシャなどが同時にきています。また、開催時期が少し遅れてユニットセレクトガシャも開催されました。周年記念ということもあり、課金先がたくさんあって頭を抱えている人も多いかと思いますが、必要なガシャだけ選別して引いていきましょう。kinzokuseitarai.iconはほぼ全部引きました。
今回の新しい企画として、ガシャアイドル投票キャンペーンが開催されました。これは、ログインとデイリーミッションで投票券を獲得し、カードごとに投票を行い、後日その中から最も投票数が多かったTOP3をピックアップ対象としたガシャを開催する、といったシャニマス初の投票企画です。 今回は「コミュを読みたいアイドル」、「編成に加えたいアイドル」の2つのテーマで投票するような形式となっています。
こういった投票企画って、先達の例もあって荒れやすいコンテンツのようにも思うんですが、今回の企画はカードごとに投票を行う形なので、アイドル個人に入れるわけではなく、どちらかというと自分の推しよりも他人に推薦したいカードを選択するような感じになっています。シャニマスはそのあたり上手いこと舵取りしているところありますね。 kinzokuseitarai.iconは欲に従って、未所持の限定カードから選択させていただきました。
エイプリルフールシナリオの方はかなりガチガチのミステリーで、これまでの4/1シナリオの中でも個人的に一番好きなお話でした。
アルストのシナリオイベントの方もこれまでとは一味違った雰囲気で、普段は作中のモブキャラとして扱っているアイドルのファンだったりその他の一般人に焦点を当てた異色のシナリオでした。「すべての名もなき人たちへ」をキーワードに、誰だって名前を持った主人公になれること、また見方を変えればアイドルだって「名もなき人」にもなり得ることが描かれていて、それぞれの生き方について考えさせられるお話でした。これも演出が良くて感動しましたね。 今期併催のガシャは、「期間限定 花開け、スプリング 甜花・小糸スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/d9a4c7136867c281edca9cfcd746b707
今回からガシャ画面がアップデートされ、スキルパネル等の情報が見られるようになっています。
https://gyazo.com/f0a760687cfd8f62c548c017230b8931
こんな感じで、私服・フェス衣装のアニメーションが見られるようになっていたり、コミュの試し読みができるようになっていたりと、欲しかった機能が一気に実装されていてめちゃくちゃありがたいです。特にスキルパネルが見れるようになっているのが、この所感を書く上でも嬉しいですね。
閑話休題。
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/794123adc748c1598a5d5edf136b9bc1
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:全体Vo1.5倍アピール + 全体Vo最大2倍アピール(回復回数増加で効果UP)
追加効果:メンタル15%回復(超過思い出変換)
リンク:リラックス効果5%付与(5T)
4凸:全体Vo2.5倍アピール + 全体Vo最大3.5倍アピール(回復回数増加で効果UP)
追加効果:メンタル25%回復(超過思い出変換)
リンク:リラックス効果5%付与(5T)
Voの固定倍率全体アピールと、新しい倍率条件「回復回数増加で効果UP」を持つ全体アピールを組み合わせた強力なライブスキルです。最大火力が無凸で全体Vo3.5倍、4凸で全体Vo6倍という、3人ユニットでも破格の性能を誇ります。
追加効果として回復効果も付いており、超過分は思い出ゲージに変換される加速効果まで付いてきています。こちらは「【サマーハニー・シーズン】桑山千雪」のライブスキルの追加効果と同様の効果となっています。 主力となるアピールの倍率条件である回復回数条件は、公式の解説では4回回復で最大倍率となります(下表参照)。
table: 回復回数とスキル倍率
回数 無凸 4凸
0 0.4 0.7
1 0.8 1.4
2 1.2 2.1
3 1.6 2.8
4 2 3.5
一応ですが、今回のライブスキルの最低倍率は無凸全体1.9倍、4凸全体3.2倍になります。
回復回数のカウントについては、自身で発動させた回復スキルの発動回数を計上しており、パッシブスキル、ライブスキル、リラックス効果がカウント対象となっています。これらは自身のメンタルが最大でもカウントされるため、1ターン目に発動した回復パッシブも計上されます。
パッシブスキルとリラックス効果については、アピールフェイズ開始直前に回復効果が適用されるため、当スキル使用前に回数が計上されて倍率が決定されます。残念ながら当スキルの追加効果に設定されている回復効果は、ライブスキルの副次効果でありアピールよりも後に効果が発動するため、次のターン以降の回復回数として計上されることとなります。
