資料作り
普段「資料作り」で意識していることが集約されるPage
資料管理も参考にしてくださいtsawada.icon HEADLINES
Scrapboxのリファクタリングで意識すること▼ LINKを戦略的につけることで「初心者」にも見つけやすくなる▼ 【★★★★★】自分の発言(=Scrapbox.iconへの記載)が一段落した時▼ MTG終了時点でsawachin.iconが徹底していること▼ MTG後にsawachin.iconがやらないこともあるもの▼ ナレッジは「失敗」「選ばなかった選択肢」の中にある▼ sawachin.iconが資料整備のためによくすること▼ hr.icon
hr.icon
Scrapboxのリファクタリングで意識すること
refactoringでよくやること(★が多いほど、普段から意識する)
【★★★★★】段落分割、文章分割
【★★★★★】1行見出し作り
【★★★★☆】ブラケティング, UNLINK
【★★★☆☆】1st view作り
【★★☆☆☆】Page Title作り
常に「最初」に本気出す。結論を書く
タイトル、1st View、各段落の見出し
ここで「読むべきか?」を判断させる
内容を読む手間を省いてあげる。
viewsを見る。その数だけ時間を省ける
オススメなrefactoring timing(★が多いほど、徹底した方がいい)
【★★★★★】自分の発言(=Scrapbox.iconへの記載)が一段落した時
【★★★★☆】MTG終了時点
【★★★★☆】立ち話終了時点
【★★★☆☆】一度Taskを中断するとき
【★★☆☆☆】1日の終わり
オススメの資料作りタイミング
【★★★★★】質問されたとき
【★★★★☆】MTGの事前準備
【★★★★☆】新しいメンバーが入るとき
【★★☆☆☆】プロジェクト・仕事が一段落したとき
基本は「他人に伝えるとき」がチャンス
「自分のために資料化する」…は絶対されない
自分の記憶力は過大評価しがち。
「今日覚えていることは明日も覚えているでしょ」と思って、徹底的な言語化はされない
「自分は理解できてる」「言語化って面倒(の割に効果薄い)」と思って、言語化は省きがち
https://gyazo.com/fcd5d03982a4f0efb45820102badd2c2
段落の最初の行を「見出し (HEADLINE)」と呼ぶ
超重要sawachin.icon
見出しだけで「読むべきか?」を判断させる
結論が書かれているのがBest
見出しで必要性を感じた人が、本文で理解を深める
見出しで70%を理解させる
見出しはScrapboxでも重要な場所
scrapbox.Page.lines[n].section.startで「見出しか否か」が判断できる
以下2条件に合致したものが「見出し」となる
1. インデントが下がっていない
2. 一つ上の行に何も書いていない
【★★★★☆】ブラケティング, UNLINK
戦略的にリンクをつけることで見つけやすくする
https://gyazo.com/7296ef0545e9c98595b3f6c8392d9542
LINKがあって、適切なタイトルがついていると参照される確率が非常に高くなる
粋なPage titleは後につけられる。
資料が生まれたときからできるのは「Keyword(重要単語,熟語)をリンクする」だけ
LINKを戦略的につけることで「初心者」にも見つけやすくなる
https://gyazo.com/7bec877b66ebe0fd2dbca72c66eaa9b7
検索力は「最適な検索ワードを知っているか?」に依存する
初心者は言葉を知らない。
https://gyazo.com/0443b92607f8bdc5a664ee4c283dd209
UNLINK も超大事
以下はsawachin.iconの所属する会社のScrapbox Page
https://gyazo.com/00eb5177f863595ba810493a36591d22
「朝会」以外でも関連Page Listが死ぬことはよくある
https://gyazo.com/410138a01a57541a0266c32ab9b23154
関連Page Listに「微妙なPage」がいっぱいあると、見なくなってくる
もったいない。
微妙なPageのリンクは外していく
リンクの外し方(UNLINK)は2種類ある
1. LINKをはずちゃう
After:今日の朝会議事録です
2. LINKをちょっと修正する
https://gyazo.com/f4bb5b2996025706fc0f4b80342386d8
sawachin.iconが作る議事録の1st view
Agenda (当日話した見出し)が一覧になっている
見出し, summary, MTG実施背景のみを1st viewに収める。
2つの点で読者に優しい
1. 後日「あの内容…いつ話したっけ?」が1st viewのみで見つかる
(上部に、前後MTG議事録へのnavigation barがあるため、click 連打するだけで過去を遡れる)
