漢数字と算用数字
ポイント
横書きの文章では、数字は算用数字で書いてよい。
https://youtu.be/wklDgPN1glA
次のようなものは、算用数字にすると具合が悪い。
固有名詞
「小泉純一郎」、「千葉県」、「十三駅」、など。
熟語
「同一」、「一般消費者」、「第三者」、「一部」、など。
「一部」を「1部」と書くと、意味が変わってしまう。
「xx○丁目」も、これ全体で地名であって「○」の部分は(本来なら)漢数字で書くべきであるとされる。「本郷七丁目」など。もっとも、これは、「本郷7丁目」でもわかってもらえる。
原文が縦書きである法令では数字は漢数字となっている。
これを横書きにするときは、原文を引用する場合も、算用数字にしてよい。むしろそれが普通。
上記のように漢数字とすべき例外があるなどの事情があるので、漢数字で書かれた法令を全置換で算用数字にするのは難しい。私のウェブ上の文章などでは、法令の原文を引用する場合には、原文のままとしている。地の文では算用数字で書く。