また、1ターン内で発動した回復パッシブの個数分も回復回数としてカウントされるので、「【キュン!とwith us】大崎甜花」の1凸パッシブなど、回復効果を含んだパッシブスキルを1ターン目に4個以上発動させることができると、1ターン目から最大倍率で当スキルを使用することができます。 その他、「サマーハニー・シーズン」や「【つよがりのためのララバイ】桑山千雪」などのライブスキルによる回復、「キュン!とwith us」の4凸ライブスキルによるリラックス効果付与での回復で回数を稼ぐことで、当スキルは最大倍率まで持っていくことができるので、このスキルを最大限に活用するためには、それらの回復スキルを上手く使っていくことが重要となります。 ちなみに、kinzokuseitarai.iconの手元では未検証ですが、ライバルに「【好きなものはなんですか?】大崎甜花」が居る場合に入る全体回復は回数としてカウントされないそうです。自前で用意した回復手段のみ、もしくは「【四夜一夜物語】大崎甜花」のリラックス効果付与による回復がカウント対象ということになりますね。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo60%UP + メンタル5%回復 2T以前 35% 1
40(2凸金) Vo75%UP + メンタル5%回復 3T以前 30% 2
50(4凸金) Vo150%UP 回復回数4回以上 30% 2
1凸・2凸パッシブは早期ターン条件で回復付きのVoUPとなっています。倍率が強力なのもありますが、当カードにおいては回復効果が付いていることが重要です。ライブスキルの倍率条件や4凸パッシブの発動条件である回復回数を稼ぐためのギミックとしての側面が非常に強いのが今回のパッシブスキルです。
4凸パッシブについては、ライブスキルの最大倍率条件と同様の条件にて、Vo150%UPという破格の倍率を持った強力なスキルとなっています。現状のVo特化カードの中でも最も高い倍率のパッシブなので、当カードを編成する上で取得しない選択肢がないほどに強いですね。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vo +50
30 Vo +50
50(2凸) Vo +50
50(3凸) Vo +150
50(4凸) Vo +100
上限合計は Vo +400 です。アルスト的にはメンタルを盛りたい気持ちもあるので、Me上限UPも欲しかったですね。 思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vo最大3倍アピール(メンタルが多いほど効果UP)
リンク:Vo最大3.5倍アピール(回復回数増加で効果UP)
追撃アピールの最大火力がVo6.5倍という、アルストの中では破格の思い出火力を誇ります。これまでの最大火力が「【雪空セパレート】大崎甘奈」の最大4.5倍だったので、火力差は段違いですね。 最大倍率の条件は、前段追加効果がいつもの高メンタル維持を必要とする渾身条件、リンクアピールがライブスキルと同様の回復回数となっています。
「キュン!とwith us」などの回復付きパッシブや千雪のライブスキルなどで、思い出アピールを打つ頃に回復回数を最大まで稼ぐこと自体はそこまで難しくありません。こんな簡単な条件で6.5倍思い出が3人ユニットで出せることが強力すぎます。
リンクアピールが発動しない場合においても、Vo3倍の追撃は「【好きなものはなんですか?】大崎甜花」に並んでおり非常に強いので、リンク前に打ってもある程度アピールを稼ぐことができます。「サマーハニー・シーズン」や「【約束ペタル】大崎甘奈」などのライブスキルに思い出加速を持つ編成であれば、非常に高速で思い出ゲージが溜まっていくので、編成によっては思い出即打ちも悪い選択肢ではないのも魅力的ですね。 (kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/bf8a8773ee130301cc89526693cd7dc4
各育成シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 トーク
GRAD Me
LP 団結力
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/66ef062154d08002a38c5de7a2bd9e9c
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.10)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.3)
