加速主義
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「資本主義的な超グロースをベースに、後から格差をなくしてく」方向 全てを共有物にするとダンバー数を超えたあたりからコモンズの悲劇でボロボロになるからなあ。かといって全資産である共有物の管理者を定めると権限が強力すぎて独裁者になる 再配分・トリクルダウンなどによって、社会的・経済的な不平等(格差)が、最も恵まれない人々の最大の利益になるなら、格差OK
加速主義の分類
右派加速主義では、資本主義のプロセスを加速させることで、シンギュラリティを目指す 左派加速主義では、資本主義のプロセスを加速させることで、社会改良を目指す 右/左の政治的立場を主張しないが、シンギュラリティを目指す
加速主義というのは「思想」というよりある時代的な「気分」、さらに言えばその気分に対する「姿勢」であり、それによって採るアプローチ(右派/左派/無条件)が変わってくるという認識
あと加速主義は歴史(大きな物語)の終わりの中で近代の取り戻しとオルタナティブな再構築を志向しているという意味では加速主義はポストモダン(近代以後)ではなくオルタナ・モダン(もうひとつの近代)と呼びたくなる
加速主義についての包括的な文脈を、2500年前の「軸の時代」にまで遡り、また20世紀末以降の「存在論的転回」に関係づけて論じました。ぬかるみ派の方々、機会を与えていただいただけでなく、ビビらずに公開していただき、ありがとうございました。