会議はダメ
巷で言われているこういう会議はダメという話は出尽くしている気がする
遅刻はダメ
複数の他人の時間を無駄にすることの損失を考えれば遅刻は許されない
終わりの時間を決めないのはダメ
遅刻がダメなのと同じように終わりの時間が決まっていない会議は、ただひたすら複数の人の時間が浪費されるので、タイムキーパーが必要である
話す内容が事前にわからないのはダメ
アジェンダ(議題)は最初に決めておき事前に全員に配布されるべきである
だらだらと話し、決めない会議はダメ
決定することが会議の目的。だらだらと話して何も決まらない会議は時間の無駄である。何を決めるべきか、最初に明確にして、全員がそれに意識的になるべきである
発言しない人が参加するのはダメ
能動的に発言せず聞くだけの人は時間の無駄である。あとで議事録を読めばよい
次につながらない会議はダメ
次の会議までに各自が何をするか決めてから終了すべきである。さもなければ、会議と会議の間の時間、無為にすごしてしまい、進歩がない
他にもあったかな? 反論は難しい
でもそれは、すべてが会議ドリブンだからで、いわば「会議主義」だからだ
でも、実際に実施すると困ったことが起きる
よくありそうなのは、、、、
短時間で決めなければならないため、判断の質が落ちる
ゆっくり話す時間が欲しいので、飲み会など非公式な会議が増える
議事録がお粗末なので、参加していない人にも二度手間で説明する
こういう矛盾が安々とは解決しないので、結局今日も会議は長い長い....
チャットを導入すると、かなり解決できる
非同期で会話ができるので、時間が無駄にならない
時間をかけて話すことも短時間で決めることもどちらも柔軟に可能になる
二人が会話している様子を第3者が見ることができる
Scrapboxを導入すると、ほぼ全部解決できる
チャットの非同期性に加えて、リンク機能によって、文脈(コンテキスト)の把握が可能になる
「話し合っている内容自体が、なにを言ってるのかわからね〜」という前提知識がないメンバーを限りなく減らせる
行単位で任意のタイミングで質問が可能になっている
その答えを「リンク」できる
そのリンクが積み重なって、初心者(この場合、その議題についての初心者)でも全体像が把握できる道がつけられる
その前になにを話していたから、いまこの話をしているのか?が分かる
この言葉の意味がわからない?という問題がなくなる
誰かの発言を待たなくてよくなる
チャットも会議のメタファーを背負っている
たとえば10人で同時にチャットしている場合、中心的な人物からすると、初心者(この場合、その議題についての初心者)に質問されると鬱陶しい
たとえば会計チームのチャットルームであるソフトウェア資産について煮詰まった議題を話しているときに、別のメンバーが、「資産ってなんですか?」とか聞くのは難しい
Scrapboxだとソフトウェア[資産]の配分についてなどと書いておけば、資産について学ぶことができる
「資産」ページにどんどん質問や学んだことを書けばよい
別の話題に広がっていった場合、「それ、今回の話題じゃないので後にしてください」などと言われる
Scrapboxだと別の話題だろうが、どんどんリンクして展開すればよい。すべての話題が並列で進む
このあたりは、/shokai/ターン制コミュニケーション参照
誰かを待たずに非同期で伝達と学習と議論と決定が各自のスピードで同時に進む
いったん慣れると、会議が前時代的にしか感じられなくなる
会議主義の問題
重要なことは会議でしか決まらないと思っている
会議に依存した体質
↑で最初にあげたもののうち「会議と会議の間の時間、無為にすごくしてしまい...」は、会議依存があらわれている。
そもそも人間の動機が会議でしか生まれないということはない
会議が増えすぎると、仕事をする時間がなくなるから、結局会議主義もスケールの問題を抱えている
会議は会議の工夫でなんとか改善できると考えていると、ますます会議主義の沼にハマり会議が増える