体力サポート (Lv.7)
テンションマスタリーSP+ (Lv.8)
ダンスマスタリーDa (Lv.15)
赤テンション時に同じレッスン・お仕事を行うことで追加でSPが得られる、テンションマスタリーSP+を所持しているカードです。Da特化としては初めての実装ですね。
その他、ユニットマスタリーSPやダンスマスタリーDa、体力サポートもかなりレベルが高く、基本性能としてはかなり強力です。
先行して実装されている「【チョコレー党、起立!】浅倉透」は単体性能としても非常に強力な上、ユニマスが相互に作用するという点で今回の小糸と相性抜群で、主に「チョコレー党」を所持し使用するかどうかで評価が大きく変わると思われます。 現行のグレフェス大吉環境では、GRADでMe2枠育成を行う場合、2凸パッシブスキルの強力さ故に「大吉」はそうそう抜けるカードではないため、将来的に強力なプロデュースカードの実装が予想されるDaノクチル編成や、注目度UPが必要ないDaイルミネ・Daストレイ編成などでは今回の小糸を、注目度UPが必要となるDa放クラ編成では「Sr×Ba×Cu=」の採用を優先すべきかと思います。Daアルストに関しては、Vi枠に「【レッツ☆忍び足!】大崎甘奈」を採用する関係上「チョコレー党」の採用が難しく、「【Hearty!Holy!Party!】西城樹里」とのシナジーを期待して「Sr×Ba×Cu=」を採用する方が育成面では強くなる場合があります。まあ、小糸の単体性能も十分に高いので、「チョコレー党」なしでの採用も悪くはないと思います。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da50%UP + メンタルダメージ10%CUT 3T以前 20% 2
40(2凸金) Da80%UP + メンタルダメージ15%CUT メンタル74%以下 20% 2
1凸パッシブは3T以前条件でどの編成でも採用できる良い感じのパッシブです。ただ、ダメージカットの効果が付いているため、「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」などの低メンタル条件の強力なパッシブスキルを採用する編成では逆効果となる場合が多いので、特にDaアンティーカでは採用を見送った方が良いかもしれません。 2凸パッシブはメンタル74%以下条件と、アルスト以外では比較的発動させやすい条件で80%UPのそこそこ高倍率なパッシブとなっています。ダメージカットが1凸パッシブよりも強めになっているため、同じく「数娘」などの背水パッシブの発動が難しくなることは注意点です。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 Da +25
30 Da +25
30(1凸) Me +50
40 Da +25
50(3凸) Da +100
50(4凸) Da +50
特化属性である Da は +225 とこれまで同様の解放数ですが、Me +50 もあって「チョコレー党」のダンスマスタリーMeを補助する形となっています。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da2.5倍アピール
追加効果:Da10%UP(3T) + 思い出ゲージ5%UP
4凸:Da3.5倍アピール
追加効果:Da20%UP(3T) + 思い出ゲージ15%UP
追加効果にはバフ付与と思い出ゲージUPの2つの効果が付いてきます。普通に使いやすいスキルなので、どの編成でも採用余地があるかと思います。
ただ、強力なパッシブスキルの発動条件を満たすようなギミック用の札でもないため、上級者ほど採用しないスキルではあるでしょう。
(kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/65a6ae52678aec9de2eb60ba33bb49bc
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Vo
LP 安定感
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ユニットマスタリーDa (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
体力サポート (Lv.4)
ステータス上昇系のスキル枠がユニットマスタリーDaであるため、アルストのプロデュースカードの育成時、もしくはアルストの他のサポートと組み合わせて使う時にしか性能を発揮できません。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Da6%UP 千雪編成時 10% 1
30 Da10%UP メンタル75%以上 20% 1
