2022年4月中旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。
今期はグレード7にてプレイしていました。
目次 → 2022年グレードフェス所感まとめ
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次期 → 2022年4月下旬期グレードフェス所感
ルール
判定期間:2022/04/11 ~ 04/20
流行
1位:Vocal
2位:Dance
3位:Visual
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
流行1位の審査員が満足するのに必要な興味値が他の審査員よりも多い
Vo審査員:4750000(グレ7)
DaVi審査員:3400000(グレ7)
所感
4周年直前でキャンペーンが続く今期は、ゲーム外でもTwitter企画だったり生配信だったりと、いろいろと施策がたくさんありました。全部追いきれていないんですが、4周年当日、4thライブが楽しみですね。
ゲーム内では、4th Anniversaryキャンペーンとして、トレーニング超成功、ファン感謝祭編はづきさん出現率UP、トレチケドロップ率UPのボーナスが発生していました。
ショップでは、前期の限定sSSRセレチケに続いて、限定pSSRセレチケの販売が始まった他、選択した恒常SSRを完凸まで進めることができるセレクションチケットVパッケージが初めて販売されました。どちらも7000円とかなりお得なので、両方買いですね。
また、4/12のシャイニーの日には特別コミュも公開されました。天井社長が283プロの事務所をあの場所に選んだ日の回想を中心とした、メインシナリオの補完のようなコミュでしたね。
今期のピックアップ以外のガシャは、前期の限定復刻サポートガシャに続き、限定復刻プロデュースアイドルスタンプガシャが開催されています。サポート同様、有償100連でpSSR最大特訓はづきさんがもらえるガシャになります。
4/12にはSSR排出率41.2%の24時間限定ガシャ(有償412石で2連)、SSR排出率28.3%の超運試しガシャ(有償2830石で10連)が開催されました。24時間限定は両方SSR、超運試しはSSR5枚(うち新規1枚)と、めちゃくちゃ引きが良かったです。
さらに、先日開催されていたゲーム内の投票企画にて上位となったカードがピックアップされた投票ガシャが2種類開催されました。編成に加えたい部門とコミュを読みたい部門に分かれており、編成部門は「【キュン!とwith us】大崎甜花」「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」「【アンシーン・ダブルキャスト】黛冬優子」、コミュ部門は「【つづく、】浅倉透」「【ピトス・エルピス】樋口円香」「【われにかへれ】杜野凛世」がピックアップされました。
選出に関しては普通に納得ですね。前期の周年ピックアップの「【Feel Like Flower】大崎甜花」に合わせた性能を持つ「キュン!」、現行の上位環境を席巻している「大吉」、グレ7での使用率トップ「アンシーン」は編成面での需要が高いのも頷けます。コミュの方もどれも名作と名高い上に、LP編シナリオや、後の実装カードとのつながりを楽しんでもらうのに読んで欲しいカードなので、是非とも手に入れて欲しいところですね。無償石で引ける上に、天井が200連とかなりお得なので、今後も同様の企画を定期的に開催して欲しいと思います。(今回はkinzokuseitarai.iconの未所持カードがなかったのでスルーしました)
今期開催されたイベントは、「4th Anniversaryプロデューサーズカップ」と「スプリング・ブロッサム・ボックス」でした。今回のPカップは、「みんなでPカップキャンペーン」として、P全員の獲得ファン数合計に応じてSSR排出率が上がる10連ガシャチケットがもらえるキャンペーンが併催されていました。結果としてはSSR排出率45%の10連ガシャチケットがもらえることになりましたね。達成目標が厳しすぎることに定評のあるシャニマスのことなので、最大の50%はさすがに無理でしたが、皆さん(特にランカーの方々)お疲れ様でした。
今回kinzokuseitarai.iconはいつも通り、アルストロメリアのメンバーを自分のイベントページの上位に保ったまま全員の称号を獲得することを目標に、ゆるく走っていました。結果は後述します。
ボックスイベントの報酬はpSR「【ピックアップ・スプリング】櫻木真乃」でした。
今期併催のガシャは、「掌に、舞い降りた花びら 樹里・冬優子スタンプガシャ」でした。
