2022年3月下旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/03/19 ~ 04/01
流行
1位:Vocal
2位:Visual
3位:Dance
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Vo審査員:5440000(グレ7)
DaVi審査員:4080000(グレ7)
ユニットボーナス強化期間
前期:03/19 ~ 03/23
中期:03/23 ~ 03/27
後期:03/27 ~ 03/31
所感
4月に4周年を迎えるということで、4th Anniversary前夜祭キャンペーンが開催されました。いつものトレーニング超成功やはづきさん出現率UP等のほか、2日おきにWING優勝でアイテムが獲得できる特別ミッションが実施されました。最終日の特別ミッションでは限定入り10連ガシャチケットがもらえたりと、大盤振る舞いなミッションだったと思います。
また、前夜祭特別ログインボーナスでも最終日に限定入り10連ガシャチケットが配布されたりと、限定のカードが入手できるチャンスをいくつか頂いた感じですね。
さらに、恒常のみ排出ですが無償ジュエルで引けるステップアップガシャも開催されました。最近実装された恒常のカードはわりと引けてないことが多いので、お得に引けるチャンスをもらえるのはありがたいですね!
今期のイベントは、フェスイベント「スプリング・フェスティバル」と、復刻シナリオ「薄桃色にこんがらがって」でした。 復刻シナリオの薄桃色はkinzokuseitarai.iconがシャニマスで一番好きなイベントシナリオですね……。担当ユニットのシナリオで思い入れも一際強いというのもありますが、何度読んでも涙してしまう物語の強さが感じられて、未だにこのシナリオの初見の衝撃が忘れられません。今回の復刻を期に、久しぶりに読んだら大丈夫だろうとたかを括っていたら何度も泣いた箇所でまた決壊しました。自分の中でこれを超えるシナリオがまだ想像が付かないですね。それくらい好きなお話です。 今期併催のガシャは、「期間限定 聞こえていますか? 冬優子・真乃スタンプガシャPlus」でした。
https://gyazo.com/d0aa0319f6db19d6f1210bf9f994bc44
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vo3.5倍アピール
追加効果:Vo20%UP(4T) + Vo5%UP(7T)
リンク:Vo1.5倍アピール
4凸:Vo5倍アピール
追加効果:Vo40%UP(4T) + Vo10%UP(7T)
リンク:Vo1.5倍アピール
無凸・4凸ともに限定pSSR性能のVo特化アピールに、Voバフが2種類付与される効果となります。ストレイにとってのバフは、思い出アピールで消費するための個数稼ぎの意味合いが強く、倍率はあまり重視されません。そういう意味では、追加効果でVoUPが2個、リンクは追撃アピールとなっている今回のライブスキルは、火力準備札としてはあまり有用ではないと思います。 後述する自身の思い出アピールの火力のために、少しスキルの性能を控えめに設定しているといった感じでしょうか。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vo50%UP 冬優子編成時 30% 3
40(2凸金) Vo75%UP 4T以前 30% 3
50(4凸金) Vo120%UP メンタル49%以下3T以降 20% 2
1凸・2凸パッシブは実質無条件、4凸パッシブは背水戦略が取れる編成であれば採用可能ということで、出張枠としての採用も大いに有り得る良パッシブ揃いです。こちらは無難に強いですね。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vo +50
30 Vo +50
50(2凸) Vo +50
50(3凸) Vo +150
50(4凸) Vo +100
合計で Vo +400 の上限解放が可能です。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vo20%UP(10T)
リンク:Vo最大3.5倍アピール(消去:VoUP) + Vo最大3倍アピール(消去:DaUP&ViUP)
ただ、その代わりに最大火力を出すために必要となる消去用のバフが、思い出前段の追加効果でVoUP1個しか付かず、VoUP3個・DaViUP4個をそれまでに自前で準備しなければなりません。
