着手ベース
最近は「成果ベース」ではなく「時間ベース」で仕事をするのがお気に入りです。もっというなら「着手ベース」で仕事をしていることも多いですね。 「成果ベース」というのは、参考書を何ページ勉強したとか、原稿を何ページ分書いたとか、とにかく自分の成果物で進捗をはかる考え方です。それに対して「時間ベース」というのは、参考書を30分読んだとか、原稿に1時間取り組んだとか、とにかくそこに掛けた時間で進捗をはかるというもの。
本を書く仕事が佳境に入って、あとはこなせばいいという状態ならば「成果ベース」での進捗は有効なのですが、勉強している段階やアイディアを練っている段階では「成果ベース」での進捗は現実的ではありません。なので「時間ベース」で進めようとしているのです。
これが、意外に効きます。
《着手は進捗の第一歩》というスローガンを掲げて、どんどん着手しています。これまで停滞&放置していたプロジェクトにも次々着手できています。何しろ《着手こそが進捗》という考え方で進んでいますから。 実際のところ、おっくうになっているのは着手するまでなんですよね。ですから、着手したらOKといっても、実際には着手したあと10分、20分、30分……とじわじわ作業は進みます。つまり現実的な話として、着手することで時間を掛けることができ、時間を掛けることで成果も上がっていく状態になっています。すばらしいな!さらには《着手した自分をほめよう》というスローガンも作りましたよ。どんどん着手していきますぞ〜 仕組み化 = 着手すること化
やってみたら進むことが多いから、やってみることを目標とする
実際にやれたかどうかは気にしない。やれるかどうかは分からないのだから
成果ベースだと、着手が億劫になってしまう