2022年3月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。
今期はグレード7にてプレイしていました。
目次 → 2022年グレードフェス所感まとめ
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次期 → 2022年3月中旬期グレードフェス所感
ルール
判定期間:2022/02/28 ~ 03/10
流行
1位:Vocal
2位:Dance
3位:Visual
審査員影響力:185(グレ7)
特殊ルール
審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
全審査員:6800000(グレ7)
所感
もうすぐホワイトデーということで、今期更新でホワイトデーキャンペーンが開催されています。特別ログインボーナスの他、放クラの衣装付きパッケージの販売や、限定ステップアップガシャなどが実施されました。
今期のイベントは、前期から引き続きフェスツアーズの後半戦と、放クラのシナリオイベント「アフター・スクール・タイム」でした。産休に入る学校の先生への送別会として、テレビ番組の企画を交えたサプライズを行うクラスに協力する放クラの面々の、笑いあり涙ありのシナリオでした。放クラ最初のシナリオイベント「五色 爆発!合宿 クライマックス!」や、イルミネのシナリオイベント「Star n dew by me」を踏襲した雰囲気を感じて、非常に良かったですね。もともと泣ける名曲だった「拝啓タイムカプセル」もより一層思い出補正のかかる泣き曲になりました。
今期併催のガシャは、「期間限定 ドライブダイブ 果穂・結華スタンプガシャPlus」でした。
新pSSR「【ギブ・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂」
https://gyazo.com/ba7416e3265ea01cdb69210adecdf280
新規実装の限定pSSR「【ギブ・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂」は、Da特化性能のカードです。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da2倍アピール + 全体Da1.5倍アピール
追加効果:注目度100%UP(3T)
リンク:全体Da最大2.5倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
4凸:Da3倍アピール + 全体Da2倍アピール
追加効果:注目度100%UP(3T)
リンク:全体Da最大2.5倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
単体アピール + 全体アピールという、これまでなかったアピール構成になっています。マッチング相手に特定の属性、例えばVi極が居なかった場合、Vi審査員が狙われにくいため興味値が伸びずフェスマスターを取るための整地が難しくなるところを、他の審査員へのアピール稼ぎを行いつつ、単体アピールでVi審査員を狙うことでViの興味値を伸ばして整地する、といった使い方ができる札ですね。
合計倍率としては、無凸は単体3.5倍 + 全体1.5倍、4凸は単体5倍 + 全体2倍です。リンク込みだと無凸は単体6倍 + 全体4倍、4凸は単体7.5倍 + 全体4.5倍と、なかなかえげつない性能になっています。先日の夏葉といい、放クラの火力怖すぎる。
また、追加効果で注目度100%UPがついているため、リンクアピールの最大倍率の条件を満たすには、実質的にパッシブかステータス効果で100%だけ注目度を稼いでいれば良いことになります。
5人ユニットでリンクが難しい分、お手軽に高倍率アピールが打てる構成になっていますね。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
40(1凸) Da60%UP 3T以前 30% 3
40(2凸) Da80%UP + 思い出ゲージ10%UP メンタル74%以下 30% 3
50(4凸) Da120%UP 履歴に果穂がある場合 20% 2
センターに果穂を置いた場合は果穂札を打たない可能性もあって4凸パッシブの発動が難しくなるかもしれませんが、それ以外は無理なく発動する高倍率なパッシブとなります。
かなり使い勝手が良く、出張性能としても発動させやすい有用なパッシブが揃っています。背水パッシブを起動させて問題ないアルスト以外の編成で出張枠採用して良い性能だと思いますね。
その場合、4凸アピールはユニット外の札切りを行うことになるので、弱行動とのトレードオフになりますね。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Da +50
30 Da +50
50(2凸) Da +50
50(3凸) Da +150
50(4凸) DaMe +100
Da +400とMe +100を持っています。注目度を上げる関係でダメージを受けやすいので、基本的にメンタルも盛っておいた方が良いでしょう。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:注目度200%DOWN(3T)
リンク:Da8倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
リンク追撃が驚異の最大8倍です。単一属性の思い出火力としては過去最大で、今までにないセンター性能を誇ります。
その代わり、前段の追加効果で注目度が200%下がります。つまり、リンク追撃の最大火力を確保するためには、思い出アピールを打つターンに注目度を合計400%以上確保しておかなければなりません。