ストレイのpSSRやsSSRが持つバフ付与スキルを持ってしても、最短3ターンで最大火力まで持っていくスキル構成は数えるほどしかなく、かなり難易度の高い火力条件となっています。 VoUPは「【Housekeeping!】芹沢あさひ」のライブスキルで一気に3つ稼げるのでこれが最適解かと思いますが、残りのDaVi4つをどのように稼ぐかが課題になります。一応、シャッターチャンスのライブスキルでVoDaVi1つずつ付与されるので、2ターンかければ最大倍率となり、最短4ターンで最大火力を確保することは可能です。 また、属性違いになってしまいますが、「【今日の手は空を切らない】芹沢あさひ」のライブスキルがDaアピールではあるもののDaVi2つずつ付与という追加効果となっているため、これを愛依に載せて最短3ターンで最大火力の思い出アピールを打てるようにする戦略も考えられます。その場合、特にグレ7では使用率が高くボーナスが付かないシャッターチャンスを採用せず、他のカードで代用した方が得点が高く付きそうなので、カード選定も考えどころですね。 (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/eed3622a1a2cff350e4165ea0d1a795d
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ビジュアル
GRAD Vo
LP 表現力 + 団結力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーSP (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
ユニットマスタリー体力 (Lv.3)
ビジュアルマスタリーSP (Lv.8)
ビジュアルマスタリーVo (Lv.15)
ビジュアルマスタリーDa (Lv.15)
ビジュアルマスタリーが3種類と、Vi滞在で得られる恩恵が大きいカードです。ただ、マスタリーSPはともかく、上昇するステータスはVoとDaなので、3色編成用の育成がしたいイルミネ編成でのみ真価を発揮するタイプのスキル構成ですね。ユニマスSP・体力の他に体力系のマスタリーなどもないので、単体性能としては評価が低く、イルミネ外の育成で運用するのは難しいでしょう。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Vi50%UP + VoDa30%UP 3T以前 20% 2
40(2凸金) Vi120%UP + VoDa60%UP 真乃編成時 5% 2
両者ともViに寄った3色パッシブです。1凸は3T以前、2凸は編成に真乃を組み込むことが条件となっているため、イルミネ編成はもちろん、サブイルミネのVi特化編成での採用は十分に視野に入ります。 当カードの2凸パッシブは、その強力な倍率の代わりに発動率が5%とこれまでにないくらい絞られています。ただし、発動率については後述のライブスキルにてある程度解消することができます。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
20 Vi +25
30 Vi +25
30(1凸) Me +25
40 Vi +25
50(3凸) Vi +100
50(4凸) Vi +50
合計開放数が Vi +225、Me +25 となっています。マスタリーMeを持っていない割にメンタル上限解放を持っているのは最近のVi特化が渾身寄りになっている流れでしょうか。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi2.5倍アピール
追加効果:パッシブスキル発動率10%UP(3T)
4凸:Vi3.5倍アピール
追加効果:パッシブスキル発動率20%UP(3T)
新しいステータス効果として、「パッシブスキル発動率UP」が追加されました。発動率UPは、現状のパッシブ発動率に加算して発動の確率を上昇させる効果となっているそうなので、先述の2凸パッシブは、こちらの無凸ライブスキルを使った場合5%から15%に上昇します。低確率パッシブを多用する編成では、今回の4凸アピールを何枚か採用すると良いでしょう。
また、補足事項ですが、パッシブ発動率UP効果が残り1ターンとなった場合は、次のターンにパッシブ発動率UP効果がかかり、その後効果が消失するといった順番となっているため、これまでのステータス効果の継続ターンと少し扱いが異なります。使用する場合は効果が切れるタイミングを勘違いしないようにしておきましょう。
(kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/07350bb50964d04a72f1014a3ed78d5f
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi2倍アピール
追加効果:Vi20%UP(3T) + 注目度30%UP(3T)
リンク:Vi3倍アピール
4凸:Vo3倍アピール
追加効果:Vo40%UP(3T) + 注目度30%UP(3T)
リンク:Vo3倍アピール
追加効果にバフと注目度UPを備えた標準的な放クラのスキル性能となります。注目度UPの個数依存で発動するパッシブスキルもこのスキルで条件を満たすことができるので、編成方針によっては採用もありですね。 2凸パッシブスキルは、思い出ゲージ10%UP(2T以前, 20%, 1回) です。
