存在論的転回
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= ontological turn
人類学・転回
文化人類学がおもしろい|way_finding|note
二項対立(自然/人間、存在論/認識論)を前提とせず、多様なアクターそれぞれにとって存在する「多様な世界が生成される物質=記号的な実践の過程」に着目する。
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ティム・インゴルドによれば「存在論的転回」とは「認識論から存在論への思考様式の転回」
認識論では、二項対立を前提として、両者の間の関係がどのように成立するか、を問う
存在論では、私たちが知っている世界はどのように「ある」のか、を問う
関係論的存在論の「関係」のイメージ3つ
①互いに対して本質的に閉じた、二者の間の取引、というイメージ
②二者の関係は、制度的枠組みの中で占める位置関係である、というイメージ
③関係を、いのちある存在が一緒にやっていくことについて経験するあり方、とみる。
「関係し合う存在」は「相互に構成されてい」て、動的に位置している
なんかみてると、環世界と相性が良さそうだなーと。
こうおもうとアイデンティティーなども存在論的転回をして欲しい
フィリップ・デスコラ・エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ
「僕たちは多文化主義から多自然主義へと向かわなければならない」奥野克巳に訊く"人類学の静かなる革命" | DOZiNE
自然/人間の関係性をどう認識しているのかを明らかにし、それが調査にどう影響を与えているのかを考えようとした
多文化主義/多自然主義
多文化主義は西洋思考の深くにまで浸透していて、これが認識論的な次元で、先住民たちの行動を人類学者が観察する際のバイアスとなっている
多文化主義はほぼ文化相対主義