前段追加効果を押し切って最大倍率が出せるように、注目度UPを確保する必要があります。「【さよならごつこ】杜野凛世」や「【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子」などが高注目度を付与する札を持っているので、今回の果穂をセンターとしたい場合は、脇にこれらのカードの採用を考えるべきかと思います。
(kinzokuseitarai.iconは引けました)
新sSSR「【心に住む人】三峰結華」
https://gyazo.com/9ba833bc60dbb8e3aef0b2d52be897ec
新規実装の限定sSSR「【心に住む人】三峰結華」は、3色性能のカードです。
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 アピール
GRAD Da
LP 集中力
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ユニットマスタリーMe (Lv.10)
約束リカバー (Lv.2)
おやすみブースト (Lv.3)
体力サポート (Lv.5)
ボーカルマスタリーSP (Lv.12)
ダンスマスタリーSP (Lv.12)
ビジュアルマスタリーSP (Lv.12)
アンティーカの全属性sSSRは「【スプリング・フィッシュ】田中摩美々」以来ですかね。スキルで見ると「【数・数・娘・娘】幽谷霧子」からユニマスをMeにしたような性能になっています。
どのレッスンを踏んでもSPが供給できるのと、プロデュースカードがアンティーカであればMeがぐんぐん伸びるのが特徴ですね。ユニマスSPによるSP供給の上振れは他のカードに任せ、このカードはVoDaViどの特化でも入れやすい性能にしている感じです。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoDaVi40%UP 最大メンタル3000以上 20% 3
40(2凸金) VoDaVi100%UP 最大メンタル3400以上49%以下 30% 1
3色パッシブが2種類、1凸は編成の最大メンタル値条件、2凸は最大メンタル値と現在メンタル値の背水条件となっています。
3色100%UPはめちゃくちゃ強く、サポートのパッシブなので編成内の4~5人に持たせることができるのも強力ですね。
惜しむらくは、現状のアンティーカには3色性能のカードが「【月の浜辺で待っとって】月岡恋鐘」と「【菜・菜・輪・舞】幽谷霧子」しかなく、他には「【パープル・ミラージュ】田中摩美々」のエクセレント、「【心の鐘が鳴っとるけん】月岡恋鐘」のDaVi2極で活かせそうな性能となっています。
さすがに初期限定の月の浜辺や恒常の菜菜輪舞をセンターに置く運用は今のグレフェスでは難しそうなのと、パープルミラージュのエクセレントはその特徴ゆえに非常に使いづらい性能となっているため、現状のカードプールで活かせそうなのは実質的に心鐘だけですかね。
もちろん、そもそも100%UP自体が強いので、1極編成でも十分に効果を発揮するパッシブだと思います。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 VoDaVi +25
40(3凸) VoDaViMe +50
40(1凸) VoDaVi +50
50(4凸) VoDaViMe +50
3色 +175に、Me+100という配分となっています。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Ex3倍アピール(興味無視)
4凸:Vo4倍アピール(興味無視)
追加効果:自身のメンタルを30%減らし、Vo最大80%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
4凸:Da4倍アピール(興味無視)
追加効果:自身のメンタルを30%減らし、Da最大80%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
4凸:Vi4倍アピール(興味無視)
追加効果:自身のメンタルを30%減らし、Vi最大80%UP(減少値が多いほど効果UP)(3T)
珍しいスキル構成ですが、無凸に興味無視3倍のエクセレントアピール、4凸札は各属性4倍興味無視の自傷+自傷率バフのスキルとなっています。
サポート札ゆえに自傷率バフの最大倍率は80%と絞られていますが、貴重な自傷札を自由枠のメンバーに持たせられるようになることを考えると、アンティーカ編成にとっては有用なカードなのかもしれません。
また、最近の興味反転環境の対策として、興味無視札もかなり使い勝手の良いスキルではあるので、編成の中で1~2人は持っていても良いようなスキルだと思います。
(kinzokuseitarai.iconは引けませんでした)
イベントsSSR「【明日の思い出で笑って】有栖川夏葉」
https://gyazo.com/c45186bad8406c6f2b094502e6d7ad0e
新規実装のイベントsSSR「【明日の思い出で笑って】有栖川夏葉」は、Da特化性能のカードです。
各シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ダンス
GRAD Me
LP 安定感
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.5)
ダンスマスタリーDa (Lv.8)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.1)
体力サポート (Lv.4)
