条文の約束事(最小限バージョン)
「○条○項○号」と呼んだり書いたりするための最小限の約束事をまとめました。
青い文字のリンク先に、少し詳しい説明があります。
それぞれについての動画をこのページの下方に置いています。
法令の原文は、通常は、縦書きであり、数字は漢数字。
横書きの文章では、数字は算用数字で書いてよい。
1個の段落が「項」。
項のなかで何かを列記するのが「号」。
1個または複数個の項がまとまったのが「条」。
条のなかに項が1個しかない場合は「第○条第1項」と言わず単に「第○条」と言う。
「第」を付けるのが正式だが、略してもよい。
o「第23条第1項」(正式)
o「23条1項」(略式)
x「第23条1項」(正式と略式の混在)
枝番号が付いているものも付いていないものも全て同等。104条の11は104条の子分ではない。
枝番号には「第」を付けない。
x「第104条の第11」
o「第104条の11」(正式)
o 「104条の11」(略式)
「第」を略する場合も、枝番号の次に続くものがあるとき、そこにおいては略さない。数字と数字の間に仕切りを入れるための便法。
x「104条の11 1項」(仕切りが見えない)
x「104条の11の1項」(「の」は枝番号だけ)
o「104条の11第1項」(略式)
o「第104条の11第1項」(正式)
https://youtu.be/wklDgPN1glA
https://youtu.be/BTg29sgvkbo
https://youtu.be/VSwLyp943XI
https://youtu.be/2qXrhujQGsE