プロダクトゴール
一概に「こうである」とは断言しづらいレイヤーのもの(組織によって具体的な捉え方は異なりそう)なので、抽象的にならざるをえないと思うから、そこは各位が具体化してくれ、ということにはなるよね
「プロダクトの将来の状態を記述したもの」という定義はしてくれているので、実務上はここを出発点にできるので、べんりだと思う
HTML版ばっかり見ていたから、originalでblockquoteになっていることに気づいていなかった kakutani.icon
https://gyazo.com/b546b94de67f1cd5942f5d638e361759
プロダクトゴールは、プロダクトの将来の状態を表している。それがスクラムチームの計画のターゲットになる。プロダクトゴールはプロダクトバックログに含まれる。プロダクトバックログの残りの部分は、プロダクトゴールを達成する「何か(what)」を定義するものである。
プロダクトゴールは:
プロダクトの将来の状態(a future state of the product)を表している
この「将来の状態」が対してスクラムチームは計画を立てる
「プロダクトバックログの残り(the rest of the Product Backlog」は emerge すると言っている
プロダクトゴールを達成する(fullfill)ための「何(what)」を定義するためにemergeする、トノコト
「ゴールのためになにをやるのか」を事前に予見的に定義すんなよ、ということの反対のことを伝えようとしているっぽい
プロダクトとは価値を提供する手段である。プロダクトは、明確な境界、既知のステークホルダー、明確に定義されたユーザーや顧客を持っている。プロダクトは、サービスや物理的な製品である場合もあれば、より抽象的なものの場合もある。
なんか唐突にプロダクトの定義をし始める。「ゴール」といっても何についてのゴールなのかの認識を揃えることは重要ではあるが…
プロダクトは価値を提供する手段である
プロダクトには、明確な境界がある
プロダクトには、ステークホルダーがいる(どんなステークホルダーなのかは既知である)
プロダクトには、ちゃんと定義された(well-defined)なユーザーまたはカスタマーがいる
(プロダクトは、サービスだったり、物理的な製品だったり、なんかもっと抽象的なこともあるよ)
「これはどのようなものか」という境界づけがされていて、ステークホルダーと利用者がいる、ということが大事で、プロダクトの実体が物理的なモノだったり抽象的なサービスだったりすることは議論してないよ、っていう理解でよさそう。
プロダクトゴールは、スクラムチームの長期的な目標である。次の目標に移る前に、スクラムチームはひとつの目標を達成(または放棄)しなければならない。
The Product Goal is the long-term objective for the Scrum Team. They must fulfill (or abandon) one objective before taking on the next.
抽象的に書くしかないので、今後の洗練に期待したい。作者の気持ちを汲みとりつつ、スクラムの価値基準に照らしてやっていくしかない…。 プロダクトゴールは、スクラムチームの長期的な目標(the long-term objective)である。
次の目標に移る前に、スクラムチームはひとつの目標を達成(または放棄)しなければならない。
「長期的かついちどに取り組むのはひとつずつ」というのは理想だと思うけれど、混乱を招きがち…。
「長持ちする程度」をどれぐらいに置くのか、そのなかで「ひとつずつ」達成させる(または破棄する)という運用はちょっと難易度が高い。1スプリントよりは長いだろうが、半年だと「ひとつずつ」にするには長すぎそう。「フォーカス」の価値基準を踏まえると、「いろんな夢を詰めこんだひとつの目標」だと「なにをやっているんでしたっけ…?」になりそう
Scrum.orgの補足
プロダクトゴールをどのように捉えるかという話