読書の技法
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人生の時間は限られているので、読書にかける時間も洗練したい
基礎知識がないと理解できない専門書を頑張っても読んでも時間の無駄
でたらめな本を読むのは時間の無駄(むしろマイナスにもなりえる)
選別をするための速読をする
高校レベルの基礎知識をつけておくと理解のできない無駄な時間が減る
「何をしないか」「何を読まないか」も大切な技法
月300〜500冊読む著者でも、熟読している本は月4〜5冊
どうしても時間のかかる本はある
そういった本も速読で済ませたら、読んだという事実だけ作って、内容は理解できていない
読書の数を目的にしない
本には3種類ある
簡単に読むことができる本
そこそこ時間がかかる本
ものすごく時間がかかる本
読書ノートをしっかり取る
「ノートを作る時間があったら他の本を読んだほういい」「その時間がもったいない」と主張する論者もいるが、筆者はその意見には与しない。
ゆるい形で本を読む習慣が身についてしまうと、いくら本を読んで知識を取り入れても、頭の中に定着していかない。本を読んで、「あっ、自分も知っている」という感覚は味わえても、「では、どう知っているのか」と突っ込んだ質問を改めてされると答えられないのだ。それは、取り込んだ知識が自分の中で定着していない証拠である。10冊の本を読み飛ばして不正確な知識をなんとなく身につけるより、1冊の本を読み込み、正確な知識を身につけたほうが、将来的に応用が利く
佐藤 優. 読書の技法 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1124-1127). 東洋経済新報社. Kindle 版.