イベントsSSRの標準性能として、特化レッスンの特化マスタリーで来ています。体力サポートなのも良いですね。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Da6%UP 夏葉編成時 10% 1
30 Da10%UP メンタル74%以下 20% 1
40(1凸) Da18%UP Da担当 30% 1
40 Da6%UP 4T以前 30% 1
40(2凸金) Da35%UP 4T以前 30% 1
50(コミュ) Da20%UP 夏葉編成時 40% 2
前回のイベントsSSRの「【WtoW】風野灯織」では、スキルパネルがいつもと大きく変わっていたので、新形式のパネルになったのかと思ったのですが、どうもそういうわけではなさそうです。
無凸ライブスキルの隣にあるSP30のパッシブが少し倍率高めになったくらいで、他はこれまでのイベント産と同性能ですね。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
50(3凸) Da +50
50 Da +25
合計Da+75で、これまでのイベントsSSRと同性能となっています。
ライブスキルは以下の通りです。
4凸:Da2.8倍アピール
追加効果:Da20%UP(3T) + 注目度20%UP(3T)
バフと注目度UPの追加効果が複合したイベント産の通常札です。バフ倍率や注目度の数値は物足りないですが、「注目度UPが付与されている時」などの発動条件を持つパッシブの起動札になるので、注目度UPの個数を稼ぎたい人なら採用も一考かと思います。
グレフェス
今期のグレフェスは、限定果穂実装によるDa放クラ接待ルールかと思いきや、普通に全審査員の興味値が多くなっているフラットルールで驚きました。ここ最近の環境だと、変に凹凸を作らなくても、「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」の4凸スキルである興味1.5倍3T+反転2Tの影響で、遅延や倍化をある程度自分で制御できたり、マッチング相手に左右されたりすることが多くなったため、フラットルールで十分という運営側の判断ですかね。ただし、興味値が多く長期戦が苦手な放クラに著しく不利にならないように、影響力が若干下げられていました。先日実装された「【マイバレンタイン】有栖川夏葉」のスキルに乗っている影響力UPの追加効果があるので、それらを使っている人にも優しいルールとなっていると思われます。
グレ7のマッチング環境としては依然としてDa極優位の大吉環境が続いています。一部の人がVo, Vi極編成を使っていて、大吉を積んでいることが少ないので警戒対象はそちらにあるような感じですね。
また、今期はグレ7の果穂シルエットがVo極からDa極に切り替わった感じがします。ルール次第ではVo極と並行するかと思いますが、やはり1極思い出8倍はロマン砲ですからね。使いたくなる気持ちも分かります。
今期のkinzokuseitarai.iconは、最近ずっと使っているアンティーカ型のDaアルストで潜っていました。大吉札3積みで遅延PLとフェスマスターの両面を狙える編成ですが、そもそもグレ7では対面運の絡みが強すぎて動き方が難しいですね。
Da極を使う際は全体アピール以外でDa審査員にアピールするのは基本的に弱い行動になるんですが、こうも対面にDa極が多いと、Daに大吉を入れざるを得ないパターンが何度かあるのが悩ましいところです。まあ、そういうパターンは大体負け筋だったりするので、考えるだけ無駄なのかもしれません。
結果
今期は、アンティーカ型Daアルストで6ターン4リンク1思い出☆70のフェスマスターで終了です。
https://gyazo.com/4037b9ac1a0823cfe1b56f6f32d2f01a
https://gyazo.com/797e49d2efb7ce297b272ad50e4221e5
https://gyazo.com/0e403c1e75b94134cf371c6c695d4096
アピールミスが1つ入っていますが、普通にプレイミスです。ただし、このbadがなければラストアピールを取られていたので結果オーライでした。
https://gyazo.com/c11882df81557c5adb13781c63de3072
残留ライン的には、フェスマの前に出ていた10ターン5リンクくらいのPLでもギリギリ残留できていたようです。最近ほんとボーダー高いですね。
グレフェスTOP100
1位: 185,856pt
100位: 174,146pt
編成詳細は以下リンク
https://cttr.jp/2022/03/10/post-45563
判定期間終了直前のTOP100 @_scbot
最終順位61位で勝ち上がれました。久しぶりにランキング載れて嬉しいですね~。
今期はかなり長期戦になりやすいルールだったのもあって、様々な編成が軒を連ねています。
複数ランクインしている同一コンセプトの編成では、Da極にDaイルミネ(真乃・灯織)、Daアンティーカ(恋鐘・摩美々・霧子)、Da放クラ(果穂・凛世・夏葉)、Daアルスト(甘奈・甜花・千雪)、Daストレイ(あさひ・冬優子)、Vi極にViアルスト(千雪)、Viストレイ(あさひ)、Viノクチル(雛菜)が入っています。Vo極がめちゃくちゃ減りましたね。
単一コンセプト編成では、18位(みなゆうさん)のVoアルスト、48位(しどさきさん)のVoノクチル、69位(種馬探偵カスミさん)のVoストレイ、83位(ルドさん)のViシーズがランクインしています。
主に大吉が強すぎることに起因していますが、Vi極も「【LATE】緋田美琴」の実装以降徐々に勢いをつけてきています。もう一歩何かしら動きがあればVi極ももう少し増えそうですね。
まとめ
今期は長期戦でしたが、なんとか大吉環境を制することができました。
次期は久しぶりに強化週間が来るので、少しは育成を詰めたいところですね。