平田国学を学びたい人のために
(作成途中)
平田国学の基本資料
気吹舎日記(総称): 平田篤胤の門人組織である気吹舎の(公式)日記。 金銀入覚帳(『国立歴史民俗博物館研究報告』146[宮地正人編「平田国学の再検討 (3) 」]2009年、所収) 門人帳: 「誓詞帳」、「門人姓名録」(ともに『新修平田篤胤全集』別巻、名著出版、1981年に所収) 『国立歴史民俗博物館資料目録6 平田篤胤関係資料目録』国立歴史民俗博物館、2007年: 「平田篤胤関係資料」(平田家旧蔵、国立歴史民俗博物館所蔵)の目録
(後掲)科学研究費補助金 基盤研究B「平田国学の再検討―篤胤・銕胤・延胤・盛胤文書の史料学的研究―」報告書にもとづくもの。
「人名及び書名索引」(=『国立歴史民俗博物館』159[宮地正人編「平田国学の再検討 (4) 」]2010年)
下記の刊行物(翻刻、資料目録など)を対象とした人名・書名の索引
『国立歴史民俗博物館研究報告』122
『国立歴史民俗博物館研究報告』128
科学研究費補助金 基盤研究B「平田国学の再検討―篤胤・銕胤・延胤・盛胤文書の史料学的研究―」(代表者 宮地正人・樋口雄彦、平成15 2003〜平成18年度 2006)報告書、2007年 『国立歴史民俗博物館研究報告』146
平田篤胤の伝記:最重要のもののみ
渡辺金造『平田篤胤研究』六甲書房、1942年
山田孝雄『平田篤胤』宝文館、1940年
田原嗣郎『平田篤胤』吉川弘文館、1963年
伊藤裕『大壑平田篤胤伝』錦正社、1973年
平田篤胤の年譜
平田銕胤「大壑君御一代略記」(版本『玉襷』所収)(『新修平田篤胤全集』6、所収) 渡辺金造「平田篤胤年譜」(『平田篤胤研究』六甲書房、1942年)
吉田麻子「平田篤胤略年譜」『別冊太陽 知のネットワークの先覚者 平田篤胤』平凡社、2004年、所収)
「平田国学関係年譜」(国立歴史民俗博物館編刊『明治維新と平田国学』2004年、所収)
遠藤潤「平田篤胤・気吹舎関係年表」(遠藤潤『平田国学と近世社会』ぺりかん社、2008年、所収) 平田篤胤の著述
各著述について、「草稿」(下書き)、「稿本」、「清書(本)」、「版下」、版本、などの別がある。
最重要
国立歴史民俗博物館所蔵の草稿・稿本類
秋田県公文書館所蔵の草稿・稿本類
テキスト相互の関係をおさえると見通しがきくようになる。
『霊能真柱』: 先行するテキストである服部中庸『三大考』の関係は?
『古史成文』: もとの名前は「古史」。
『古史伝』: 「古史(古史成文)」についての「伝」(≒注釈)
(参考)本居宣長『古事記伝』は『古事記』についての「伝」
『古史徴』: 「古史(古史成文)」について「徴」(≒根拠・典拠を示す。)
(参考)荻生徂徠に『論語徴』がある。
…
気吹舎門人であるかどうか
「誓詞帳」(平田家蔵本の翻刻が『新修平田篤胤全集』別冊に収録されている)
「門人姓名録」(無窮会図書館神習文庫蔵本の翻刻が『新修平田篤胤全集』別冊に収録されている): この本の書き入れは、基本的に神習文庫の主である井上頼囶による。 気吹舎門人の人数と地域分布
三木正太郎「伊吹舎門人の年次別・国別分布一覧表」『日本思想史の諸問題』皇學館大學出版部、1989年(付表として所収)
平田篤胤研究文献目録
井上順孝「平田篤胤研究文献目録〔明治以降〜昭和48年9月現在〕」『國學院雑誌』74-11、1973年
飯沢文夫編「平田篤胤研究文献目録」『新修平田篤胤全集 別冊』付録、名著出版、1981年
遠藤潤「平田篤胤研究文献目録」『平田国学と近世社会』ぺりかん社、2008年 研究・調査の歴史的展望(とりあえず)
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