新しいものがよいものであることは稀
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未知の岸
from 読書について
「新しいものがよいものであることは稀だ。よいものが新しいのは、ほんの束の間だから」
ショーペンハウアー. 読書について (Japanese Edition) (Kindle の位置No.323-325). Kindle 版.
「新しいものが良いもの」という価値観は変化を生みやすい一方で、早とちりや無鉄砲な 失敗 も生みやすい
ゲーム開発でも、新しい技術を採用するのはリスクが高い
なぜリスクを管理するのかを考えると、新しい技術を使ったことによる悪影響でのプロジェクト終了は避けたい
負のブラックスワン
コモディティ化するかどうかは技術選定の大きな特性の1つ
新しい技術が"新しい"時間は短い
"新しい" ことが好きな人が情熱をもって責任を請け負ったとしても、"新しい"期間が過ぎたら急に冷めることがある
苦労せずに新しいことを学べているときは、実際はあまり新しいことを学んでいない
古い概念を、言葉を言い換えただけの時もある
とはいえ、「新しいものは良くない」という価値観を固定化するのも 老害への道なので、バランス・中庸の感覚が大事
比較して検証することを続けていくこと
決断ではなく中断
新しいものは、リンディ効果からすると、まだまだ脆い
一種の勝ち目が薄い賭けになる