2022年8月17日
書き忘れていたが、昨夜はアニメ「平家物語」の10話、11話を観た。完結。小林秀雄が指摘していたような、「祇園精舎の鐘の声」の名調子に引っ張られた精神面を重視する解釈で、当時の人々が興奮を覚えたであろう戦記物としての「平家物語」という側面にはあまり配慮がない。 昨晩は、楠木建『絶対悲観主義』を読み終えて就寝。しかし、2時間ほど経って、足の痛みで起きてしまった。ロキソニンを服用して、痛みが治るまで読書。本郷和人『歴史学者という病』を読み始め、結局6時ごろまで読み続けて読了。その後、再度就寝。10時過ぎに目が覚めたので、そのまま起き出す。 Kとランチに出かける。初めてのベトナム料理屋さんに行ってみた。悪くはないのだが、期待値より1.5倍ぐらい高い。その後、散歩。お茶しながら、出る時にポストからピックアップした牟田都子『文にあたる』を読み始める。著者はフリーの校正者とのこと。フリーでやってる人がいるのだなあ。校正にまつわるあれこれについて、時に逡巡しながら著者の考えを述べるエッセイ集。とても面白い。次は校正のあるプロセスで出すような本を書いてみたいものだなあと思う。 ちょうど読んだばかりの楠木建『絶対悲観主義』で、著者は「発表」が好きであり、誰からいわれなくても文章を書いていたし、今もメルマガ等で書き続けていて、趣味が仕事になっているということだった。著者の健筆ぶりを見習いたいものだなあ。本を読んでばかりで特に何かアウトプットになったりしているわけでもないので、もうちょっとやり方を考えなければと思う。 帰宅して、TOEICの問題集をやっていたのだが、ちょっとひねりが多過ぎて基礎的な練習にならないので、別のもうちょっと優しめの問題集に取り組む。とりあえず頭からひたすら解いていく。しかし、しばらくやった後で、睡眠不足のせいで集中力が切れてきて、少し寝る。 夕食を食べながら、NHKプラスでさかなクンが出ている「釣りびと万歳」を観る。さかなクンを観ているだけで、精神が健やかになる。その後、散歩に出て、TOEICのリスニング問題、特にパート3、4への取り組みかたを解説しているYouTube動画をあれこれ観る。人によっていってることがけっこう違うのだが、高得点のためには先読みが必要ということは変わらない。設問の読み上げをタイミングのきっかけにしてリズムを作るというコツを教えてもらった。 帰宅して、さっそく問題集の続き。3つの設問全てを選択肢まで読んで記憶しておくのは難しいので、1つ目の設問に集中し、それが終わったら2つ目を解き、3つ目は後に余裕があるので少し時間をかけて解くというリズムをつかんできた。けっこう聞き取れなくて間違うところもあるのだが、夕方やった時よりは解けるようになってきたように思う。ひたすら解き続けて、2/3ほど終えた。ざっと終わらせて、次の問題へ行こう。慣れる方が重要。
明日に備えて、査読コメントを転記して、コメント対応用のpull requestを作っておいた。まだ詳しく読めていないが、表現についての指摘が多く、きちんと対応していけば、時間はかかるだろうけどいけるのではなかろうか。
Meetyでカジュアル面談を作ったのだが、いくつか引き合いがあったのと、別件でもつないでいただいた方がいて、知らない人と話す機会が何件も入った。仕事のスケジュールも普通にパツパツになっているし、講演の準備、来週の出張、論文のレビュー対応など、あれこれとやることが多い。時間を効率よく使ってやっていかねば。 ----