Scrapbox勉強会 2022/9時点
実施候補時間帯
誰でも飛び入り参加&途中入退室OKです
上の投票は「実施日を決めるため」に行ったものです。
Scrapbox使う場合、200人くらいいても問題なく実施できた
当日Zoom URL
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| 前置き
Knowledge Managementの業界では、/inteltank/Notion.iconNotion派とScrapbox.iconScrapbox派に集約されてきた /inteltank/Notion.iconが圧倒的に優勢
sawachin.iconが推しているだけで、Scrapbox.iconは多くの人に存在すら知られていないんじゃないか
でもsawachin.iconはScrapbox.iconが最強だと思っている
/inteltank/slack.iconもheavy useしているし、他のDocument toolも試したけど、Scrapbox.iconが頭抜けていると思う
本日は「なぜ、sawachin.iconはScrapbox.iconにこだわり続けるのか」をお伝えすることで、皆さんが使うツールの選択肢に「Scrapbox.icon」も入れて欲しい
と言いつつ、変わりました。
「プレゼン短めで、考える/質問回答を多め」にすることにしました
迷いに迷った
Scrapboxの設計思想 / 利用しているチームの雰囲気に触れてほしい
Scrapboxは1.5時間勉強しただけで心酔できるツールじゃない
| Checkin
| 本日の目的・伝えたいMessage
今日、一緒に考える中で伝わると嬉しいこと
Scrapboxは
重視してない
「ナレマネ(どう情報を表現・管理するか)」
重視してる
「コラボレーション」「思考」「アイディア創出」を重視
つまり…「知的労働の対価としてお金をもらう人」にはおすすめのツールです。
例:スタートアップ、新規事業、経営企画、エンジニアリング
| 今日の勉強会の進め方
Scrapboxの基本機能
Scrapboxが「あえて実装していない」機能
一緒にScrapboxのプロダクト哲学に触れてみよう
皆さんの感じる課題、Scrapbox.iconで解決する方法を回答します
| 今日の勉強会を準備してみての感想
めちゃ迷走しました。
最初は「そもそも、ナレッジマネジメントとは何であるか」から話を作った
すでによく考えている人にとっては「聞く時間」が長すぎてつまらない
次は「sawachin.iconがScrapboxを使い続ける理由」を書いてみた
たくさんあって、感覚的で、伝わらないかもと恐怖で震えた
最終的に「ScrapboxのUI/機能から、その特異性を一緒に考える」にした
sawachin.iconのいた組織で、Scrapbox.iconの理解が深まったのはこの流れだった
「なんでMarkdown記法じゃないの?」に対して回答をすることで理解が深まった。
今日もこの流れにしました。
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(発表内容)
本題に入る前に、「本日の楽しみ方」のお話です。
いっぱい感想/質問をください!
今日は前回以上に、「sawachin.iconから伝えること」が少ないです。
一緒に「なんでそんなにscrapbox.iconは変なんだ?」と一緒に考えたい
コメントに対して「話す」ではなく「書く」で回答してみようかなと思います。
無言の時間が長く続きそうなので、BGM入れてみます
Scrapboxのめぼしい機能を紹介します
ほとんどが画面の中にあります
あまり触ったことない人もいるはずなので、少しScrapboxに慣れる時間です
sawachin.iconviewの重要機能
sawachin.iconviewの準重要機能
sawachin.iconviewであまり使わない機能
Presentation Mode
Hide Dots
Upload file
機能一つ一つは「そう言うものか」と言う感じ。
以前は機能の説明を通して「Scrapboxの特徴」を説明してた
でもこれだと伝わらないのでやり方を変えたい
「普通あるはずのこの機能がなぜないのか」の話をしたい
Scrapboxがやめていること
情報のフォルダでの管理
ハッシュタグのメイン利用
Markdown記法の利用
文字装飾記法を充実させること
閲覧専用Userの排除
ページごとの権限設定
API経由でのPageの作成/編集/削除
q.iconそれぞれなんでやめたと思いますか?
Scrapboxが強制してくること
箇条書き
スタイリッシュとは言えないデフォルトのUI
URLとページタイトルの同期
q.iconなんで強制しているんだと思いますか?