2. 不参加者が「この議事録は私に取って読む価値があるか?」を判断可
1st viewには記載不要なもの
参加者、作成日、MTG実施場所
どの情報も議事録に書いている内容への影響が小さい。不要
「ページをリッチに」をはき違えてつい盛っちゃうのは最初やりがち
後で面倒になって気付くけど
https://gyazo.com/70086379faa94b3bef0c969edb9bd366
sawachin.iconが作る「Knowledge Page」の1st view
Summary, このPageができた理由あたりが1st viewに記載されている
【★★☆☆☆】Page Title作り
Page Titleは「Pageに記載する素材」が全て集まらないと作れない
情報がScrapbox.iconや自分の脳に集まりきったタイミングに「Page title」が降って来る
Titleが先にできることはほぼない
titleができても、内容を作っていく中で変わることが多い
例えば、sawachin.iconの場合以下のようにtitleを作っている
https://gyazo.com/6ac03504d3145ce39413a6837b732efe
【★★★★★】自分の発言(=Scrapbox.iconへの記載)が一段落した時
日本人は一生意識しないといけない。
文章が折り返したら、長い。
Scrapboxは1行55文字
3行で1 tweet(140文字)超え
2行跨いだら70文字
行跨いだらアウトと思うようにしているsawachin.icon
文章が長いと以下を全部、読み手が脳内でやらないといけない
1. 文章を一度、脳に全部放り込む
2. 複数の文に分解する
3. 文同士の関係性を「接続詞」だけでなく、文意を踏まえて構造把握する
4. 把握した構造に対して自分の思考を加える
書き手が工夫すれば、読み手は「4.」以外やらなくて済む
インデントを用いて「文同士の関係性」を明示する
短文箇条書きにする
結論を最初の行に持ってくる
【★★★★☆】MTG終了時点
議事録(対話ログ)はそのまま残してもOK
「書き残されていないもの」がなければ、(MTG参加者であれば)当時の背景情報合わせて十二分に情報取得できる。
口頭共有がある場合は、時間取ってログを残そう
MTG終了時点でsawachin.iconが徹底していること
1行見出しがないと、後で読み返す気になれない
段落分割、文章分割
段落分割,文章分割しないと「1行見出し」がそもそも作れない
1st view作り
1行見出しがないと、1st viewが作りきれない
1st viewを作る前に「段落分割、文章分割」をした上で「1行見出し」を作成しておく必要がある
MTG後にsawachin.iconがやらないこともあるもの
Page title作り
基本やらない
いろんなテーマが持ち寄って話されている以上無理(特に定例MTG)
粋なPage Titleを作れるのは「Pageの内容全体に一貫性がある」ときのみ
「各議題のPageに内容を転記した」だけで満足しがち
大事なのは「深く思考するときに、材料が手元に揃う」こと。
リンク, UNLINK
LINKは「後から見つけやすいようにする」もの
しかし「必要な情報は全てLINKされている」とは限らない
sawachin.iconが参加しない場において「LINK/UNLINK」が徹底される保証はない
「sawachin.iconがKeywordと思うもの」と他の人がKeywordと思うもの。は違う
だから、sawachin.iconは深く思考するとき、どうせ「全ての議事録を見返す」
【★★★★☆】立ち話終了時点
「わかった気持ち」になっていることも多い
立ち話はMTG以上に「後でちゃんと議事録整理する」必要があるsawachin.icon
理由
立ち話は「マンツーマン」で行われることが多い
マンツーマンだと、「口頭でやりとり」されることが多い
誰も議事を取らない。
立場が弱い側によって、単語だけが書き残される
重要情報が削ぎ落ちていることも多い
立ち話、MTGの時のメモはみんなでとるべき
だいたいメモの量が足りないので。
特に「今すぐ意味わからなくても、認識しておいて欲しいもの」が抜け落ちる
なんども聞きに来ることになる
こちらが、「Scrapbox, Googleで検索したら見つかる」言葉でしっかり記載しておく
本人の「大事なメモ」になる
【★★★☆☆】一度Taskを中断するとき
「やったこと」「印象に残っていること」を言葉にしておく
30分あたり3~5行で良い。1ポモドーロごとに言語化がbetter 記憶の新しいうちにやっておくのが最適
【★★☆☆☆】1日の終わり
最後の砦。ここで言語化しないと、忘れたと同義
「寝たらほぼ忘れる」と思ってよし。
【★★★★★】質問されたとき
「人に伝える(答える)」時に資料を作る。一番良い
最も強い動機になる
自分のためは続き辛い。
「しばらくしたら忘れちゃうので今言語化しておく」のは高等テク
人間は「将来のため」に頑張れない
必要性が頭でわかっても体でわからない
