知識体系の衰退
勉強熱心な人が発表をして、有識者から「ここが変ですよ」と指摘が頻繁に入るのは、知識体系の情報が劣化せずに伝搬する性能が低い。適切な理解のための自動修正が含まれていなければならない。
20世紀初頭のフォードの精細ラインにおけるフィッターは、品質不良のシグナル
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ToC(制約理論)入門 / ToC Introduction
優秀な方々がTOCについて熱心に調べて作られた資料だと思う。TOCオタクからするとところどころ間違っている。特にスループットについては、前半と後半で説明が食い違っている。
P6では販売を通じてお金を作り出す割合、P40では価値を市場に提供するまでとなっている。P40の定義では、全く収益が出ていない。これはP6の業務費用に該当する。
https://gyazo.com/f7e32c50db8cd3cea12c308a13b3cd77
https://gyazo.com/5fe88e8af2393d19936c2b49ea2089ed
この資料に限らず、TOCが説明されるときには混同がかなり多い。優秀な人が熱心に調べても混同しやすいのだとしたら、それは調べた人が原因というよりも、知識体系の情報の伝達の仕方に問題がある。
知識体系が社会に有効に使われるために、誤解せずに理解できる、利用したら結果が出るといったことが重要。TOCは分かりづらい。どれだけ有効でも理解が困難であればコストになる。20年後も残ってるのだろうか…
知識体系の理解を維持するためのフィードバックが必要
Q リエンジニアリングといえば、ある時点ではアメリカ企業の八〇%が実施していたそうですが。
A そうですね。当初は、リエンジニアリングもしっかりした土台のうえに成り立っていました。職能に着目したものではなく、業務プロセスの再構築を目指していたのです。ところがやがて、リエンジニアリングの失敗例が報じられるようになりました。「リエンジニアリングはうまくいかない」という声が上がったとき、誰も「これは本来のリエンジニアリングとは違う」と指摘しませんでした。
シグナル
衒学的
使うために、際限なく学ばなければならなくなる。より依存させようとする。
スクラムでもパタンは上級コース、あたりまえにはほど遠い
絵を使おうとすると 絵本みたいなのを作ろうとする
デザイナーから見たら、プロジェクトマネジメントですぐExcel使おうとしたり、ガントチャート作ったり、アサインすることが仕事だと思っているのと同じ考え。クオリティの方向性がズレていないか
豊富なコンテキストが得られる動画による教育が普及するだろう
クックパッドからクラシルへ
コーヒーハウスは個人的な動機から始まる
最も見識がある人が最も喋るのはうまくいかない。それはコミュニティじゃなくて講義だからだ。先生の有り難いお話を聞く場になってしまう。こういった場のシグナルは、みんなの締めの言葉が「ありがとうございます。貴重なお話を聞けました」だ。