それぞれを考えてみた上で、以下のPageを読んでみたい
Scrapboxの開発責任者(/shokai/shokai.icon)と社長(/rakusai/rakusai.icon)の思想がたっぷりある
「大量の情報の管理」するためには
「コラボレーション」に対しての回答
「正しく伝える」に対しての回答
「暗黙知を明文化する理想の方法」に対しての回答
「脱線を通したアイディア創発」をするためには
「更新されないPage」を産まないためには
総括するとScrapboxとは…
「十分に熟考する時間を得ながら、複数の問題を複数人でやりとりする共同編集」をするためのツール
まったく同時に同一ページを編集する同時編集ではない 互いの知識を共有し、今わからない問題の要素を全部並べて、一緒に考える
NotaはScrapbox.iconを「アイディエーションツール」と言っている
Scrapboxがアイディエーションとなるためには
一度言語化された知識が必要なときに見つかる/自動で表示されるべき
対話(特にツッコミ/お節介な解説)が生まれやすいUI/UXであるべき
そもそも知識がうみ落とされる場所であるべき
メモ帳、スケッチブックのように、気軽にかけるUI
Scrapboxは「機能」で説明するのが非常に難しい
次の考え方があるから
だから…
「こんなシーン、Scrapbox heavy userはどう対応する?」に答える方がScrapboxのイメージが湧く
ここからは質疑応答とさせてください!
皆さんに思い出して欲しいもの
「あなたの組織で起こっている課題(ナレマネでも。育成でも。プロジェクトマネジメントでも)」
思い出した上で、「Scrapbox.iconだとどうしている?」と質問ください
きっとこの説明の中で「Scrapbox.iconの設計思想」や「Scrapbox.iconを使う組織の雰囲気」が伝わる
参考情報
sawachin.iconは仕事するとき、ほとんどの時間、Scrapbox.iconを触っています
よくあるナレマネ課題
よく記事を作る人が偏っている。書く人が1割もいない
忙しい人が一番知っていて、Documentにする時間がない
いろんな人に作ってもらうが品質が低く読まれない
資料はあるのに見つけられず、チャットツールで「**教えてください」が絶えない
一度教えてもらったはずなのにまた見つからなくて、恐る恐る「**ってどこにありますか?」の確認
先輩は資料を見つけるのが早いのに、自分は一生遅いまま
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資料整備をしなくていいこと
資料整備は、整備するタイミングでは価値を感じにくい
今の自分はよく覚えている
自分はその資料を見つけることができる(と今思っている)
「資料を読みやすく綺麗に整える」「みつかりやすいように格納する」のも、「やらないといけないのはわかるけど、そのメリットを享受するのがかなり先(or他人)だから頑張れない」こと
ツール上で「対話」がされること
「メモ」じゃなく「対話」であることが大事と思う
メモでは「背景の記載」をしない。後日思い出せればいいから。
対話であれば、相手を想像したときに「これじゃ伝わらないな」とちょっと記載する
そもそも人は、「問いかけ」を通して考えが始まる
問いかけられると、答えを考え始めちゃう
歯抜けで空いていると、「何がそこに入るのか」をついつい考えてしまう
「じっくり詳細に考える/検討する」を誘発すること
よくあるツールだと
「今回のためだけに作っている資料」と思うと、手を抜きたくなってくる
1回しか使われないものに数時間かけられない
流用されるとしても、「流用時に手直しが必要」であれば、今回も手を抜いちゃうと思う
伝えるように清書することを考えると「清書を埋めるように思考」をしてしまう
脱線しない。
早く完了するけど、深くはない
Scrapboxでは
一度作った資料が後で見つかる
一つでもリンクをしていたら、長くて2,3分で見つかる
具体例を
考えてきたこと(思考プロセス/思考の材料)が、意見と一緒に共有されること
よくあるツールだと
「整理」を強制されないのが大事
伝える相手/みせる相手が意識されるUIだと、「綺麗な文章を書こう」となる
「投稿ボタン」があると
今回話すこと