新pSSR「【花染む街で、君と】西城樹里」
https://gyazo.com/e9d5e37f5a42cee77fed6458cbab5d3c
新規実装のpSSR「【花染む街で、君と】西城樹里」は、VoVi2極性能のカードです。
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/04278df1b6032470c8b9c3c2b79c9146
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Vi3倍アピール
追加効果:Vi25%UP(4T) + 注目度30%UP(4T) + デュエット(放クラ)
リンク:Vi3倍アピール
3凸:Vo4.5倍アピール
追加効果:Vo50%UP(4T) + 注目度30%UP(4T) + デュエット(放クラ)
リンク:Vo3倍アピール
通常のアピール性能に対応した属性のバフ付与と注目度付与のハイブリットなスキルです。その上で、樹里のpSSRとしては初めてのデュエット札となります。
SRのカードではこのバフ+注目度UPという追加効果はよく見ていましたが、pSSRのカードでは「【ロー・ポジション】杜野凛世」くらいしか同様のコンセプトカードがなく、「ローポジ」については注目度がかなり高めに設定されている特殊な立ち位置のカードだったのもあって、なんだかんだでpSSRとしては初めての性能になりますね。すっごい見慣れた構成なんだけどなぁ。
3凸ライブスキルの方は、最近のVo放クラでは役割が宙に浮くこともあった樹里にランダムデュエット札を打たせるという意味でも使い勝手が良いカードのように思います。採用するかどうかは運用方針次第ではありますが。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) VoVi35%UP 2T以前 30% 1
40(2凸金) VoVi75%UP 注目度UPが2個以上付与されている場合 20% 2
50(4凸金) Vo85%UP 放クラ全員がライブに参加している場合 20% 1
早期ターンのみ発動する35%UPの1凸パッシブも倍率はそこまで高くないものの、思い出アピールのターンに邪魔にならないのでわざわざ消去しなくても良さそうですね。
2凸パッシブは「【ビードロの翳】有栖川夏葉」や「【牛的情感盛り、一丁】杜野凛世」の2凸パッシブと条件が同じで、サポートの2枚の方が100%UPと倍率が高いことを考えると、ちょっと弱く感じてしまいます。保険として入れるパッシブと考えた方が良さそうです。
4凸パッシブは放クラ編成が条件ですが、Voのみの85%UPと恒常にしては非常に強力です。初ターンから発動見込みがあるのも魅力的ですね。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vi +50
40(コミュ) Vi +50
50(2凸) Vi +50
40(3凸) VoVi +100
50(4凸) Vo +150
最大解放数はVoVi +250、3凸まででVi特化、4凸でVo特化の最大値になります。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:Vi2倍アピール
リンク:Vi3.5倍アピール(注目度が高いほど効果UP)
合計Vi5.5倍の追撃を持つ、「【フルスロットルエイジ!】小宮果穂」、「【砂糖づけ・ビターエンド】園田智代子」のVi版性能になります。このカード、無凸ライブスキルの属性に対応した思い出アピールの属性になっているのが、過去の2カードとの違いですね。
一応、Vi特化性能の樹里のカードには「【誰が為シンパシー】西城樹里」があり、そちらは最大Vi6倍追撃となっているため、センター性能としてはそちらに譲りますが、最近の環境を考えるとこちらのカードでもセンター運用できなくもない気がします。まあ、それ以前にまだVi放クラの育成編成が出来上がっていないので始動も難しいですが……。
新sSSR「【二律背反sweet】黛冬優子」
https://gyazo.com/ebded210f09ec105e36326b5f8775efb
新規実装のsSSR「【二律背反sweet】黛冬優子」は、Vo特化性能のカードです。
各育成シナリオごとの特性は以下の通りです。
table: 育成アイコン
感謝祭 ボーカル
GRAD Vo
LP 歌唱力 + 安定感
スキルパネルの構成は以下の通りです。
https://gyazo.com/f9d41f9da6b28c762879169c98093e68
