2022年3月中旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7にてプレイしていました。
ルール
判定期間:2022/03/10 ~ 03/19
流行
1位:Dance
2位:Vocal
3位:Visual
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
流行1位の審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員より多い
VoVi審査員:3400000(グレ7)
Da審査員:4750000(グレ7)
所感
バレンタインに引き続き、ホワイトデーキャンペーンも開催されました。
アイドルそれぞれにバレンタインのお返しを贈ることができ、ミニコミュを見ることができます。今年もバレンタインでもらったアイテムを所持しているアイドルに対しては、コミュが少し長くなる特別なものになってました。kinzokuseitarai.iconはちゃんとバレンタインコミュもすべて見ているのでホワイトデーコミュも全編見ています。未所持コミュも少し覗きましたが、やはりあっさりしていますよね。
今期は久しぶりに強化週間が開催されました。シャニマスのイベントの中で最も育成のモチベーションが高まるイベントですね。kinzokuseitarai.iconも貴重なプロデュースアイテムをいくつか消費して編成の完成度を上げようと頑張っていました。Da担当の千雪さんを更新したくらいですかね。
期間途中から、期間限定復刻ガシャとして、「期間限定復刻 グッモーニン☆天使のお散歩☆羽休め☆ 甘奈・甜花スタンプガシャ」と「期間限定復刻 Log in "Flyin' Heart" 甜花・摩美々スタンプガシャ」が開催されました。
ちょうど2年前に実装されたカードですが、Viアルストがグレフェスの環境を席巻していた頃が今や懐かしいですね。ちょうどこのグレフェス所感を書き始めたのがViアルストを組み始めた頃なので、思い入れもひとしおです。全所持なので今回の復刻は引いてないけど。 今期併催のガシャは、「SHEER 円香・愛依スタンプガシャ」でした。
https://gyazo.com/7066aa040bf56078269081468ecb9384
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi3.2倍アピール
追加効果:注目度100%UP(2T) + リアクション回避率20%UP(2T)
リンク(小糸):リアクション回避率15%UP(4T)
3凸:Da4.7倍アピール
追加効果:注目度1000%UP(2T) + メンタルダメージ75%CUT(2T)
リンク(透・雛菜):3ターンの間ダメージ時Da30%UP(3T)(3回)
無凸ライブスキルはViアピールとなっています。注目度UPで自分にターゲットを取りつつ、リアクション回避率UPも付与することでViノクチルが持つ回避時バフの発動を狙う補助的な札になります。Vi特化の円香のカードには既に「【ピトス・エルピス】樋口円香」が実装されており、正直なところ換えがきかない性能をしているため、今回のカードを使用する理由付けとしては、ピトス未所持でViノクチルを組むためか使用率を盛るためですね。ピトス未所持でも、「【TRICK☆☆☆】市川雛菜」を軸としたViノクチルは思い出火力も出ますしできないことはないと思います。その場合、「【つづく、】浅倉透」はほぼ必須になってくるとは思いますが。 対して3凸ライブスキルは、Daアピールに注目度1000%UPとダメージカットと、「【第2形態アーマードタイプ】小宮果穂」に似た性能となっています。Daノクチルのコンセプトが現状「ダメージを受けてバフを付与していく」型になっているため、そのケアとしての高注目度 + ダメカだと思いますが、今後これまで通りの回避時バフを主軸とする方向性に戻ったときに、どっちつかずな感じにならないですかね? とはいえ、追加効果の性能に加えてリンクアピールでダメージ時バフ付与も付いてくるので、被弾するほど強くなるコンセプトカードは続いています。惜しむらくは、注目度1000%UPは放クラ、特に先日実装の「【ギブ・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂」のために欲しい性能ですが、放クラは5人ユニットのため円香を採用できないところが悩ましいですね。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) 思い出ゲージ20%UP ノクチル全員編成時 30% 1
40(2凸金) DaVi75%UP + 注目度30%UP 3ターン以降履歴に円香がある場合 20% 2
50(2凸) Vi40%UP 3T以降 20% 2
ノクチルでおそらく初めての思い出ゲージUPのパッシブが実装されています。条件はノクチル編成のみでほぼ専用効果になっていますね。 2凸パッシブが75%UPとなかなかに強力です。「履歴に円香がある場合」というスキル履歴参照を条件としたものが最近の運営の流行りなのかもしれませんが、この条件だと出張枠採用がかなり難しくなるので、今回の円香はほぼノクチル編成でしか活きない性能となっています。 解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vi +50
