パスカルの賭け
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最後の賭け
神を信じることが理にかなっているという話
信じることのコストとメリットと、信じないことのコストとメリットを天秤にかけると、もし信じずに地獄に堕ちたときはヤバいので、信じておいたほうが安全という理論
「この女は俺に気がある」
たとえば男性が女性と出会い、相手が自分に気があるかどうかを判断する時、2つの誤謬が考えられる
相手に気がないのに、自分に気があると思う、肯定的な誤謬
失敗しても次に行けばよくて行動を繰返しているといつか成功する
相手が気があるのに、自分には気がないと思う、否定的な誤謬
いつまで経ってもパートナーに出会えなくなり、繁殖に失敗する
肯定的な誤謬をする遺伝子のほうが生き残る可能性が高い
遺伝子は生き残らないと意味がない。だから強い性淘汰がかかっている 宗教で
(神なんていないのに)神の存在を信じて善い行いをする、肯定的な誤謬
(神は本当はいるのに)神の存在を否定して悪い行いをする、否定的な誤謬
おそらくこの場合も前者のほうが社会的地位を獲得しやすく、自然淘汰で生き残りやすい
善行を促進する宗教の方が広がりやすい
肯定的な誤謬で行動が増えると、良い方向に進みやすい
何でも楽観視するのは、それはそれで致命的ミスを起こした時に死ぬので注意しないといけない