40(1凸) Da18%UP Da担当 30% 1
40 Da6%UP 4T以前 30% 1
40(2凸金) Da35%UP 4T以前 30% 1
50(コミュ) Da20%UP 千雪編成時 40% 2
2凸パッシブは4T以前のDa35%UPで、イベント産sSSRの通常性能になります。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
50(3凸) Da +50
50 Da +30
上限合計も Da +80 でイベントsSSRの通常性能です。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
4凸:Da2.8倍アピール
追加効果:メンタル5%回復 + リラックス効果3%付与(3T)
今回の「Feel Like Flower」のように回復回数を条件に取るライブスキルやパッシブスキルが今後実装されれば評価は上がりますが、現状のDaアルストでもあまり採用余地がないスキルだと思われます。カードプール上どうしてもメンタル維持ができない人は採用しても良いかもしれません。 https://gyazo.com/63c11f6fe4a106fa8670a70d50212622
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ボーカル
GRAD Vo
LP 集中力 + 団結力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ボーカルマスタリーSP (Lv.14)
施設マスタリー (Lv.3)
トラブルガード (Lv.3)
ボーカルマスタリーVo上限 (Lv.3)
ボーカルマスタリーVo (Lv.8)
ボーカルマスタリーを3種搭載しており、ボーカル特化育成において非常に強力なスキル構成となっています。グレフェスコインでの交換とはいえこの性能が実質無課金で手に入るのは嬉しいですね。
なんといっても円香のGRADひらめきはVo、カードの特化性能と一致する属性なので、育成編成に採用しやすいのが特徴です。Voノクチル編成の育成ならもちろん、他のVo特化編成でも十分採用可能な性能なので、Vo特化サポートが足りていない場合は主力級のカードになるでしょう。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo20%UP Vo担当 30% 1
40 リアクション回避率10%UP 2T以前 20% 1
50(4凸金) Vo60%UP + 注目度50%UP 円香編成時 30% 1
50(2凸金) Vo45%UP 3T以降 30% 1
50(コミュ) Vo30%UP 2T以降 20% 2
こちらはグレフェス報酬sSSRの通常性能パッシブが多いですが、無凸中央パッシブがリアクション回避率UPになっている他、4凸パッシブの倍率が60%UPと若干大きい代わりに注目度UPが付いている調整がなされています。 Voノクチル編成では2凸、4凸パッシブが活きてくるので、積極的に採用して良いでしょう。他の編成では、出張枠に円香を採用しない限り4凸パッシブが発動しないため、少し採用が難しくなると思います。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vo +20
30(1凸) Vo +30
40(3凸) Vo +50
合計で Vo +100 の解放数で、グレフェス報酬sSSRの通常解放数となっています。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
3凸:Vo2.8倍アピール
追加効果:注目度50%UP(3T) + リアクション回避率20%UP(3T)
グレフェス
今期のグレフェスは甜花接待のVo有利ルール、というよりもDa不利ルールでした。 審査員からの口撃に被弾するとDa30%DOWNが付与されるというデバフ付与ルールで、特に注目度UPを必要とするDa放クラ編成に関しては非常に辛いルールだったと思われます。一応、GRADのアビリティ「ダンスマスター」を取得することでデバフに関しては消去が可能なので、編成内で1~3人ほどダンスマスターを取得した状態で臨めば、ある程度は戦えると思います。(まあ、ダンスマスター取得を目指した育成は難度がかなり高いんですが) 現状のグレ7では「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」の影響でDa特化編成が非常に強く、主にこのカードに起因して残留ボーダーが爆上がりしている状態にあります。そのため、接待ルールを考えたとき、競合するDaアルストを含む各種Da特化編成を抑え込むのは非常に難しく感じます。 