「(誰かのために)言語化しておいたものが、偶然自分に超役立った」という経験を積み重ねると…やるようになる
「**さん!」くらい具体的な読者が想定できると自然に言葉が出てくる
質問受けたものから資料作る。が最強
想定しなくても読者がいる。
質問だと10分くらいで資料作れることが多く、やる気になる
質問への回答で「直接答えない」ようにする
周辺情報も一緒に伝える。
情報の見つけ方も伝える
結果、次、自分で思いつく,見つけられるようになる
ナレッジは「失敗」「選ばなかった選択肢」の中にある
An expert is a man who has made all the mistakes which can be made in a very narrow field. Niels Bohr
専門家とは、非常に狭い分野において、起こりうるあらゆる失敗をした者のことである。 ニールス・ボーア(量子論の育ての親・ノーベル物理学賞受賞)
だから「整ったマニュアル」と同等…それ以上に「作業ログ・検討ログ・議論プロセス」が大事 対話は発散である。伝達は収束である。
対話とは以下のような場
例:MTG, 立ち話, 相談,(口頭での)質問
「他人の話をきっかけに新しい考えを思いつく」
「他人が見えていないことを教えてあげる」
などなど。
1人では足りていない考えを「補強する」ケースが多い
伝達とは以下のようなもの
例:(資料のみでの)依頼, 案内, 質問
「相手の背景(知識, 経験)を把握して、必要最小限の情報を伝達し、最大限の効果を得る」もの
情報,背景など全体を俯瞰した上で、戦略的に情報整理するケースが多い
伝えるための
つまり、MTG/立ち話/相談では「整った情報整備」がされない。
発散の分だけ、収束の時間を取らなければならない
1時間の口頭会議であれば、(内容補完しながら)議事録作って30分~1時間かかる
1時間のスクボMTGのログであれば、「一生モノのナレッジ化」には2時間かかる
「MTGログは参加者以外には有益な情報だと思うが、できればみたくないものである」と認識する
整理整頓されていない。
生Dataなので情報量が多い。自分で解釈しないといけない
つまり…疲れる。
sawachin.iconが資料整備のためによくすること
クリスタライズした資料は特にまとめてない
Title, Linksの質が良いとPortal Pageが不要
Linksから巡ることも多い。
Scrapbox内で強く生き続けてくれるので生存戦略が不要
議事録, 雑記はどこかのPageに集約する
作成途中, 1Page1Messegeじゃない
Card表示が貧弱になりやすいので、Page内にListできさいする
議事録だけでなく作業ログもPortalに残す
作業ログ, 議事録の間に優劣はない
「議事録だから重要な情報がある」とも限らない
作業ログも然り。
読み手にとって、価値が同じくらいならば同じように並べてあげる
振り返り時に全ての資料(特に議事録)を読み直す
「当時は価値に気づけなかった情報」を拾い上げるため
3ヶ月~1年前まで掘り起こすことで「当時の失敗」を糧にできる
sawachin.iconがやらなくなったこと
議事録を全部refactoringすること
大規模な資料化をすること
一気に資料を作ること
議事録を全部refactoringすること
量が多い。無理。
クリスタライズする価値も低い
「すでに一度クリスタライズされた内容」を話していることも多い
一回のMTGで「全ての材料が揃う」ことはほぼない
「議事録が有益な資料になること」よりも「MTGで話題が広がり,深まり…大小粒度とわずさまざまな情報が議事録に残っていること」を優先する
議事録に残った内容は、後日まとめて拾ってくる
大規模な資料化をすること
量が多い。心が折れる。
規模が大きいほど、「読者層が多岐にわたる」ため表現/書き方/伝える順序で悩む
手が止まる。しんどい。
どうせ全部伝えるならば「伝える順序」は瑣末なのに、それが気になる
全体構成ばかりに時間をかけて、いつまでも「有益な情報」は資料化されない
具体情報が大事。
具体性が高くないと参考にしにくい
「小さく生み出し、大きく組み上げる」のが大事
大きく生み出さない。
小さい有益な情報をストックしておき組み上げる
だから、「小さな有益な資料」を作っておく。
「**さん!」くらい具体的な読者が想定できると自然に言葉が出てくる
質問受けたものから資料作る。が最強
想定しなくても読者がいる。
質問だと10分くらいで資料作れることが多く、やる気になる
一気に資料を作ること
基本、情報不足になる。
芯を食った「良質な資料」には「良質な材料」が欠かせない
必要な材料は得てして広く深い。
真に役立つ資料には「読者にまざまざとイメージさせる具体的な情報」が欠かせない
具体的な情報は、すぐ集まらない。
経験した, 知ったタイミングに「しっかり(言語化して)残す」のが重要
資料化したい(=深く考えたい)テーマは常に心に抱いておく
本, 記事で良いphraseを見つけたらScrapbox.iconに残す