流行する高い目標設定とその副作用
うんうん頷いて読めた
OKRのような、達成できる確率が50%程度の高い目標を決めてそれを追求することは、焦燥感という大きな副作用を生む 一筋縄でいかないような難解な仕事を抱えていると、何をしているときでも、頭の片すみにずっとその仕事が居座っている感じがする。
「自分はまだ目標を達成できていない」
帰宅時間になっても「帰っていいのだろうか?」という自問自答が自然と発する
休憩や散歩をする時間を惜しむようになる
人事評価時や上司、クライアントから「目標未達」と扱われる
書籍:学習する組織では、高い目標設定を過度に良いこととして持ち上げていないか?という指摘 高い目標を設定したときに抱く不安とは、その達成へのモチベーションと不可分なのではないだろうか。そして達成したいという欲求こそが、この不安を生み出しているのではないか。
実際に、社員Aさんへのインタビューは共感できる部分が多い
「朝にコーヒーを淹れようとしたときとか。あれもこれもやっていないのに、今のんびりコーヒーを淹れていていいのだろうか、とか考えちゃって。まだ一応会社の始業時間ではないんだけど、でも裁量労働制だから仕事はできるわけですし」
高い目標が与えるプレッシャーは、どこまでが健全なもので、どこからが不健全なものなのか区別がつかない。それがAさんの話を聞いて、最初に感じたことだ。
自分もスケジュールが迫っているプロジェクトでは、休みの日にプレッシャーを感じて作業をしてしまうことがあったkidooom.icon
高い目標は、常に「急げ」と言われているような感覚になる
高い目標によるプレッシャーのある状況では、学びのための時間は削られる
高い目標の中に、「学びの時間を削らないこと」や「精神的不安を感じないこと」を内包したほうが良いのでは?
時間の制限をつけて、無限にその目標に取り組まないようにする
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