今回のルールは、流行3位のVo審査員の興味値だけが高いルールとなっており、特にアルストに有利に働くような接待条件にはなっていないので、単純にDa特化編成だけがデバフを受けているような感じになっています。 前半に使っていたDaアルストは、「【雪空セパレート】大崎甘奈」のライブスキルに付いているDaDOWNの除去のために、出張枠に一人ダンスマスターを取得させているため、今期ルールでも審査員からのターゲットを取られなければなんとか立ち回れる編成ではありました。実際、早々にパーフェクトライブは出せていたので、うまくできればフェスマスターも狙えたかもしれません。 ただ、Da30%DOWNがランダムで複数個付与されるような今期のルールでDa特化編成を使い続けるのはさすがにストレスだと判断して、早めに甜花ちゃんを引いてVo特化編成を組むことを急ぎました。
https://gyazo.com/97b4bdffe883690d8cbf1d04c88dbe00
センターとVo担当は実質固定で、他3枠は比較的自由にカードを選ぶことができます。今回の選出基準は今期の使用率ボーナスとライブスキルの有用性、上限UPの所持状況を加味しました。今期はグレ7でも一番シェアの高そうな「サマハニ」も使用率ボーナスが最高値の1500pt付いていたので、合計7500ptのボーナスを持った編成となっています。
https://gyazo.com/edbf30f2a3fbe734d36196df7778dfcc
センターは思い出アピールとライブスキルで火力が必要なので、とにかくVoのステータス値を盛れる編成を意識しています。その中でも「ノー墨」「よしよし」の組み合わせはボーカルマスタリー体力・Vo上限を持っており、上振れ狙いの育成で非常に強力なサポートであるため、今回採用としました。ちなみに、「牛的」は未所持だったので限定サポートセレチケと最大特訓はづきさんを惜しげもなく投入して育成編成に組み込んでいます。「牛的」は何と言ってもテンションマスタリーSP+が魅力的ですね。
育成上手い人は同一編成でVo2000超えの人もいらっしゃるので、詰めればもう少し上を狙えるかもしれませんが、とりあえず1900に迫る数値が出ているので良いでしょう。
https://gyazo.com/c7f936c1bf2ceff62b5b7bcf8b955b31
特化担当で不一致属性ひらめき2枠の育成はちょっと難しいのですが、この時の育成ではPR1回のみ、しかもVo上限+のアビリティすら取得できていないので、上振れ狙いであればもう少しVoのステータス値は高い数値を狙えるように思います。とは言え1800超えは普通に及第点だと思っているので運用中です。
https://gyazo.com/718743fc1df0daeca8b490182805625a
アルスト編成ではメンタルは盛れるだけ盛ったほうが良いので、できる限りMe上限持ちのカードを採用したいところです。樹里だと「【ラムネ色の覚悟】西城樹里」が Me +100 を持っているためそちらを採用したかったのですが、放クラやその他の出張枠で採用されることが多いのか、使用率ボーナスが300ptまで落ちていたため今期の採用を見送りました。 「秋陽」を採用した理由は、無凸スキルのVo2.5倍アピール(興味無視)です。現在のグレ7の大吉環境、興味無視札は「大吉」の興味UP + 興味反転が多重に入った状態では思ったようにアピールが稼げないので、興味無視札が1枚はあった方が良いと判断しての採用となります。
「キュン」は今回の編成で必須であるため優先採用としています。
「牛的」「ビードロ」は放クラ育成では強力にかかるユニットマスタリーVo・SP・体力が期待できるので、放クラのプロデュースカードの育成ではほぼ必須ですね。「ビードロ」に関しては、1凸パッシブがVoアルストの生命線にもなり得るくらい有用なので、採用できるなら優先的に入れたいカードではあります。 「雨のち」はかなり古い限定sSSRですが、ボーカルマスタリーMeとユニットマスタリーMeを持ち、スキルパネルに Me +30, Me +40 を所持しているため、昔からVoアルストとの相性はそこそこに良いサポートだと思っています。他のスキルが全然ないので総合的には弱いですが、「牛的」「ビードロ」のユニットマスタリーで上手いことカバーできるといいな~、という感じで編成に入れました。2凸パッシブも採用範囲なのも地味にポイントが高いです。 また、属性不一致ですが「大吉」も採用しています。こちらはテンションマスタリーMe+によるメンタルの数値稼ぎ、非常用の遅延ができるライブスキルと Me +100 の上限UPパネルの取得を目的としています。
https://gyazo.com/f68dd0c5db538c1e53e71fa48e5f7f78
「約束ペタル」は限定pSSRのためライブスキルが2つともVo札なので、Voのステータス値を盛るためにVo2枚育成を行っています。この育成結果はちょっと弱めなのでまだ詰められるとは思いますが、できればVo1700以上、Me500以上のフェスアイドルを作りたいところですね。