40(コミュ) Vi +50
50(2凸) Vi +50
40(3凸) DaVi +100
50(4凸) Da +150
すべての上限解放でDaViともに+250となります。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:DaVi1.5倍アピール
リンク:DaVi2倍アピール
合計倍率は7倍とかなり強力なんですが、2極性能はどっちつかずになって総合的に1極よりも火力が劣ることが多いのでもう少し弱いです。特にノクチルは2極以上で運用することを前提としてカードが実装されておらず、Da極のカードプールも少ないことも相まって、DaVi2極で運用するのはかなり難しいと思います。 今後、Da極のカードが増えるにつれて、合計倍率のDa3.5倍(+Vi3.5倍)を活かせる編成になるかもしれません。とはいえその場合でも、センターとして起用されるカードは他キャラになりそうではありますが……。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
https://gyazo.com/4543f4d8fad2370fae1b1dc9349bb7f6
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ビジュアル
GRAD Me
LP 歌唱力 + 表現力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ビジュアルマスタリーSP (Lv.14)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.3)
ビジュアルマスタリー体力 (Lv.3)
ユニットマスタリーVi上限 (Lv.3)
ビジュアルレッスンへの滞在でSPを稼ぎつつ体力消費を若干抑えるスキル構成となっています。単体性能で言えば「【闇鍋上等】田中摩美々」よりもマスタリーが少し弱いくらいですが、ユニマスVi上限持ちなので育成するプロデュースカードがあさひ・冬優子であれば追いかけるだけでVi上限が上がっていきます。 また、Vi特化型の愛依のサポートには限定sSSRの「【うち来る~!?】和泉愛依」が既にあります。今回のカードとの違いとしては、うち来るは体力とVi上限の数値が大きいのに対してSPの供給源がないことが大きな壁となっています。GRADの育成環境ではSPの供給源は非常に重要となるので、単体性能でSPが稼げないうち来るよりも、レッスン滞在でSPが稼げる今回のカードの方が使い勝手が良いと感じる場面も多く考えられます。他のサポートでSPの供給が十分であればうち来るの方が総合的には強いですが、育成の安定を考えるとこちらの方が良く働く場合もあり得るでしょう。 パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Vi15%UP 愛依編成時 5 1
40(1凸) メンタル10%回復 3T以前 30% 1
40 Vi20%UP 観客3以上 20% 1
40(2凸金) Vi70%UP メンタル60%以上3T以降 30% 1
30 Vi30%UP 4T以前 10% 2
50(コミュ) Vi30%UP 2T以降 20% 2
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
50 Vi +25
50(3凸) Vi +100
最近の恒常sSSRの通常解放数で合計Vi +125になっています。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
4凸:Vi3倍アピール
追加効果:VoDa10%UP(5T) + VoDa5%UP(10T)
Viアピールですが追加効果がVoDaバフを2つずつ付与するような性能になっています。Viバフが付かないのでVi特化編成でのバッファーとしての運用は難しいのですが、ストレイにとってのバフの意味は記載されている数値分の倍率向上ではなく、バフ消去が条件となっている思い出アピールの倍率上げにあります。 これまではオンステ冬優子のライブスキルでViバフを、うち来るや配達係のライブスキルを駆使してViの他にVoDaバフの個数を稼いでいたのですが、ちょー早い愛依の最大火力には届かない個数しか稼げなかったため、今回のVoDaバフ2つ付与はちょー早い愛依の思い出火力を補助するのにうってつけの性能となります。
要するに、Viストレイでは必須級のライブスキルではありますが、他のユニットではほぼ要らないという、ユニットに寄り添った性能となっています。 (kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
https://gyazo.com/c2b268ffb4356100846e9d161b5a0e09
