2021年3月下旬期グレードフェス所感

倍率のみで見るならば、昨年夏の限定pSSR「【く　ら　く　ら】三峰結華」と同じで、追加効果がそれぞれ異なる感じです。くらくらの方は、無凸Da3.5倍+ダメージ20%CUT(3T)、4凸Vo5倍+メンタル50%減少+Vo50%UP(5T)なので、限定との差はデメリット効果の大きさとバフの持続ターン数の違いでしょうかね。

注目度UPの155という数字は凛世の身長ですね。これは「【十二月短篇】杜野凛世」のライブスキルの注目度UP効果と同じ数値です。

リンクアピールは無凸Da3倍追撃、4凸Vo3倍追撃と、一致属性の追撃アピールになります。放クラ編成だと恒常のリンクアピールを狙える余裕があるのであれば、思い出アピールできちんとリンク追撃をカマしたいところですね。今回の札はバフも付いているので、リンク布石札として早めに打ったほうが良さそうです。

パッシブスキルは無凸Vo30%UP(メンタル74%以下, 50%, 2回)、1凸VoDa25%UP+注目度25%UP(4T以降, 20%, 3回)、2凸VoDa45%UP+注目度40%UP(注目度UP付与時, 20%, 3回)を持っています。

ここ最近の恒常のパッシブ性能ですね。注目度UPで火力が上がる放クラ編成に限らず、低メンタル条件のパッシブ発動の手助けになるなど注目度UPによるタゲ取りは必ずしもデメリットではないので、出張採用する場合でも編成の運用方針に合わせてパッシブの取得を検討しましょう。

思い出アピールはVo100%UP(2T)+リンクVo全体3倍という、バフかけて追撃のパターンです。さすがに直近の限定pSSRの火力には及びませんが、ここ最近のVo放クラ編成だと「【モーニング・グロウリー？】西城樹里」や「【祝唄-hogiuta-】杜野凛世」などの興味UPスキルにより火力補助とフェスマスター調整もできる範囲ではあるので、茨の道なのが分かっていても凛世センターでグレフェスやりたい方は頑張ってみるのも一興かと思います。

4凸ライブスキルの属性で考えると十二月短篇との比較が最も適切かと思われますが、4凸スキルの倍率的にローポジの方が火力は高いものの、ローポジは凛世のpSSRとしては初めて思い出加速のパッシブを持たないため、運用方法がかなり変わってくるかと思います。十二月短篇はライブスキルの追加効果のバフ継続ターンが2Tしかないため、思い出アピールの直前などに打つことが強制されますが、今回のローポジは基本的にいつ打っても良い感じですね。

なので、思い出加速が欲しい場合と、単純に凛世を火力として使いたい場合で、使い分けが必要になるかと思いました。

新sSR「【好き、っていうのはね】桑山千雪」

https://gyazo.com/69153287c3be848b4530a0a3de7de0dd

新規実装のサポートSR「【好き、っていうのはね】桑山千雪」は、Da特化性能のカードです。

サポートスキルに撮影マスタリーDa(Lv.9)を持っています。雑誌の撮影は体力消費が少ないので、「【まだ……寝ないから……】大崎甘奈」と組み合わせて使用することで、WING雑誌Da周回みたいなことができそうですね。自分は安定した雑誌周回やったことないのであんまり詳しくはないんですが。

2凸パッシブはDa30%UP(DaUP付与時, 30%, 1回)です。今回の千雪はライブスキルにバフ付与がないため、Danceのバフは他のスキルで付与することになるので、採用する際は確認しておきましょう。

4凸ライブスキルはDa2.5倍+メンタル5%回復です。ガシャ産SRの平均的な性能ですが、やはり単発回復はあまり使いどころがないので、他のSRからライブスキルを取得していく方が良いと思います。

イベントpSR「【はれのひ喫茶店】福丸小糸」

https://gyazo.com/d4c8badb2cdd22a4078cc5ad81847acf

新規実装のイベント産プロデュースSR「【はれのひ喫茶店】福丸小糸」は、DaVi2極性能のカードです。

ライブスキルは無凸Vi1.5倍+Vi15%UP(ダメージを受けるまで)、4凸Da2.5倍+Da30%UP(ダメージを受けるまで)です。追加効果のバフはイベントカードにしては強力ですが、被ダメすると消えてしまうので、他に注目度DOWNや回避バフをつけて打つべきでしょう。正直、ノクチルのこの手のバフを上手く運用できる気がしないんですが……。

2凸パッシブはDa24%UP(3T以前, 40%, 1回)です。イベSRの平均的な性能ですね。

思い出アピールはDa1.5倍+リンクVoDaVi20%UP(ダメージを受けるまで)となっています。無リンクで追撃があるのは良いですね。WINGなどでの攻略安定度が増します。

グレフェス

今期はフェスイベントということで、いつも通りユニットボーナス強化期間が前後半で分かれていました。また、強化に合わせて審査員興味値も調整されており、通常時の2倍となっています。

kinzokuseitarai.iconはViアルスト編成でプレイしていましたが、アルストの強化が入る後半戦を待たずともそれなりに戦えていたので、やはりこの編成の地力の強さが伺えますね。

