不確かなときは楽観的に
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不確定な船乗り
-----探索と利用のトレードオフ
「過去の経験から一番良いと思う行動」ばかりをしていたのでは、もっと良い行動を見つけることができません。それは探索が足りないのです。一方、もっと良いものがあるかも!と「未経験の行動」ばかりをしていたのでは、過去の経験が活かせません。それは利用が足りないのです。探索と利用はトレードオフの関係にあるので、どちらか片方ではなく、バランス良く実行する必要があります。
探索と利用のトレードオフを解決するために提案されているのが、「不確かなときは楽観的に」という原理です。探索と利用のトレードオフを解くアルゴリズムの多くがこの原理に従っています。
西尾 泰和. エンジニアの知的生産術 効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1557-1560). Kindle 版.
悲観的な勘違いは、気付けるチャンスが少ない、取り返しがつかないことが多い
楽観的な勘違いは、「あれ?実はこれそんなに良くないぞ」と気付けるチャンスが多い。そして新たな探索へと行きやすい
期待値が低いと色々なものを楽しめる
他人への期待値も低い方が良い。これも楽観的な勘違いが進められる例
自分への期待も高くしない
読書する時も最初の一回目は楽観的に読む
批判的に読むのは2回目以降からのほうがいい
最初から否定したら、本当は良い箇所を取りこぼす可能性ある