https://gyazo.com/3afd86907deba16b329f908e7bae6e2e
無凸ライブスキルが先制Vo3.5倍なのと、Vo +200 の上限UPを持っていること、そして「雨のち」採用者が果穂との絆を取れるので採用しています。ただ、先制アピールはアルストではあまり有用性がないのでほぼ打つことがない捨て札枠になります。また、もう1枠のライブスキルは「大吉」採用です。
Me2枚育成なのに何故かDaでPRを行っているため、Daのステータス値が変に伸びており、それ故のDa担当採用です。ユニマス・テンマスの関係で凛世を追いやすいので、Daひらめきが集まってしまうんですよね。
Vo値もそこそこ高め、Meも最大まで稼ぐことができていますが、絆が全く取れていないので再走余地があります。
新Voアルストの使用感としては、特にVo担当に置いている「サマハニ」の単発火力、センターにいながら非常に強力な「FLF」の全体札と、打点の高さはとても安定感はありますね。 反面、パッシブスキルが3ターン以前にかなり固まっているため、4ターン以降に発動するパッシブスキルがめちゃくちゃ不安定で、発動確率も低いものが多いため、不発がそこそこ発生します。これに関してはどんな編成でも運が悪ければそうなりますが、直近で使っていたDaアルストは4ターン目以降のパッシブがかなり強く、500%~600%UPが高い確率で発動していたため、それと比べるとやはり見劣りしてしまいますね。 また、今回の編成は「牛的」「ビードロ」の2凸パッシブスキルである注目度UP2個以上付与時に発動するVo100%UPパッシブの採用を見送っているのもあって、サポートカードから採用できるパッシブの最大値が85%UPなのも少し火力が落ちるポイントになります。
さらに言うと、昨今のグレ7大吉環境、「大吉」を属性一致で採用できるかどうかで、大吉札の使い勝手が変わってきます。属性不一致となるVoアルストでは大吉札があまり強力に働かないので、この点ではDaアルストと差別化が図れるかと思います。 一応kinzokuseitarai.iconの編成でも出張枠に「大吉」のライブスキルを採用していますが、これを打つパターンは大体が負け筋なので、正直要らないような気もしますね。(とはいえMe盛りのために育成編成として「大吉」採用は十分に有効です)
結果
https://gyazo.com/9ac5d9b75e109cae50f69f71a8c99677
https://gyazo.com/561a4d179ecedd66bcd4a6c850216353
https://gyazo.com/5bb23b55bffb82cbc6d1e1a2ae78a906
使用率ボーナス7500ptは今期だけ。甜花は次期以降ボーナスを落とすと思われるので、Daアルストと臨機応変に使い分けたいですね。 https://gyazo.com/a9fd75ad26049389e31b7fa81a2a1502
Da不利ルールだったとはいえ、残留ラインは171k後半と今期も高めでした。厳しい戦いが続きます。
グレフェスTOP100
1位: 192,187pt
100位: 175,072pt
編成詳細は以下リンク
最終順位56位でした。同点でCe甜花のVoアルストが4人並んでて笑っちゃった。 Da不利ルールの影響でDa特化編成がかなり減った他、非常に多くの新生Voアルストが台頭しています。 ランキング内で唯一となるコンセプト編成では、5位(シャニマ水道水さん)のDaアンティーカ(摩美々)、31位(やざわさん)のDa放クラ(智代子)が入っています。3人ユニットならDa特化編成でもまだ被弾少なめでなんとか火力維持できそうな気もしますが、5人ユニットのアンティーカ・放クラではリンクアピールまでのターンも嵩むので、今期のようなデバフルールでは苦しいような気もします。どうやって勝ち上がったのか気になりますね。 また、唯一コンセプトではありませんが、76位(ないろさん)のViストレイは、思い出アピールの火力が控えめな「【ONSTAGE?】黛冬優子」をセンターとした編成になっています。「ONSTAGE」はどちらかというとVi担当として火力要員だったりViバフの個数稼ぎだったりの役割が強いカードですが、これをセンターに置いてグレ7で成果を出されているのは素晴らしいですね。 まとめ
今期は担当である甜花ちゃんの新カード実装に合わせて、しっかりコンセプト編成を組んで成果を出すことができてとても満足でした。
次期はプロデューサーズカップです。kinzokuseitarai.iconはゆるく走るだけにしますが、グレ7勢もイベントを走る人がいっぱいいると思うので、次期は残留ボーダー低いといいなぁ~、と淡い期待を抱いています。