完凸時のサポートスキルは以下の通りです。
アイドルの絆 (Lv.10)
ボーカルマスタリーSP (Lv.14)
約束リカバー (Lv.3)
おやすみブースト (Lv.3)
ボーカルマスタリー体力 (Lv.3)
ユニットマスタリーVo上限 (Lv.3)
高いボーカルマスタリーSPに、ちょっと弱めのボーカルマスタリー体力が付いています。単体性能としてはまずまずの構成で、ストレイ編成だとユニマスVo上限で上振れが期待できます。
冬優子のVo特化のカードでは既に「【ノー墨・勝者フェイス】黛冬優子」が存在しますが、こちらはSPの確保がユニマスSPでしかできないため、単体性能としてはこちらに分があります。GRAD育成で考えると、VoひらめきでボーカルマスタリーSPが付いているのは非常に使い勝手が良いので、ストレイ以外でVoひらめきのVo特化サポートがいない場合、かなり優先的に採用したいカードとなりそうですね。
パッシブスキルは以下の通りです。
table: パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
20 Vo15%UP 冬優子編成時 5% 1
40(1凸) Vo30%UP Vo担当 20% 1
40 Vo20%UP 観客3以上 20% 1
40(2凸金) Vo65%UP + 注目度50%UP メンタル74%以下 20% 2
50 Vo30%UP 4T以前 10% 2
50(コミュ) Vo30%UP 2T以降 20% 2
2凸パッシブが弱い背水条件のVo65%UPと、かなり倍率が高めです。「ノー墨」の2凸パッシブはVo60%UPであるため、実は倍率だけ見れば限定より強くなっていますね。条件が異なるので一概にどちらの方が良いとも言えませんが、背水条件が採用できる編成であれば普通に入れていても良いと思います。アルスト編成では採用できません。
解放できるステータス上限は以下の通りです。
table: 上限UP
SP 属性解放数
30 Vo +25
50(3凸) Vo +100
Vo +125 と、最近の恒常sSSRの通常性能です。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
4凸:Vo3倍アピール
追加効果:VoDaVi10%UP(5T) + Vo5%UP(10T)
Voバフ2つとDaViバフ1つずつの付与札です。ストレイの思い出アピールの準備札として採用できる他、最近のイルミネが持っている3色バフ付与条件のパッシブスキル発動のトリガーとしても使用できます。
現行Voストレイの思い出アピールの最大倍率は「【multi-angle】黛冬優子」の6.5倍ですが、条件としてVoUPが3個、DaViが4個必要です。「multi-angle」センター編成では少しDaViバフの付与個数が物足りない感じなので、他のカードと組み合わせてバフ個数を稼ぐ必要があるかと思います。
「【シャッターチャンス!?】和泉愛依」センターでしたら思い出アピールは最大6倍追撃になりますが、残りVoバフ1個付与で最大倍率まで持っていけます。
イベントpSR「【ピックアップ・スプリング】櫻木真乃」
https://gyazo.com/5cc199b39d6fc09edae60fd7368b1316
新規実装のイベントpSR「【ピックアップ・スプリング】櫻木真乃」は、DaVi2極性能のカードです。
ライブスキルの性能は以下の通りです。
無凸:Da2.5倍アピール
追加効果:パッシブスキル発動率3%UP(2T)
リンク:Da1.5倍アピール
4凸:Vi3倍アピール
追加効果:パッシブスキル発動率5%UP(2T)
リンク:Vi1.5倍アピール
先日実装された「【春日影、さんならび】櫻木真乃」のライブスキルに付いていた追加効果「パッシブスキル発動率UP」が搭載されています。
こちらの発動率は加算なので、4凸札であれば単純に5%上がることになりますが、ちょっとこの数値ではさすがに物足りないですね。イベント産なので仕方ないとは思います。
2凸パッシブスキルは、Vi24%UP(3T以前, 40%, 1回) です。
こちらはイベント産の通常性能です。
解放できるステータス上限は、DaVi +50 です。
対応属性2色の+50上限解放になります。
思い出アピールの性能は以下の通りです。
追加効果:DaVi30%UP(3T)
リンク:DaVi1.5倍アピール
バフ→追撃パターンの思い出性能になります。イルミネは3人ユニットですし、WING周回でもリンクは狙える範囲だと思うので、そんなに悪くないかと思います。
グレフェス