グレ7の通常ルール時の興味値2520000ではあまりに展開が早すぎてマッチングや初手札の段階で敗北がほぼ確定するような感覚がありますが、長期戦は札回しに自由度があってkinzokuseitarai.iconは好きですね。長期戦環境だと毎回現れるVoアンティーカも今期健在です。

ここ最近のグレ7ですが、興味値の多いルールだと火力の高い思い出アピールの方が勝ちやすいのと、パーフェクトライブよりもフェスマスターの方が得点が高くなりやすいので、フェスマ取るのが難しいアルスト編成だとPL得点圏しか取れず、ランキングに載れない人が多くなります。kinzokuseitarai.iconはPL残留で十分満足なので毎期それを目標にしつつ、いけそうならフェスマを狙う、といった感じでプレイしているので、TOP100には載れてたらいいなぁ～くらいの気持ちです。

高興味値ルールで光るのは、思い出火力での一発がデカいVo放クラ、Voストレイ、Voノクチルあたりですね。これらの編成は最近まででかなり強化が入ったので、マッチング率も非常に高くなってきています。グレフェスでのCPUの動き方の関係で、流行3位は狙われにくい傾向があるため、今期みたいなVo3位の流行のときはVo特化編成だとフェスマが取りやすくなります。

そういった事情も含めて、グレ7に居座っているViアルスト編成の数自体はかなり減ってきていると体感しています。Viアルスト編成を持っている人が、フェスマ難度の関係で別の編成を使っているというのもありますが。

結果

今期は7ターン5リンク1思い出☆72のパーフェクトライブで終了です。

https://gyazo.com/b862c3b28b948485c1d3a44ca819bf71

前スコアから分かる通り、今期PLなら何度か出しています。

https://gyazo.com/0e07ecc1003d6a9402fe57212dae3c3d

Viアルスト編成で1グッド出してるの恥ずかしいですよ。これがなければもう少し得点高かったですね。

https://gyazo.com/fd02eb90f77d607f99a0d0f5212135bd

今期は長期戦でフェスマも出しやすかった環境だったのもあってか、残留ラインもそこそこ点数の高いPLラインまで伸びました。5人ユニットでターン数の浅いPLだと残れなかったのではないでしょうか。

グレフェスTOP100

1位: 183,919pt

100位: 165,481pt

編成詳細は以下リンク

https://cttr.jp/2021/03/31/post-10239/

判定期間終了前日のTOP100 @_scbot

（@_scbotさんが判定期間終了当日のTOP100をツイートされていないので、前日の記録を引用します）

上位はViアルスト、Voアンティーカが占め、途中からVo放クラ、Daストレイ、Voストレイ、Voノクチルがフェスマ取っているような感じの並びですね。珍しい編成だとDaアンティーカやCe摩美々3極アンティーカの方がランク入りしています。

こう見るとなんかバランスの良い環境になってる気がしなくもないですね。どの編成が強いとか言うこともなく、勝てる人は勝てるってことが示されている感じがします。

残念ながら今期はまだイルミネ編成がいませんが、次期に3周年真乃がとんでもない性能を引っさげて登場するので期待したいところです。

余談

今期から「【約束ペタル】大崎甘奈」のパッシブで、1ターン目から思い出アピールが打てるように修正されました。

ピックアップ期間中の今期は実装変更が適用されていないので1ターン目から思い出アピールを打つことはできませんでしたが、次期からどのような挙動になるのか楽しみですね。バグが出そうな予感もしますが……。

前期所感（2021年3月中旬期グレードフェス所感）より引用。

バグが出そうな予感もしますが……。

https://gyazo.com/a796ebd8c335756508dbd9339796e32e

やっぱりバグ出てんじゃねーか！！！

1ターン目の思い出アピールが、スコア集計の際に思い出アピールとして計上されていなかったようです。これさぁ、やっぱり1ターン目から思い出打つ前提でプログラム組まれてなかったってことじゃないんですかね……。

もう一つ。前期特殊ルールで、GRADのアビリティ「〇〇マスター」について。

デバフ付与ルールの時はGRADでアビリティ「〇〇マスター」を取得したアイドルを編成しデバフを消去するのが定石ですが、マスター1人につきデバフ1つ消去だった前回の同一ルール時に対し、今期からマスター取得者1名だけで、付与されたデバフを全て消去することができるようになりました。（この仕様は今期以前からだったのかもしれませんが）

前期所感（2021年3月中旬期グレードフェス所感）より引用。

https://gyazo.com/1c3d8866653566fc150fc4a9264adaef

えっ、これ不具合だったんですか……！？

頼む、これは修正しないでくれ……！デバフルール正直キツいんだ……！

まとめ

今期も安定のPL残留を決められたので、この調子で次期も残留したいですね。

4月中旬期がグレフェス100期目なので、次期残留するとグレ7通算滞在50期で100期を迎える非常に縁起の良い感じになるので、頑張りたいところです。

https://gyazo.com/b3785fc514d9e4ad07e1dd8b946976a3