同じような発動条件が設定されている思い出ゲージUPのパッシブだと、「【凛凛、凛世】杜野凛世」や「【ふらここのうた】杜野凛世」などがあります。凛凛は20%UP、ふらここは15%UPで、どちらも3T以前の発動率40%と、今回の春告窓よりも倍率・条件・確率ともに上になっています。あれ?今回の2凸パッシブ弱くね? 2T以前の発動条件は思い出アピールのターンに重なることがほぼ無いので、安心して取得して良いパッシブではありますが、5人ユニットで3T思い出はなかなか無理筋なので、どちらかというと2~4人ユニットの出張性能なパッシブになりますね。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vo1.5倍アピール
リンク:Vi3倍アピール
無リンク思い出で追撃が付いているので周回向きです。リンクアピールの属性が前段と異なるため、2極編成もしくはどちらか単色に寄せた編成での運用になりますが、素直に属性一致の思い出アピールを持つセンターに譲った方が良いでしょう。
グレフェス
今期は限定pSSR冬優子の実装とフェスイベントが重なった形になりましたが、フェスイベ用の高興味値と、流行1位となったVo審査員の興味値が多めとなっていたほぼ通常ルールと同様の環境でした。Voストレイは普通に強いのであんまりテコ入れされなかった感じでしょうかね? 今期のkinzokuseitarai.iconはグレ7でした。通常ルールに近いルールだったこともあり、対面編成は前期とあまり変わらず、興味値が若干多かったりユニットボーナス強化期間によって相手の火力が若干変わってくることに注意する以外は、特にやることは変わりません。放クラには全期間通して強化がかかっていたため、Da放クラの火力やべーな、と思うことが多かったくらいですね。 また、Vo特化の限定実装で冬優子センター編成のVoストレイが増えるかと思っていましたが、対面編成としてはほとんど表れず、冬優子はDaストレイがほとんどでしたね。まあ、「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」の環境支配度がやはり強いので、現行環境ではDa特化編成の方がやりやすいのは理解できます。 kinzokuseitarai.iconの使用編成は全期間通してアンティーカ型のDaアルストです。使い勝手の良さと使用率の観点からずっと使い続けていますが、今期も長期PLやフェスマ狙いの両面で使いやすい編成だったため、継続して投入しています。 結果
https://gyazo.com/0f58bb97f7fd71b796dc0764a879841f
https://gyazo.com/37dfd624e2ac204e6e92d5ffe7fdf03c
https://gyazo.com/0fa8a7aafe76de83f6c27948814ca453
上手いこと大吉遅延が重なって、全審査員が6ターンもってくれました。かなりのラッキーマッチでした。
https://gyazo.com/f2e371f35356cc5f4abe4aa418cb3e95
とはいえ、最終成績の1つ前にも5T1Lフェスマで174k出していて、その点でも残留はギリギリできたっぽいので、意外となんとかなりましたね。ボーダー173k後半はもう恐怖でしかないんですけども……。
グレフェスTOP100
1位: 192,553pt
100位: 176,337pt
編成詳細は以下リンク
今期もDa優位ながら様々な編成がランクインしています。
4月1日はガシャ更新が0時、グレフェスの判定期間終了が12時と同タイミングでない事情があり、ランクインされているVoアルストのうち2編成は次期実装扱いの甜花センターの編成なのですが、そちらはおそらく次期ランキングにも入ってくると思われるので次の所感にていろいろ書こうと思います。というか編成作ってランクインするまでが早すぎるんですけど…。 また、唯一コンセプトではありませんが、79位(みついさん)のVoストレイは唯一の「【multi-angle】黛冬優子」センターでのランクイン編成なので紹介します。この編成では思い出火力に重点を置くために、あえてあさひのカードにHousekeepingを使わず「【ジャンプ・スタッグ!】芹沢あさひ」を採用しており、冬優子の思い出火力確保のためにバフの個数を稼ぐことを意識した編成となっていると見受けられます。Housekeepingは使用率も高いので、全体札を打たない方針であれば使用率の低いジャンスタに置き換えるのも理にかなっているように思いますね。 まとめ
前期以上に残留ラインが上がったグレ7ですが、運を味方につけてなんとかしがみつけています。
次期は4周年直前のキャンペーンとして大型施策も実施されたり、なんといっても担当アイドルの限定pSSR実装なので、非常にワクワクが止まらない更新になっていてとても楽しみですね!