今期はガシャのピックアップが恒常ということで、流行1位のみ興味値が多い通常ルールでした。流行1位がVoだったので、実質的に今期は若干のVo有利環境だったかと思います。
環境的には、前期に引き続きVoアルストが増え、Vo極とのマッチングがだいぶ多くなりましたね。そのため、体感ですがDaアルストが減っていて、Da特化編成で多く採用されている「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」のライブスキルによる大吉環境がかなり緩和されており、遅延状態がなかなか構築されづらくなっています。
また、単純にVoアルストやDa放クラで採用されている全体アピールの火力が上がっているのもあって、興味値340万あってもかなり速く対戦が終わってしまいます。ひどい時は2ターンもたないので、かなり火力のインフレが進んでいますね。
今期のkinzokuseitarai.iconは、前期作ったVoアルストで潜っていました。使用率ボーナスがあまり落ちていなかった(何なら脇差にしている果穂と樹里の方がボーナス落ちてた)のと、そもそもVo有利ルールなのもあって、Voアルストで継続していた感じですね。
Voアルストの場合、遅延スキルはマッチングした相手次第なところもあるのでDaアルストよりも運ゲー感が強いですが、やっぱり火力はありますからね。短期戦で決めようと思うならVoアルストを使った方が良い、という判断で選択しています。
結果
今回のPカップの結果はこちらです。
https://gyazo.com/17ce1653b8cbacb24e654f61f053ceab
https://gyazo.com/54758feebfc6a450e6f160b579b560dc
全アイドルの銀称号を獲得することができました。報酬なら過去最高くらいの結果ですね。
どちらかというと最近はExスキルをまんべんなく獲りに行くために周回している感じなので、こういうイベントのときは周回モチベも上がります。というか、合計ファン人数的に、甜花ちゃん一人に集中して周回したら金称号は狙えそうな感じがしますね。そこにこだわりがないのでやらないんですけども。
今期は、放クラ型Voアルストで3ターン1リンク1思い出☆75+トップ交代のフェスマスターで終了です。
https://gyazo.com/5e5deb0952ab56899a3377a0cf4fcde2
https://gyazo.com/9e60abe72c460fca02687e442a7492be
https://gyazo.com/f10fe66840514e1685482152f3644722
短期戦で4ターンもたないので、3ターン締めの理想ムーブで決めました。4ターンで勝ちたい……。
https://gyazo.com/c02ff65dc4340607292cfae942ab8bae
最終成績の一つ前に取っている☆72のフェスマ171.6kPtでもギリギリ残留できていたようです。このフェスマ環境怖すぎるよ……。
グレフェスTOP100
1位: 184,248pt
100位: 173,784pt
編成詳細は以下リンク
https://cttr.jp/2022/04/20/post-49745
判定期間終了直前のTOP100 @_scbot
今期はVo特化多め、Daもそこそこ、Vi少なめといった感じでした。マッチング自体もだいたいこんな感じの割合だったように思います。
複数ランクインしている同一コンセプトの編成として、Vo特化編成ではVoアルスト(甜花・甘奈)・Voストレイ(冬優子・愛依)・Voノクチル(円香)、Da特化編成ではDaイルミネ(真乃・灯織)・Da放クラ(果穂・智代子・夏葉)・Daアルスト(甘奈・千雪)・Daストレイ(冬優子)、Vi特化編成ではViイルミネ(めぐる)・Viアルスト(千雪)・Viストレイ(冬優子・愛依)・Viシーズ(にちか)が入っています。
ランキング内で唯一となるコンセプトの編成では、50位(ゆざひさん)のDaViアンティーカ(恋鐘)、92位(韋駄天さん)のViノクチルが入っています。
短期戦かつ大吉環境が緩和された期ということで、おそらく遅延PLは今期出ていないと思いますが、最上位陣はSS編成を狩っているものと思われます。
まとめ
先の4周年記念生配信にて事前告知があった通り、新プロデュースエリアS.T.E.P.の実装や、トワイライツコレクションガシャの実装など、次期以降に新要素が多く追加されることとなっています。
かなり大きく状況が変わることが予想されますが、そこまで気を張らずに自分のペースでシャニマスを楽しんでいこうと思っています。
まずは4thライブ、両日現地参加するので、当日ご一緒する方々はどうぞよろしくお願いします~。