Scrapboxは
「ナレマネ(どう情報を表現・管理するか)」ではなく「コミュニケーション(どう考え/意見/知見をメンバーから引き出すか)」「思考」に力点を置いているツール
大抵の場合
そもそも情報が伝わりきってないです。
プロジェクトの資料。半年かかるプロジェクトならば、100Pageはいくはず
でも100Pageも資料を作らずに進むのは「書かなくても伝わる/察してもらえる」が多数あるから
新しいメンバーが入ってきたときに地獄を見ます。
情報が全然資料になってない。
作業中にメモを取ってない人。これが一般的だと思う
ナレマネ(情報管理)の目的が、本当は「整理」ではなく「見つかる」「活用される」であるのにも注目している
使い勝手はIDEに近く、上手に利用するコツはプログラミング/リファクタリングに近い。
だから…
個人利用よりもチーム利用がおすすめです。
「人を説得する」よりも「人と議論する」「人から健全な批判をもらう」のが好きな人におすすめです。
家やPCの中が散らかりがちな人におすすめです。
つまり…「知的労働の対価としてお金をもらう人」にはおすすめのツールです。
例:スタートアップ、新規事業、経営企画、エンジニアリング
なんでみんな「ナレマネ」に注力しちゃうんだろsawachin.icon
「資料がない」「資料が見つからない」があったときに、
「資料を作る」「資料を見つけやすくする」にfocusしちゃう。
普段の振る舞いの他の部分にはメスを入れない
よくある誤解
資料があれば、知識は届く
反例:コーディング
記事をどれだけ読んでもよくわからなくて、一回実装(と試行錯誤)してみたらよくわかる
資料は一方的にうまく伝わる
反例:寝てしまう大学の授業。
多分、みんな忙しい
忙しいから負荷を下げたい。
メンバーが勝手に学んでくれたら嬉しい
メンバーが好きにやってくれたら嬉しい
なんでみんな「整理」をするんだろうsawachin.icon
多分みんな、過去の成功体験に引っ張られている
学校/アルバイト先ではうまく行っていた
やることが決まっている。新しく増えることはない。道具もこれ以上増えない
UseCaseが明確なので、導線よく設計するならば、だいたい同じような配置になる
自分の家ではうまくいっていた
しまう人と見つける人が同じ
元の場所に戻さなくても「あそこに適当に置いた」「私は普段あそこに放置しがち」という特性から見つけられる
でも…
結婚すると途端に難しい
ライフステージがどんどん変わっていって、その度にものが増える
増えるたびに「どう格納するか」を考えることになる
お互いに「慣れたスタイル」があって、そこでずれる
毎回ちゃんとしまいたい女 vs よく使うんだから出しっぱなしにしたい男
直前に使ったのが「男」「女」どちらなのか?によって保存場所が変わる
PC、ネットワークドライブの中の整理はとても難しい
こうもり問題(こうもりもんだい)とは、情報や物品を分類する際に生じる問題の一つである。例えば A にも B にも分類できる場合に、どちらに分類すればいいのか、といった問題である。
すべてのものや情報は、利用される文脈に応じて複数の属性を持ち得る。しかし、階層構造のように、各項目を木構造の末端にあてはめて分類する方式(図書館資料など)では、項目が持つ複数の属性のうちの一つだけに着目しなければならないという制約がある(たとえば「自民党税制調査会の記録は政治と税金のどちらに分類するか」など)。こうもり問題とは、その制約が原因となって生じる諸問題を指す。
階層整理(フォルダわけ)するWiKi等のドキュメントツールを、複数人のグループで使っていると破綻するパターンがある。 原因は大きく分けて2つ
1. 人が増える
2. ルールが増える
単体ではまだ根性でなんとかなる。
しかし2つが合わさると、「WiKiマスターにお伺いを立ててどのフォルダに入れるか決めてから書いてください」という謎の運用ルールができたり、間違った階層に配置すると「ちゃんとルールに従って整理しろ!」と滅茶苦茶怒られたりするようになって、誰も書かなくなる。 つまり、「常に新しいことをする」上で、「複数人で取り組む」場合、整理は不可能
大事なのは「分類・整理整頓」ではない。
「大事な時に見つけられる」ことが大事。
Scrapboxではどう実現しているのか?