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Vi
LP 安定感
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.4)
ダンスマスタリーDa (Lv.5)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.2)
トラブルガード (Lv.2)
イベント産sSRの通常性能として、ダンスマスタリーDaが搭載されているトラブルガード型のサポートになります。
2凸パッシブスキルは、Da40%UP(メンタル49%以下, 30%, 1回) です。
条件がメンタル49%以下の背水条件なのでイベントsSRにしては高めの倍率となります。
解放できるステータス上限は、Da +50 です。
こちらもイベントsSRの通常値です。
4凸ライブスキルは、Da2.5倍アピール + 興味反転(2T) です。
イベント産のライブスキルにも興味反転が来ました。興味反転は単体ではほぼ意味がない効果なので、これ単体で強いかと言われると微妙ですね。興味UP/DOWNが飛び交うグレード・環境であれば活かせる効果ではありますが、そうでない場合は(GRADアビリティの人気者・物静かにかかるだけの)ほぼ意味のない2.5倍アピールになります。
グレフェス
流行1位がDaだったため、Da審査員のみ興味値が多く、その他は特に追加のルールがない感じです。
Da特化編成のほとんどが所持している大吉のライブスキルによって、興味UP+反転がDa審査員に優先的に打たれることが多く、自分のプレイングとしてはVoVi審査員へのアピールを稼いでさえいれば、興味反転が切れた頃にDa審査員へのアピール合計が逆転可能なので、やることがかなりハッキリしていたルールと環境だったように思います。
ただ、対面編成の大吉所持数がどれくらいか分からないところや、そもそもDa特化でなくVoやViの編成ともマッチングするので、そうそう上手くいく盤面は現れないところにグレ7の難しさがあります。特に最近は、放クラのシルエットを見てVoかDa特化のどちらかを判断するのが難しくなっていますね。今期は智代子がほとんどVo特化だったのに対して、果穂がVoDa半々くらい、凛世・夏葉はほぼ確定でDa特化といった感じになっていました。 また、「【左選んで~!】和泉愛依」の実装に伴ってViストレイも強化されたこともあり、愛依編成がVoかViどちらなのかも判断に迷う要因になっています。ランキングにはViで載っているのに、対面として出てくる編成はVo特化な人とかもいましたからね。 通常ルールは興味値が低めであるため、なかなか4ターン以降まで保たせることが難しいですが、対面の大吉も巻き込んでなんとか整地させることを重視していました。そのため、Da特化編成としてはあまり良い手とは言えないDa審査員への単体アピールも、初ターンに甜花の大吉札だったら打っても良いくらいに割り切って、VoVi審査員は千雪のスキルと思い出でなんとかアピール値を稼ぐ方針でやっていたところはあります。
結果
https://gyazo.com/b4c7fc877b47dafe8d6cc78df5047a3e
https://gyazo.com/29ebe8c8f127596159e94dd3d4a0a5c7
https://gyazo.com/d1c02623ab0881dc84a3cf2c3e3059f2
1つ前もフェスマを取っていて、順位変動が全くなかったのには笑ってしまいました。
https://gyazo.com/547e467e03d3727f1e271bb5f6ef380f
残留ラインが173kを超えるくらいまで上がっています。リンク加点や使用率ボーナスを考えて編成を組んだ上で、安定的にフェスマが取れないと残留できないくらいに点数が上昇していますね。今期は上手くいきましたが、この環境が続くのはかなりキツいところがありますねー。
グレフェスTOP100
1位: 190,222pt
100位: 174,867pt
編成詳細は以下リンク
今期は短期戦ということで、5人ユニットはかなり厳しいルールだったかと思います。TOP100にも如実に表れていますね。
単一コンセプト編成では、12位(FUS3さん)のDaアンティーカ(摩美々)、27位(ゆざひさん)のDaViアンティーカ(恋鐘)が目に付きますね。恋鐘編成については便宜上DaVi2極としていますが、中身としてはほぼDa1極の構成になっていました。センターの恋鐘だけViに少し寄せているような形ですね。 また、19位(はいていさん)のViイルミネ(めぐる)は「【花風Smiley】櫻木真乃」を使用していない純粋なVi特化編成なのも素晴らしいですね。脇差のユニットを合わせていないことを考えるに、3ユニット以上の編成が条件となるシーズの限定サポートのパッシブ発動も見込んでいると思われます。 まとめ
今期もなんとかグレ7に残留することができて安心しました。残留ラインが高得点になっている環境はヒヤヒヤしますが、意外となんとかなっている感じです。
そろそろ周年キャンペーンも意識しつつ、次期フェスイベでのユニットボーナス強化期間もなんとか頑張っていきたいですね。