漱石曰く「あせってはいけません」
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永劫での歩み
コロナ禍で大学が休校に…「一人でも挫折しない」究極にシンプルな勉強法 | 独学大全 | ダイヤモンド・オンライン
「あせっては不可(いけ)ません。
頭を悪くしては不可(いけ)ません。
根気づくでお出でなさい。
世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、
火花の前には一瞬の記憶しか与えて呉れません。
うんうん死ぬ迄押すのです」
これは、50代の夏目漱石が、当時20代の芥川龍之介と久米正雄に送った手紙(夏目漱石 著/三好行雄 編『漱石書簡集』岩波文庫、1990)の一節です。
現在の学習効果を最大化することよりも、たとえ最低限であっても長く持続することの方がはるかに多くの事をなすことができます。
効率を気にせず、ちょっとずつ蓄積されることを続ければいい
効率を気にすると、「効率が悪いかも!?」と焦るキッカケになる
コスパ至上主義は行動力なくなる
タイパを求めて削ぎ落とされたコンテンツばかり受信することは、体験を損なっているのではないか
焦ってタイパを求めると、コピー可能なものばかり摂取しようとする
作る経験はコピーできない
体を動かす経験はコピーできない
転職した経験はコピーできない
積み重なるものをモチベーションの指針にする
微分係数を気にしない。積分で考える
承認やお金のために書くと、長く続けるのは難しい
火花 ≒ 炎上、バズり
一瞬の記憶しか与えてくれません
焦燥感が起きたときは、この漱石の言葉を思い出して、焦らなくていいと自分に伝える
遅れを取ったと思わないこと
何歳からでも押し始めたらいい