LINKを駆使して「どこからでも辿り着ける」状態にしておく
https://gyazo.com/f5380b869de7aa9626156d5d759169d2
UIが「ついついPage遷移したくなる」設計になっている
https://gyazo.com/17ab8906df0894180b8c856580caf5b4
だから、「あらゆるROUTEで見つけられる」状態になる
https://gyazo.com/5c01f6290a1b00c5a2d10076636eab2e
Page Titleを覚えている人は、
直接検索して、一発で辿り着けば良い
「どのPageからリンクで辿り着けるか」を覚えている人は、
いつもの流れで検索したら良い
見つけたことがない人は、
関係しそうなPageにとりあえず飛んでから、関連ページリストを何度か行き来すればいい。 見つからない場合は、
「やってみせ」した方がいい気がしてきた
何かその場で記事を作ろうかな
いや…「明日から使ってみたいんですけど、どう利用するといいんですか」に対して答えるのが良いかも
本音は…「コミュニティで使ってみてください」だな
自分一人で利用している場合、「メモ」にしかならず、後日思い出しにくいことが多い
見返してもあまり楽しくない
ここら辺は日記と感覚が近い。
メモだと読み返して面白くない
感情・思考プロセス・当時の出来事がしっかり書いてあると、「こんなことあったっけ?」と思い出せる
適当な記事よりも、logmiのそのままlogの方が読み返しやすいことあると思います
コミュニティで使うのも、「誰かとScrapbox上で対話してみてください」がいい気がする
非同期でやると、「何度もラリーが発生してめんどくさくなる」が早い
Scrapboxというかドキュメントコミュニケーションでは「相手からの質問/反論を予期して、先に追記しておく」のが重要
ラリーが減る。
読み手は以下のステップで読み進められて、楽しい。読みやすい
1. 文章を読む
2. 疑問/質問/感情が湧いてくる
3. 2.を解消する話が、次の文章で展開されていて、疑問等が解消される
4. 1.に戻る
sawachin.iconは理解してもらってどうしたいんだろ。
Notionじゃなくてこっちを使ってほしい?
正直Scrapbox自体を使ってもらわなくてもいいw
「研究」「開発」が好きならば、Scrapboxでの対話とかを楽しんでもらえると思ってる
Scrapbox
違うな…sawachin.iconは意地でもScrapboxを使おうとしているんだから、Scrapboxの良いところちゃんと話した方がいいと思う
Scrapboxを使い出して変わったこと
以下の2つをstepに分けるようになった
「吐き出す(≒ブレスト)」
「整理整頓する(≒グルーピング/リファクタリング)」
以前は…
都度「伝えられる表現」への修正/変更をしていた(丁寧語への変更など)
先に「目的・背景・手段…」と書かれたテンプレートがあって、そこに記載していくので上手く書けなかった
(自分にあった書き出しの流れじゃない。言葉がつらつら出てこない)
ティーチング/情報共有がすごく楽になった
一度しっかり言語化して、Pageをリファクタリングしておくと、そのPageがずっと仕事してくれる
例
Scrapboxがすごいのか?
ある。
このツールのあらゆる設計によって、理想のワークフローに誘導されている。
でも、そもそもの思想/使い方も大事
なんでみんなScrapbox使ってくれないのだろうか
一人だと楽しくない
自分一人で書くとき
最低限でも知って欲しいものは
アウトライン編集
他のツールだと「上下入れ替え」はできても「階層を変える」はできない。これが大事
sawachin.iconの利用例を話した方がいい気がしてきた
どの情報も「伝える」が重要
どうせ伝える。
どうせ伝えるからこそ楽したい
ナレッジマネジメントの誤解
コミュニケーションを変革するScrapbox.icon
脳内をダンプするツールです
この説明で何が伝わる?
過剰な「整理整頓」は不要
「Scrapbox上で考える」がメインの使い方だよ
twitterばりにScrapbox上でメモ取るといいよ
大事なのは
知識が生まれたら、Scrapboxに書き留められること
知識が必要なときに、必要な人のもとに届くこと
「知識が生まれる/育つ」がツール上で自然に行なわれること
「今必要な知識を見つける」ための使い方としては
「この単語から辿れば見つかる」を知っていて、そこから辿る
書いている途中にリンクをつけて、参考文献が芋づる式に見つかる
「今、知識を生む」ための使い方としては
気軽に書き始めちゃおう。みんながいるところで
誰かが拾ってくれます。急に質問がくるかもしれない
誰かとScrapboxで会話しちゃおう
めっちゃ質問してもらうんです。
お節介に「説明しよう」をたくさんするのです。
ラブレターを書こう。
独り言をしよう
「知識を見つけやすくする」ための使い方としては
探すときにちょっと頑張って見つけよう
最初に検索したワードでも見つかるようにちょっと小人さん活動をするのです 自分でお掃除をしましょう。
自分にとって見つけやすいを作る。
これらの作業が全部やりやすいUI/UXです。
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| 再掲)本日の目的・伝えたいMessage
| 本日の参考文献
Scrapboxの良さ
基本機能
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