九州大学 - fusionpapers

九州大学

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九州大学は核融合研究において先進的な取り組みを行っており、主に3つの実験装置を用いて研究を進めています。

#QUEST (Q-shu University Experiment with Steady-State Spherical Tokamak)

QUESTは九州大学応用力学研究所高温プラズマ理工学研究センターが運用する核融合実験装置です1。この装置の主な特徴は:

球状トカマク型の核融合実験装置

核融合炉の定常運転実現を目指し、トカマク放電の長時間維持に挑戦

高周波プラズマ加熱とプラズマ粒子制御により2時間超のトカマク運転を実現

球状トカマク史上最長の放電時間を記録

核融合炉の壁温を模擬できる高温壁を利用した粒子制御を実施

QUESTでは、高ベータ定常化の学術基盤研究や、球状トカマクの特徴的磁場配位に適合するダイバータ開発研究、壁温度制御による長時間運転での粒子循環制御などの研究が行われています16。

#PANTA (Plasma Assembly for Nonlinear Turbulence Analysis)

PANTAは九州大学応用力学研究所で運用されている線形プラズマ装置です。この装置は主に:

プラズマ乱流の非線形ダイナミクスの研究

プラズマ輸送現象の解明

核融合プラズマの閉じ込め性能向上に向けた基礎研究

に用いられています。

#PLATO (PLAsma Turbulence Observatory)

PLATOは九州大学応用力学研究所で運用されている装置で、主に:

乱流構造の時空間発展の解明

核融合プラズマの閉じ込め改善に向けた研究

に活用されています。

これら3つの実験装置を用いて、九州大学は核融合炉の実現に向けた基礎研究から応用研究まで幅広い取り組みを行っています。特にQUESTでは、高温壁を用いた粒子制御や長時間運転の研究など、核融合炉の実用化に向けた重要な課題に取り組んでいます35。

また、これらの研究は九州大学だけでなく、全国の大学や研究機関との共同研究として進められており、日本の核融合研究の発展に大きく貢献しています27。

Citations:

3]_HP/QUESTplan.html

7]_HP/sub/pdf/sympo14/01_idei.pdf

名古屋大学と同じで、LHDと連携講座？があります